松島屋ないまぜ帖

2022年01月

2022.01.11

成人式、オンライン!

昨日は成人の日だった。

全国120万人の新成人の皆さま

そしてご家族の皆さま、

おめでとうございます。

    

成人式、

中止・延期した自治体もあれば

前倒しした所、

複数回に分けての分散開催や

区の公式チャンネルで生配信する

「ハイブリッド型」などなど。

スマホがあれば

どこにいても見られる時代。

  

僕の二十歳の頃とは

随分違う。

携帯電話なかったし、

家のプッシュホンには

子機すらなかった。

  

民放改正で今年4月1日から

成人年齢が18歳に!

今年は、歴史的な年になる。

  

人生、何があるか、わからない。

何があっても、

おもしろがって欲しい。

  

大波も、荒波も

一緒に

越えてゆこう!


2022.01.10

干物

  

今日1月10日は「干物の日」。

「干」の字が

「一」と「十」からできているから。

  

  

歌舞伎座で

「干物(くさや)」の役を

経験したことがある役者は二人。

松本幸四郎サンと僕。

  

「大江戸りびんぐでっど」

宮藤官九郎サンの脚本。

幸四郎サン(当時:染五郎サン)は

実は、コモドオオトカゲの干物で

僕はイルカの干物だった。

  

クドカンさんの脚本は

いい意味でぶっ飛んでいる。

来月のコクーン歌舞伎「天日坊」も。

  

今日から稽古が始まる。

乞うご期待!  

  

2022.01.09

博物館に初詣

初春の東京国立博物館へ

毎年“拝み”に行きます。

  

長谷川等伯

国宝「松林図屏風」。

展示室の空気がまず違います。

  

  

来場者は、

最初、遠巻きに全景を眺め、

辺りの空気に慣れたところで

徐に作品へ近づき、

じっくりと対面の時を持つ

というパターンが多いことに

気づきました。

  

白い和紙の上に

墨の濃淡だけで

松林を描いている水墨画が、

周りを圧するのです。

  

じっと佇んでいると

光と風と湿度が感じられます。

  

これほど実物と印刷物の差が大きい作品を

見たことがありません。

思わず手を合わせたくなる

オーラを放っているのです。

  

初詣のこの時期

本館の大階段には

真生流・山根由美氏のいけ花が

  

「寅年」に因んだ

特別展示も。

展示替えがありますので

お出かけの時は

チェックなさってくださいね。

   

2022.01.08

王者の風格

  

冬晴れで雪が残っていた昨日、

上野東照宮のぼたん苑へ。

    

園内には150株の冬牡丹があって

見頃を迎えています。

  

  

雪や霜除けの藁の囲い

通称「わらぼっち」。

実用的な上に可愛くて

日本人の知恵って凄い!と

感心しきり。

  

花のネーミングも素敵です♪

  

花王(かおう)↓

 

黒龍錦(こくりゅうにしき)↓

 

  

鎌田藤(かまたふじ)↓

  

黄冠(おうかん)↓

 

  

日月錦(にちげつにしき)↓  

    

冬牡丹の花言葉は

「王者の風格」「高貴」など。

  

三密ナシ

会期中、休園日ナシ(2月23日迄)

穴場スポットです。


 

2022.01.07

寒い夜だから・・・

昨日は東京に大雪警報が出た。

予想以上の積雪に驚く。

雪の峠は越えたようだが

シンシンと冷え込んでいる。

  

こんな日は

亀蔵コレクション

8cmシングルCDより↓

  

「寒い夜だから・・・」

小室ファミリーのtrfが

1993年の冬にリリース。

  

trfはその後

大文字のTRFに。

  

近年、「EZ DO DANCE」が

エクササイズで再注目。

  

ヴォーカルのYU-KIさん

好きだったなぁ。

  

ホンジャマカの恵サンがMCの

DADA.LMDという

テレビ朝日の深夜番組で

彼女を見たのが最初。

  

あの頃はディスコ第3波。

番組の中でステップレクチャーがあって

松江くん(当時玉太郎くん)と

練習してたのを思い出す。

  

寒い夜だぁーからぁー

  


  

  

2022.01.06

獅子舞

毎日、獅子舞を見ている。

楽屋のモニターで。

  

国立劇場では

松の内は毎日

舞台の下手(客席から向かって左側)

と花道で

獅子舞が披露されている↓

 

獅子は伝説上の生き物で

悪霊を追い払ってくれる。

  

獅子の好物は牡丹の花。

  

「南総里見八犬伝」では

「牡丹のアザ」が

重要なキーワードで

八犬士を結ぶ不思議な因縁の一つ。

  

そしてチャリ場はまだまだ進化中。

ネタバレになるから詳しくは言えないが

お楽しみ頂きたい。

  

2022.01.05

ちはやふる

  

デパートの展覧会が好きです。

今月17日まで開催中の

松屋銀座「ちはやふる展」。

  

「ちはやふる」は

連載中の少女漫画(現在47巻)で

競技かるた、友情、恋心が

軸に描かれています。

  

アニメや映画(広瀬すずサン主演)

にもなっているので

ご存じの方も多いかと。

  

  

原画はどれも優しい色使いとタッチ。

会場には、かるたや屏風なども含め

およそ500点が展示されています。

  

こういう風に百人一首が学べる

今どきの学生さんが羨ましいなぁ↓

 

微笑ましく思ったのは

気持ちを伝えるアイテムとして

「和菓子」が使われているところ。

  

主人公達は

手土産のお菓子の包装紙に

メッセージを書き込んで渡すのです

 

  

そして、物品販売所で

嬉しいお品を見つけ

買って帰りました。

  

漫画の中にも出てくる

福井県の浅野耕月堂さん「松乃露」↓

  

砂糖と卵白の軽い口当たり。

粉末コーヒーが表面に。

  

昭和天皇陛下が

ご当地ご宿泊の折

お茶請けに出されたお菓子で、

お代わりを所望され

お買い求めになられたそうです。

  

王道の百人一首を覚えるだけじゃなく

クイーン戦が行われる滋賀県の近江神宮へ

実際に足を運んでみるとか、

コラボしている東京都文京区の

コミュニティーバスに乗ってみるとか、

作品で描かれた花を家で調べてみるとか

楽しみ方がどんどん広がっていく

「ちはやふる」。

  

日本文化の一つである和歌が

どんな形であっても

お若い方々の間で話題になるのは

嬉しいですね。

  

国立劇場初春歌舞伎、開幕中。

「学割」ございますので

お若い方も、是非〜♪

  

 

    

2022.01.04

御朱印

これぞ元祖スタンプラリー。

  

御朱印を頂きに赤坂氷川神社へ。

  

季節限定の御朱印、

松の内は「波に千鳥」。

  

千鳥は「千取り」に通じて

豊かさや幸福の象徴。

  

波は「荒波(困難)を乗り越える」。

  

徳川吉宗将軍建立の御社殿は

震災や戦災を免れたそうで

東京都の有形文化財に指定されている。

  

そして奇跡的に

神社の例祭日が僕の誕生日。

これをご縁と言わずして何と言おう。

  

厄除け・縁結びの神様。

2022.01.03

箱根駅伝と郷土愛

お正月恒例の箱根駅伝、

昨日は往路でした。

ご覧になりましたか?

  

青学の流れを変えたのは

3区でスパートし

トップで襷を渡した

1年生の太田蒼生くん。

福岡県の大牟田高校出身。

マラソンや駅伝が強い伝統校です。

ふむふむ、納得。

実況中継では

篠栗(ササグリと読みます)町で

育ったと。

  

篠栗、その風景が浮かびます。

福岡市から東に12kmの

山が多い所。

福北ゆたか線

城戸南蔵院前駅近くの

釈迦涅槃像が有名です。

世界最大級のブロンズ像

全長41mの寝仏さま。

建立翌月にご住職様が

ジャンボ宝くじの1等ゲット!

地元では話題沸騰でした笑。

  

雪が降った日は

まるで水墨画のよう!

息を呑むほど美しい景色が広がります。

あそこで育ったのね、

がんばれ〜太田くんっ!

  

スポーツには

競技だけじゃなく

プラスアルファーの魅力があると

改めて思います。

中でも郷土愛をくすぐる

箱根駅伝はたまりません。

  

そして応援できる幸せ。

今日は復路です。

校章をリメイクした

指輪を御守りがわりに

母校を応援します。

  

2022.01.02

北北西に進路を取れ

  

毎年、お年賀状を書いて

なんとなく書き初め代わりにしていますが

正しい書き初めって

  

調べたところ

「若水で墨を擦り

恵方に向かって詩歌をしたためる」

とありました。

  

若水は今年最初に汲んだ水のこと・・・

水道水、溜めてないし・・・

そこは来年から心して準備することに。

 

恵方は、大丈夫♪

今年は「北北西」。

ヒッチコックの映画

「北北西に進路を取れ」と

覚えておけば間違いありません。

ケイリー・グラント

カッコ良かったですね〜♪

   

書き初めは「初硯(はつすずり)」とも

呼ぶのだそうです。

硯の産地、日本にはいろいろありますが

我が家は、

甲州の雨端。

以前のプラスティック製とは

使い心地が雲泥の差。

あっという間に墨が当たれます。

やっぱり天然石は素晴らしい!

筆吊りは、

カリンを本漆で仕上げたもので

鍬の形をしています。

使わない時、分解できるので

こりゃ、便利!

と、求めました。

実際は、毎日筆を使うため

いつも机の上に出しっぱなし。

片付ける間がありません笑。

  

書き初めの「詩歌」

さあ、これが問題です。

あ!初夢の回文なんてどうでしょう?

初夢は、大晦日、元日、二日の夜と

諸説ありますが

夢、見てないので今夜こそ!

 

 

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