松島屋ないまぜ帖
2023年06月
2023.06.10
太宰府天満宮
福岡県太宰府市にある
太宰府天満宮は
全国の天満宮
1万2,000社の総本宮です。
こちらが楼門↑
ここから入った奥に
菅原道真公の
墓所の上に建てられている
御本殿があるのですが
門をくぐってみると
目の前にあるのは
・・・森?↓
実は御本殿
124年ぶりに
大改修されているのです。
国の重要文化財でもあり
工期は3年で
その間の『仮殿』が
御本殿の真ん前に
先月オープンしました。
屋上緑化が凄い!
まるで森が
浮かんでいるようです↓
(後ろに見えるのが御本殿)
この仮殿は
建築家・藤本壮介氏による設計です。
お社の「社」って
「もり」と読めますから
ある意味、原点回帰かと。
洒落ているのは
紫の房が下がった几帳(きちょう)と
梅の意匠の御帳(みとばり)。
なんと
ファッションブランド・
マメ クロゴウチのデザインです↓
太宰府天満宮の敷地内には
菖蒲池があって
55種類3万本の花菖蒲が
見事♪
紫陽花も一緒に楽しめます↓
お土産は定番の
梅ヶ枝餅(うめがえもち)。
不遇の日々を送っていた道真公に
浄妙尼が梅の枝を添えて
お餅を届けたのが
その名の由来だそう。
中央にうっすらと
梅花紋の焼印が↓
西鉄福岡(天神)駅から
電車でおよそ30分の
太宰府天満宮。
すぐ近くに
九州国立博物館もあって
賑わいが戻っています。
2023.06.09
名前が変わって初めての
博多座公演の楽しみの一つが野球。
「福岡ドーム」だった頃は
ホークスの試合を観たり、
夜に貸切で
役者やスタッフと
草野球の試合をさせてもらったり。
昨日は
「PayPayドーム」になって
初めての野球観戦。
セ・パ交流戦で
相手は
横浜DeNAベイスターズ。
ちょいと早めに
ドームの中に入って
試合開始前のセレモニーから
観覧。
テンションが徐々に上がって
楽しくなる。
試合は
後半になるにつれて
盛り上がった。
レプリカのユニフォームも
ちゃんと着て応援した。
やっぱり“生”はいい。
2023.06.08
饂飩 蕎麦 発祥之地
博多といえば「ラーメン」
と思われるかもしれませんが
「うどん」もなかなかどうして。
市内にはうどん屋さんが
沢山ありまして
それぞれ個性を出しています。
こちらは
『博多やりうどん』↓
「ごぼ天(牛蒡の天ぷら)」は
器から大きくはみ出して
長さ30センチほど。
「丸天」との組み合わせに
ピン!ときた方は
かなりの福岡通ですね。
ごぼ天は槍
丸天は盃
♪酒は飲め飲め
飲むならば
日の本一の
この槍を〜♪
“黒田武士”に因んだ
ご当地うどんです。
うどんが日本で
最初に作られたのは
実は博多。
博多区の承天寺には
『饂飩 蕎麦 発祥之地』と
『御饅頭所』の石碑が
二つ並んでいます↓
1241年
聖一国師が中国(宋)から帰国。
その時
饂飩や蕎麦、饅頭の製法や
製粉技術も
持ち帰りました。
聖一国師は
博多祇園山笠の祖とも
言われる方です。
発祥地、博多のうどんは
コシの無い
やわ麺です。
2023.06.07
GOW‼︎
昨日、黒ちゃん(黒川修サン)が
メインパーソナリティのラジオ番組
FM FUKUOKAの『GOW‼︎』に
生出演させて頂いた。
場所はオープンスタジオ
JR HAKATA CITY Studio↓
黒ちゃんとは久しぶり♪
もう一人のパーソナリティ
黒田りさサンとは初めましてだけど
和やかな雰囲気にしてくれる。
スタッフの皆さんは少数精鋭
仕事テキパキ&フレンドリー。
ざっくり流れを紹介すると
19:35 関係者入口に集合
19:45 控室にて打合せスタート
20:08 トーク開始
20:24 番組終了
20:27 控室にてサイン&メッセージ記入
20:35 お疲れ様でした♪
博多座六月大歌舞伎の話、
歌舞伎未体験のリスナーさんに
興味を持っていただけたら
こんなに嬉しいことは無い。
聴いてくださった方
本当に有難うございます。
「亀蔵サンの飲み会って
楽しいんでしょうね」
とすぐにメールを頂いた。
まだの方
radikoでどうぞ〜♪
2023.06.06
今夜、FM福岡に出ます
2014年
東京・渋谷のシアターコクーン
伝説の音楽劇
『もっと泣いてよフラッパー』で
一緒に出演していた黒川修さん
通称、黒ちゃん。
今、FM福岡で
メインパーソナリティー!
番組名は『GOW‼︎』
G=グッドミュージックにのせて
O=オリジナルに、そして
W=ワイルドに!
がコンセプトの番組だそう。
ゲストにお招き頂いた。
今夜8時頃
生出演の予定。
お聴き逃しなく!
(FM FUKUOKA 公式サイトより↓)
2023.06.05
飾り山
ユネスコの世界文化遺産に
登録されている
博多祇園山笠には
「飾り山」と「舁き山」の
2種類があります。
その「飾り山」は
例年、市内各所で
7月1日から2週間のみ
お披露目されるのですが
実は1年中
見られる場所が
いくつかございまして・・・
一つは博多座
馬蹄階段の真ん中に
ミニチュアの「飾り山」が↓
ガラスの反射で見えにくいのですが
てっぺんに冨樫
その下は弁慶で
更に下に義経がいます。
このblogをご覧になられている方には
お衣裳や拵えだけで
すぐに
「勧進帳」!
とお分かりいただけるかと。
階段を使って
上から横から
いろんな角度で見られるのは
ここだけです。
もう一つは櫛田神社にある
番外の
「飾り山」です↓
今、展示されているのは
令和四年の本物で
表は義経千本桜です。
櫛田神社は
博多座から向かうと
およそ500m先
川端通商店街の突き当たり。
博多祇園山笠には
古典歌舞伎を題材にした
「山」が多いので
登場人物&ストーリーをご存知の
歌舞伎好きな皆さまは
より楽しめること受け合いです♪
2023.06.04
ご当地グルメ
博多公演で楽しみなのが
ご当地ならではの晩御飯。
つい先日
『アド○』で
紹介されたばかりのを
初めて食べた。
『いわし明太子』
博多名物
からし明太子のバラ子、
形が崩れて粒々になったのが
いわしの腹の中に詰まっている↓
それぞれ別に食べても
美味しいんだから
間違いない。
形はマリトッツオみたいで笑
味はやっぱり鰯と明太子。
郷土料理のテッパンは
根菜類を
炊き合わせた
『がめ煮』↓
材料は
牛蒡、蓮根、里芋
人参、椎茸、蒟蒻など。
大事なのは
かしわ(鶏肉)だそうだ。
醤油と味醂
日本酒、砂糖で味をつけるのだが
この日頂いたのは
あっさり上品。
ところで
『がめ煮』の
「がめ」って
何だろう?
福岡出身の嫁曰く
「“がめる”っていう
方言があるから
それじゃないかしら?」
「がめる」
=あれもこれもと
寄せ集め
欲張って
独り占めにする
だって。
本当かな?
2023.06.03
博多座 初日
本日
博多座公演が幕を開ける。
昼の部『文七元結』で
角海老手代のお役。
角海老とは
吉原の大店。
吉原とは
言わずと知れた
幕府公認の遊郭。
大きい店から小さな店まで
様々あって
吉原全体で
一晩に千両の金子が動いたそうだ。
『鬼滅の刃〜遊郭編〜』で
クローズアップされたから
遊郭とはどんな所か
うっすらと伝わった感がある。
今回の芝居では
キラキラして豪勢な吉原
というより
むしろそこに暮らす人たちの
バックヤードを覗く感じ。
その吉原の角海老の手代だから
押し付けがましくない程度に
江戸の風情を漂わせるのが必須。
元は落語
三遊亭圓朝師匠の人情噺。
江戸っ子の粋なところを
しばしお楽しみいただきたい。
2023.06.02
姫路城公演 Eテレで
「平成中村座史上
最高のクオリティ&
盛り上がり!」と
お客様から大絶賛だった
平成中村座姫路城公演。
千穐楽の興奮冷めやらぬ中
NHKにて放送決定。
©︎松竹
6月16日(金)21:00〜
Eテレ『芸能きわみ堂』にて
平成中村座スペシャル前半
『播州皿屋敷』『鰯賣戀曳網』ダイジェスト版
6月23日(金)21:00〜
Eテレ『芸能きわみ堂』にて
平成中村座スペシャル後半
『棒しばり』『天守物語』ダイジェスト版
6月25日(日)21:00〜
Eテレ『古典芸能への招待』にて
『天守物語』ノーカット版、他
姫路城の世界遺産登録30周年を記念した
ご当地歌舞伎。
姫路城へお出ましくださった方も
お見逃しの方も
是非この機会に
ご覧ください。
2023.06.01
船乗り込み
梅雨入りしたばかりの九州北部。
前日夜に福岡空港へ到着した時は
かなり激しい雨だった。
しかし
昨日の午後はピーカン!
心配していた
博多座船乗り込み、決行。
応援してくれた大勢の皆さま
有難うございました。
梅雨の晴れ間
暑かったですねぇ。
浴衣に帽子をかぶるわけにもいかず
頭皮が日焼けした笑。
「暑さを凌いで」と頂戴した
数量限定
博多座オリジナル扇子↓
以前このblogで紹介した
日本橋三越の日本伝統工芸展、
博多人形を
覚えておいでだろうか。
『風の谷のナウシカ』の
クシャナ姫に似た佇まいの
人形。
あの時の人形師
中村信喬先生が
デザインなさった扇子だった。
ご縁が繋がった!
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