松島屋ないまぜ帖

2023.06.03

博多座 初日

本日

博多座公演が幕を開ける。

  

昼の部『文七元結』で

角海老手代のお役。  

   

角海老とは

吉原の大店。

  

吉原とは

言わずと知れた

幕府公認の遊郭。

  

大きい店から小さな店まで

様々あって

吉原全体で

一晩に千両の金子が動いたそうだ。

  

『鬼滅の刃〜遊郭編〜』で

クローズアップされたから

遊郭とはどんな所か

うっすらと伝わった感がある。

  

今回の芝居では

キラキラして豪勢な吉原

というより

むしろそこに暮らす人たちの

バックヤードを覗く感じ。

  

その吉原の角海老の手代だから

押し付けがましくない程度に

江戸の風情を漂わせるのが必須。

    

元は落語

三遊亭圓朝師匠の人情噺。

  

江戸っ子の粋なところ

しばしお楽しみいただきたい。

  

        

  


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