松島屋ないまぜ帖

2022年12月

2022.12.11

イノダでいいのだ

冒頭から駄洒落で

スミマセン。

  

京都独特の濃いコーヒーが好きで

仕事終わりは必ず

どこかのカフェへ出没。

  

中でもイノダコーヒー本店は

頻度が高い。

お気に入りはテラス席↓

  

タバコって、昔は

「莨」と書いた。

草冠に良い。

今みたいな紙巻きじゃなくて

キセルだったけどね。

  

立ち昇る煙越しに見える

クリスマスの灯り。

アレコレ思いを巡らせる。

  

京都の冬

今年はまだ凍えるほどじゃない。

2022.12.10

天保

今日は歴史の話題。

学校の授業で習った『天保の改革』。

覚えておられる方も多いと思うが

ざっくり言うと

老中水野忠邦が

倹約と風俗粛正などで

幕府の財政を立て直そうとしたもの。

    

その時、芝居(歌舞伎)が

槍玉に上がったらしい。

  

昔の芝居見物は丸々一日がかり。

芝居茶屋と連携をとった客は

幕間にわざわざ着物を着替えたり

飲むは食べるは豪勢だったと聞く。

  

お上にしたら、贅沢は敵!

芝居なんぞ取り潰してしまえ!と。

 

その時、異議を唱えてくれたのが

町奉行の遠山金四郎

あの!遠山の金さん。

ヒュ〜ヒュ〜♪

待ってましたっ!

  

だから遠山の金さんは

歌舞伎の恩人。

  

そして来月

国立劇場での初芝居に。

 

今の国立劇場は老朽化のため

建替え工事に入ることが決まっている。

初代国立のさよなら公演である。

是非ともお誘い合わせての御見物を。

  

 

歴史の話に戻るが

文政13年12月10日

天保に改元。

2022.12.09

建仁寺

「南座ついでの京都観光

神社仏閣はどこがおすすめですか?」

  

ご質問がございましたので

昨日、撮影してまいりました。

  

テッパンはズバリ

建仁寺です。

  

  

1202年に開かれた

京都最古の禅寺で

法堂(はっとう)の天井には

今月の南座第一部

『龍虎』を彷彿とさせる

小泉淳作先生の双龍図↓

  

紅葉の美しい潮音庭は

是非とも四方から

角度を変えて

  

○△□乃庭↓

お軸も○△□↑

  

写真左が法堂↑右端が本坊入口。

  

拝観時間は10時〜17時。

南座まで徒歩5分です。

2022.12.08

大根だき

お釈迦様が悟りを開いたとされる

12月8日は

全国のお寺サンで宗派を問わず

さまざまな催しが行われるようです。

  

京都では

『千本釈迦堂の大根だき』が

有名とのこと。

大報恩寺へ伺ってみました。

  

  

1227年に建てられたご本堂は

京都で最古の木造建築物で

国宝に指定されています。

  

大根だきは

大根の切り口に

梵字を書いて魔除けとし

他の大根と一緒に炊いて

参詣者に振る舞われたのが

始まりだそうです。

  

梵字の入った生大根を

譲り受けることもできますが

お出汁がしみっしみで

あっつあつの大根だきを

ご本堂前で頂きました↓

  

地元では『だいこだき』とも言われる

京の師走の風物詩。

  

コロナ禍の影響で

一昨年と去年は自粛でしたが

今年は3年ぶりの開催で

本日16時までです。

2022.12.07

右近の橘

959年12月7日

紫宸殿の前庭に植えられたのが

『右近の橘』だそうです。

  

亀蔵が京都南座出演中なので

コレ幸い♪

昨日、京都御所へ撮影に。

  

御殿から見ての右なので

拝観する私たちからは

御殿に向かって

左側となります。

  

こんな感じでした↓

    

足場が組まれ

屋根付きの囲いがあって

中の木は・・・

殆ど見えません。

    

現地の係員サンに伺ったところ

「橘の木は

寒さに弱いので

冬の間は

ず〜っとこの状態です

とのこと。

  

どうやら紫宸殿の

冬の風物詩のようです。

  

南座ご観劇の折の京都観光、

入場無料で

しかも大混雑しない御所は

おすすめスポットの一つです。

2022.12.06

京都好きのアンディ

東京へ巡回しないと聞いて

イチモクサンに出かけたのは

京都市京セラ美術館で開催中の

『アンディ・ウォーホル・キョウト』展。

 

京都好きのアンディが

市内を散策している写真が

多く展示されていた。

  

作品ももちろん入洛。

門外不出と言われていた

<三つのマリリン>や

ポップなイエスさまの<最後の晩餐>など

京都でしか見られない

日本初公開作100点以上。

  

「スマホはいいけど

タブレットでの撮影は禁止」

と言われたので

(これって京都あるある?)

画像はありません。

あしからず。

  

な〜んにもお見せしないのもどうかと思い

買いました。

  

パーカー↓

 

ミニタオルとお干菓子↓

  

裏表紙にインパクトありの図録↓

 

  

何故、京都だけなんだ?

という疑問は

すぐに解けた。

  

『文化庁移転記念

京都市公式展覧会』だった。

納得。

2022.12.05

今夜、決勝トーナメント

FIFAワールドカップ

快進撃の侍ジャパン。

  

スペイン戦は

4時に目覚まし時計をかけてTV観戦。

4年に一度のことなんだから

早起きなんて苦じゃない。

  

「よしっ!いけっ!!」

ホテルだから大声出せず

そっちの方が苦しかった。

  

選手だけじゃなく

監督もコーチもスタッフも

応援しているみ〜んなも

全員で掴んだベスト16。

「ブラボー!」

我らの代表を誇りに思う。

  

そして今夜は決勝トーナメント。

今度こそ勝ってベスト8

新しい世界へ!

  

対戦相手はクロアチア。

前回大会の準優勝国。

侍ブルーを待ち受ける

赤と白の市松模様。

  

  

地上波では今夜23:40から

フジテレビで放送。

  

日本中に

「ブラボー!」の声が

響き渡ることを祈りたい。

2022.12.04

南座初日

本日、京都南座初日です。

  

『まねきあげ』につきまして

このblogで紹介しました数日後

  

「枚数、間違ってません?

52枚ですけど」と

ご指摘を頂戴しました。

  

一枚ずつ数えて下さったのですね

有難うございます。

  

南座宣伝部によりますと

  

「役者名は48枚

邦楽が4枚


それに屋根の櫓前の

“興行まねき”↓


  

公演中は劇場2階ロビーに展示される

“口上まねき”↓

  

全て足して

合計54枚です」

とのこと。

  

モヤモヤが

解消されたところで

當る卯歳 

吉例顔見世興行

東西合同大歌舞伎は

今月25日まで。

  

2022.12.03

カレンダーの日

明治5年12月3日

日本は太陽暦に代わって

明治6年1月1日になった。

  

だから今日は『カレンダーの日』。

  

頂いた来年のカレンダー↓

  

「六曜」が入っていると有難い。

歌舞伎の家では

ゲンを担ぐことが多いから。

  

もちろん自分でもちゃんと買う。

どんなのにしようか

まだ迷っている。

2022.12.02

旅のお供

顔見世初日を前に

南座で連日稽古。

  

旅のお供はDVD。

今回のスタメンたち↓

 

東京だとどうしても

映画館優先で

DVDは後回しだから

京都にいる今がチャンス!

  

中日を過ぎたら

新しい作品と入れ替える予定。

        

  


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