松島屋ないまぜ帖

2021年11月

2021.11.10

お帰りなさい!星出サン!

昨日のお昼はYouTubeに釘付けだった。

星出宇宙飛行士が乗った

アメリカの民間宇宙船クルードラゴンが

およそ半年ぶりに

I S Sから地球へ帰還。

良かった〜!

フワフワとクラゲのようなパラシュートを使って

フロリダ沖にカプセルが着水したライブ映像に

感動。

ウォータースライダーで

パシャっと水に入る感覚に似ているらしい。

その瞬間「地球は水の惑星だ!」と

体感するという。

  

明日11月11日は「チンアナゴの日」。

墨田区のすみだ水族館へ行った時に教えてもらった。

チンアナゴにカメラを向けたら

タイミングよく撮れた↓  

  

砂の中からチンアナゴが顔を出してる図が

数字の「1」に似ているから

チンアナゴが沢山並んだテイで

11月11日を「チンアナゴの日」と

すみだ水族館が発案制定。

    

今夜は、墨田区総合体育館で

「チンアナゴの日」

関連イベント開催予定。

 

明日は、すみだ水族館で

SNSも含め色々な企画も。

地球は水の惑星。

    

2021.11.09

酉の市2021

今日は今年の「一の酉」。

  

浅草の鷲(おおとり)神社では

毎年恒例の酉の市が開かれる。

  

  

この酉の市を

年の瀬準備開始の合図にしている人は多い。

年賀状、大掃除、お歳暮などなど

嫁の形相が厳しくなる時季でもある(苦笑)。

    

昨年の「かっこめ熊手お守り」をお返しし

新しい熊手を頂いてくるのが慣わし。

  

だが、

赤坂大歌舞伎の稽古が大詰めで

余裕がナイ・・・。

  

「ニの酉」の

11月21日なら行けるカナ。

  

2021.11.08

ニッポンのおみやげんき

「ちょっと珍しいけん、食べてみて」

福岡の友人からこんなお菓子が届きました↓

 

地元でお土産菓子の定番と言われている

「博多通りもん」はスペシャルパッケージだし

「白い恋人✖️福岡」って?

  

よ〜く見るとどちらも

「ニッポンのおみやげんきプロジェクト」

のロゴが入っています。

  

便利な時代、サクッと調べてすぐに納得。

北海道の石屋製菓さんと

仙台の菓匠三全さんと

福岡の明月堂さんによるコラボで、

初回は当日完売!

今、第二弾展開中です。

  

コンセプトは

「旅行に行きにくい今、

せめてお菓子で旅行気分を味わって」。

  

「白い恋人」も「博多通りもん」も

苺オシ。

「萩の月」は友人が食べちゃってて

わかりません(苦笑)。

  

お取り寄せ熱が

再燃しそうデス。

    

  

2021.11.07

ほんとうのピノッキオ

子どもの頃にディズニーアニメで見た

ピノキオと随分イメージが違ってた。

  

一昨日公開の映画

「ほんとうのピノッキオ」は  

特殊メイクの実写版↓

  

これから親子で観ようと思っている方は

要注意、全然子ども向けじゃないので。

   

絵本だとそうでもないが

リアルだと怖さが増すダークファンタジー。

  

この映画

イタリアでは2年前に公開され大ヒット。

アカデミーの衣装デザイン賞と

メイクアップ&ヘアスタイリング賞にも

ノミネート。

動く西洋絵画のような映像美。

  

1883年に出版された

「ピノッキオの冒険」は

百年以上経って

大人のためのおとぎ話になった。

  

もう一回

我が家にあるクラシックなピノキオ

スペシャルエディション

DVDを見てみたくなった↓

  

  

2021.11.06

ビッグボスと呼んで

「監督とは呼ばないで

ビッグボスと呼んで」

  

日本ハムファイターズの記者会見

面白かった。

新庄剛志新監督の

あのファッション!

プリスリーかと思ったよ。

白襟の立ち方、ハンパないし。

写真撮影はモデル並み?

というかモデル、やってたよね、確か。

  

ただ野球に関しては

意外にも(失礼!)言葉を選んでいた。

本当はチャラ男じゃないことは

みんなうすうす気づいている。

    

沢山のチームで闘ってきた経験もあって

「いただきます」や

「ありがとうございます」など

当たり前のことを当たり前に言える選手に

育てたいと宣言したのも好感度アップ。

亀蔵ライターコレクションより↑

 

日本ハムにとって

デメリットは無い。

稲葉GMとタッグを組んで

野球界を盛り上げて欲しい。

  

まずはキャンプから飛ばしてくれるはず。

新庄ビッグボスのお手並み拝見といこう。

あ〜楽しみだ〜。

  

2021.11.05

福を刈り取る

11月1日の亀蔵のブログを見て

大黒屋=鎌餅‼︎を思い浮かべたのは

私だけでしょうか?

  

細長い独特のフォルムをしている鎌餅は

福を刈り取ると言われ縁起モノでもあります↓

  

収穫のこの時季に

その道具である鎌をも

お菓子の意匠にする日本人の研ぎ澄まされた感覚は

世界に類を見ないのではないでしょうか。

  

そして鎌餅の下の「へぎ」にもご注目。

樹齢百年以上の天然木を手で剥いで作られるので

「剥ぎ」とも「折ぎ」とも書きます。

もともとは写経道具として

中国から伝わったと聞きますが

包装材として

形が崩れない上に

乾燥を防ぐという

大和時代から日本で使われている逸品です。

  

大黒屋鎌餅本舗の鎌餅は

お取り寄せ可能で

へぎに包まれてきます。

賞味期限が3日間と

生菓子にしては長めなのも嬉しいです。

  

    

2021.11.04

ファッションの秋の・・・

我が家の必須アイテム、

ほとんど毎日使っている

便利グッズを紹介。

  

DIAって聞いた事あります?

アメリカ国防情報局ではありません。

  

ダイヤスプレー↓

 

霧の細かさがダントツで

歌舞伎の衣裳サンも御用達。

水の粒子が粗いと

逆にシミになってしまうから。

  

シャツやズボンを脱いだ後

これでシュシュっとひと吹き。

  

ハンドルが使いやすく

お値段1000円以下。

フルプラという日本のメーカーさん

流石、メイドインジャパン。

  

2021.11.03

第73回 正倉院展

奈良国立博物館の

正倉院展へ行ってまいりました。

東京からでも日帰りできるんです。

  

聖武天皇の遺品を光明皇后が東大寺に寄進し

正倉院の御物になっていることは

皆さまご存知の通りです。

  

73回目の今年は

特に文具が

見応えたっぷりでした

正倉院に伝わる17管の筆の中から

4本が展示。

筆先は芯となる動物の毛(兎や狸など)を中心に立て

その周りを紙(楮や麻など)で巻いて

を、数回繰り返します。

筆管は竹製で

まだら模様があるものは

「斑竹(はんちく)」と呼ばれています。

  

また絵入りの紙(絵紙)は

縦55センチ、横1メートルという大判で

飛雲や麒麟が描かれています。

この絵がおおらかで素敵!

  

お見せできないのが残念ですが

写経する役人が使っていた

絹のアームカバーや

スモックのように頭からスポッとかぶる

麻の作業着も展示されていました。

持ち主は高市老人と記されていて

仮病で仕事を休み

上司から呼び出された記録が残っている

と、図録に書かれていました。

  

なんだか微笑ましくって和みます〜。

1300年後に

まさかこんなことになるなんて

ご本人は思ってもみなかったでしょうね(笑)。

  

去年に続いて完全予約制でしたので

大混雑にはならず

ゆっくり拝見できました。 

ここ十年ほど伺っていますが

毎年特色があるのも

楽しみの一つです。

  

帰りに

安政2年創業の

京料理老舗のお弁当を買って

新幹線に乗り込んだところ

・・・爆睡(苦笑)。

  

帰宅後、

インストールした音声ガイドをBGMに

今年の正倉院展を振り返りつつ

お弁当を頂きました↓

  

2021.11.02

葛を使わない「くず餅」

くず餅はくず餅でも

葛を使わないくず餅があります。

  

亀戸にある船橋屋サンの「くず餅」です。

原料は小麦粉。

1年以上、自然発酵させてから

蒸し上げます。

  

蒸し加減は天気や温度湿度によって微調整。

職人サンがペタペタと表面を叩いた感触で

最終決定するという究極のアナログ具合。

   

ほのかな酸味と香りは

乳酸菌がたっぷりな証。

発酵食品の先進国

日本って凄い!

    

消費期限わずか二日。

作るのに450日もかかるのに

ぺろっと頂いちゃって・・・恐縮デス。

  

2021.11.01

三谷かぶきのあの!

今日は何の日かな〜と調べていたら

「紅茶の日」だった。

その経緯が興味深い。

  

大黒屋光太夫という人物をご存知だろうか。

江戸時代

船で遭難しロシアへ漂着した日本人がいたことを。

  

その大黒屋光太夫が

1791年11月

ロシアで女帝エカテリーナ二世から茶会に招かれ

紅茶を振る舞ってもらったことに

由来しているらしい。

  

大黒屋光太夫と聞いて

ピン!ときた方は

あーちゃん(松本幸四郎さん)のファンか

三谷幸喜さんのファン

もしくは歴史ファンかと。

  

もうわかりました?

2019年6月歌舞伎座

みなもと太郎サン原作「風雲児たち」を

歌舞伎化した

三谷かぶき「月光露針路日本 風雲児たち」↓

 

「市川猿之助サンと

松本幸四郎サンが

紅茶飲むシーンあった?」

と嫁に聞いても

「ン〜どうでしょう〜」と

長嶋監督のモノマネで返してきた。

なんだそれ。

  

あ〜見たい〜。

DVDもBlu-rayも無い。

2022年のシネマ歌舞伎に

ラインナップしてくれないかな。

松竹の担当者サン、お願いします。

  

 

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