松島屋ないまぜ帖

2021年12月

2021.12.31

令和3年を振り返る

昨日は日本経済も大納会。

東京証券取引所のゲストは

大河ドラマで渋沢栄一を演じた

吉沢亮さんだった。

  

因みに大阪証券取引所は

今回初めてゲストを招いて、

それがディーン・フジオカさん。

なるほどそうきたか。

五代友厚だから、納得。

嫁、YouTubeライブ画面から

目を離さず。

打鐘の回数が東京と大阪で違うとか

手締めと万歳がどうとかこうとか言ってた。

  

さて、今年一年を振り返ってみる。

コロナ禍にもかかわらず

歌舞伎を応援してくださった皆さまに

感謝しかない。

  

1月、国立劇場

「四天王御江戸鏑」

菊五郎劇団では毎年

チャリ場担当。

  

2月は翌月の仕込み&稽古。

初めての試みで

国立劇場のスタッフさんと

何度も何度も打合せ。

  

3月、国立劇場

「歌舞伎名作入門」解説&

「時今也桔梗旗揚」

大人向けの歌舞伎解説で

OK!Google笑。

  

4月は翌月の稽古。

初役で釣船の三婦。

  

5月〜6月

シアターコクーン

まつもと市民芸術館

「夏祭浪花鑑」

久しぶりの地方公演。

  

7月、歌舞伎座

「御存 鈴ヶ森」

雲助のアナログな立廻りが好きだ。

  

8月、歌舞伎座

「義賢最期」

前年中止になった

こんぴら歌舞伎のリベンジ。

      

9月、歌舞伎座

「東海道四谷怪談」

仁左衛門さん玉三郎さんペアの

四谷怪談に出演させて頂いた。

    

10月、歌舞伎座

「松竹梅湯島掛額」

本年2度目のぐにゃぐにゃ笑。

「喜撰」

もう傘を回す年齢になったか。

ここまで4か月連続の歌舞伎座。

    

11月赤坂ACTシアター

「廓噺山名屋浦里」

再演でスッキリ&

ブラッシュアップ。

「宵赤坂俄廓景色」

大詰めの長三郎くんに

全て持って行かれた笑。

  

12月、充電&国立稽古。

      

配信では

「紀尾井町家話」に2回出演。

全編アドリブの

「マーダーミステリーシアター」は

初めての体験だった。

  

この一年、いろいろなことを

一緒に楽しんで頂けたら幸いでした。

  

今夜は、例年通り

紅白見ながら

年越しそば笑  

  

来年も引き続き

宜しくお願い申し上げます。

  

  

  

  

2021.12.30

本年納めの一粒万倍日

  

歳神様をお迎えする準備、

皆さまのお宅では整いましたか?

  

『正月事始め』の日から

ちょこちょこ時間を見つけて

進めてまいりました。

ようやく本日完了“予定”です。

  

というか、お飾りは

明日だと「一夜飾り」になってしまい

縁起が悪いので

何としても今日中に頑張らなきゃ。

  

神棚だけでなく、お仏壇も。

亀蔵の父方と母方の

両方のご先祖さまへ

いつものお酒やお花に加え

お餅をお供えします。

 

お正月のお菓子は

ここ数年「枯露柿」です。

山梨県の特産品で

渋柿をコロコロと転がしながら

満遍なく天日に当てて

干し柿にするため

「ころがき」の名前になったと

農林水産省のHPに出ていました。

  

「あんぽ柿」との違いは水分量。

あんぽ柿は50%

枯露柿は更にその半分の25%ほど。

糖分が白く結晶化しているのが特徴です↓

   

お屠蘇に、ポチ袋に、

お年賀のお品に・・・

半襟、新しいのに

付け替えなくちゃ!

気ばかり焦る年の暮れですが、

今日は今年最後の一粒万倍日。

自分のことよりも

まずはお人のためにできること

周りの方が喜んで下さることに努めます。

     

2021.12.29

散歩の途中で偶然・・・

  

深川あたり

清澄庭園の近くを散歩している時に

こんなモニュメントを見つけました。

積み上がっているのは和本?↓

 

『滝沢馬琴(曲亭馬琴)の代表作

南総里見八犬伝は

日本古典文学最大の長編小説です。云々』

  

とあって、

立看板を見ると・・・

  

え?ええっ!?

私、偶然、

曲亭馬琴生誕地に

辿り着いちゃったようです↓

  

清澄庭園のお隣と申しましょうか

清澄通を挟んだお向かいと申しましょうか。

今は江東区の

老人福祉センターに

なっています。

  

これもご縁!

亀蔵は国立劇場初春歌舞伎

「南総里見八犬伝」の稽古中。

馬琴先生の“引き”なのかもしれません。

  

当時、106冊!

刊行されたそうですが、

来月の国立劇場では

その中のオイシイとこだけ

ギュッと凝縮して皆さまにお届けします。

  

きっと馬琴先生が応援して下さっています。

初春の華やかな「南総里見八犬伝」

どうぞご期待くださいませ〜。

 

  

2021.12.28

笑い納め

昨日は、寄席で笑い納めでした。

  

新宿・末廣亭の

今月の下席は

義理兄である春風亭一朝が

昼の部のトリ(主任と呼びます)。

入口に大きな看板が出ています↓

  

場内に入ってビックリ!

撮影できないので

お見せできないのが残念ですが

ほぼ満席‼︎

  

一朝目当てなのか

大掃除などの戦力外通告を受けたのか(苦笑)

そこのところは定かではありませんが

ご年配のおじちゃま方が

ソフトドリンク片手に大笑いなさってました。

  

おばちゃまの笑い声とは違って

おじちゃま達の笑い声は

低音で椅子が震えるように響きます。

なんだか嬉しく胸が熱くなりました。

  

都内に4ヶ所ある寄席は

それぞれに特徴があって

それすらもネタにする噺家サンがいる位。

  

新宿・末廣亭は、

テレビ東京「新・美の巨人たち」でも

紹介された凝った造りで

建物も見所の一つです。

  

コロナ対策ということで中入りの度に

窓を開け、空気の入れ替えをします。

お運びの際は

どうか、寒さ対策を

しっかりなさってくださいませ。

  

2021.12.27

ジャケットは篠山紀信先生

1980年の大晦日

僕は原宿の交差点にいた。

初詣に向かっていた。

ちょうど新年になった瞬間

どこからともなく鐘の音が聞こえて来た。

お寺の、除夜の鐘ではない。

教会の・・・聞き覚えのある曲のイントロ!

鳥肌が立った。

  

ジョン・レノンの

「スターティング・オーヴァー」

12月27日

ビルボード1位になったばかりの曲だった。

  

 

ジャケットカバーは

篠山紀信先生の作品。

ヨーコさんから電話が入り

すぐに渡米した篠山先生が

ニューヨークのセントラルパークで

撮影したもの。

  

5年間、主夫業に専念したという

ジョン・レノンが

ついにカムバック!

待望の作品だったが・・・。

12月8日の深夜、暗殺され

まるで追悼のように

この曲がかかっていた。

  

遺作「スターティング・オーヴァー」は

5週連続で

ビルボードのトップで輝き続けた。

  

  

2021.12.26

プロ野球誕生の日

1934年の今日、

プロ野球が誕生した。

アメリカと対戦するため

大日本東京野球倶楽部

(=読売巨人軍の前身)が作られた。

だから今日は「プロ野球誕生の日」

そして「ジャイアンツの日」。

  

我が家のジャビット君↓

   

背番号は555。

楽屋でもらったのかなぁ〜。

なんでうちにあるのかなぁ〜。

  

あ!タグが付いてる。

読売新聞、とある。

読売新聞の購読を始めた時の

プレゼントかも!

  

子どもの頃、よく野球の切符をもらって

後楽園球場へ行った。

1番柴田

2番土井

3番王

4番長嶋の打順だった。

  

2021.12.25

日本一の○○○男

今日12月25日は、

イエス・キリストの誕生日

というより

僕にとっては

植木等さんの誕生日。

ご実家はお寺さん笑。

  

幼稚園のころに観てた

クレイジーキャッツの映画は

若大将シリーズと2本立てが多かった。

当時、幼稚園で「スーダラ節」が歌えたのは

僕だけ。

そりゃそーだよね。

  

古き良き昭和が懐かしくて

昭和の爆笑喜劇DVDマガジンを揃えた↓

  

番号が飛んでいるのは

「てなもんや三度笠」や

「社長シリーズ」が

間に入っているため。

もちろん、そちらも

コンプリートしている。

  

昔は年末に

「クレイジー」や

「ジェリー・ルイスの底抜けシリーズ」を

深夜放送してた。

最近はサブスクがあるから

やらなくなった。

暮れの風物詩、復活して欲しいな〜。

 

2021.12.24

色鉛筆画

畳2枚分はあろうかという大きな作品。

モノクロームなのがかえって迫力!

冬の滝が凍る瞬間をとらえた鉛筆画。

製作期間1年あまり『瀑布』↓

  

作者は大沼信之さん。

松竹社員だった47歳の時に

色鉛筆画を始めた。

誰にも習わず自己流で

「無心になれるからいい」と。

退職後も続け、74歳の今、画伯。


大沼さんは、勘三郎さんの

家庭教師をなさっていた方でもある。

いつもにこやかで優しい。

抹茶茶碗や風景

植物や動物などが描かれているが

どれもほんわかしている。

    

『大沼信之色鉛筆画個展』は

銀座3丁目のギャラリー青羅で

12月26日まで。

  

2021.12.23

『配信』赤坂大歌舞伎

先月、大好評の内に千穐楽となりました

赤坂大歌舞伎。

 

原作くまざわあかね先生&

脚本の小佐田定雄先生のインタビューは

もうご覧になりましたか?

まい亀倶楽部の会員様には

更なる情報も!

会員様限定ページでお楽しみいただけます。


進化に進化を重ねた舞台、

「もう1回、観たかった!」の声に

お応えします。

明後日から『配信』スタート!

特典映像付き。

    

詳しくは<こちら>をタップして下さい

  

年末年始、お家でおこもりのお供に

如何でしょう。

 

  

現在、TBSチケットにて

配信チケット発売中です。

  

2021.12.22

地下鉄で巡る高知

    

東京メトロのスタンプラリー

「高知歴史探訪」。

  

旧岩崎邸庭園がある「湯島駅」と

土佐藩築地邸跡がある「新富町駅」と

土佐藩上屋敷と千葉道場跡がある

「有楽町駅」の3カ所でスタンプを集め、

銀座の高知県アンテナショップで

達成賞をゲット。

ミレーのビスケットと

丸の内線定規を貰った↑

1月10日まで、先着2000人。

  

高知県といえば柚子。

全国1位。

「桃栗3年、柿8年、

柚子の大馬鹿18年・・・」

   

近年は台木に柚子の接木をして

4〜5年で収穫するらしい。

が、ちゃんと18年かけて育てた

実生(みしょう)の柚子は

接木のとは香りが違うという↓

 

今日は冬至。

柚子湯の日。

  

        

  


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