松島屋ないまぜ帖

2021年11月

2021.11.20

月食バージョン山名屋

昨日の部分月食は

ほぼほぼ皆既月食でしたね。

  

ちょうど赤坂大歌舞伎の開演時間

18時頃が最大の月食。

  

幕が開く直前に勘九郎サンが

亀蔵の楽屋へいらっしゃったそうです。

  

「亀蔵サン、ちょうど月食だから

山名屋の台詞、

アドリブでお願いします!」

  

そう、前回、歌舞伎座での「山名屋」は

“両国の花火を見る”

というシチュエーションでしたが、

今回の赤坂大歌舞伎では

“月見をする”

というのに変更されているのです。

  

これが生の舞台の強み。

亀蔵の月食を盛り込んだアドリブ台詞に

お客様は大喜び!

拍手喝采だったそうです。

昨日だけの月食バージョン「山名屋」

私も観たかったです。

  

因みに初日の月はこんな感じでした↓  

2021.11.19

ボジョレーヌーボー2021

ビールのつまみの次は

ボジョレーヌーボーの話。

日本でも季節の風物詩として

定着してきたと思う。

      

普段は断然国産ワイン党なのだが

毎年、11月第3木曜の解禁日は

フランスボジョレー地区でできた

新酒を有難く頂く。

今年のフランスの気候はどうだったのかな、

とか

世界のいろんな国でいろんな人が

この日を待って乾杯するのっていいな、

とか

ワインを通して他国を想う日でもある。

  

正直、限定モノに弱い・・・(苦笑)。

映画は初日に見たいし

流行りモノはチェックしておきたい。
  
旬のモノにはパワーが宿っていそうな
気がする。

2021.11.18

ビールのおつまみ

休日の前の晩は

そこはかとない幸せを感じる。

  

ビールも美味い!

嫁が出してきたポテチがこれまた美味い!

  

知らなかった〜

北海道六花亭がポテチを出してた。

  

六花亭を知らない人はいないと思う。

マルセイバターサンドが代表選手かな。

板チョコも有名。

その六花亭の馴染みの包装が

そのまんまパッケージに

  

商品名も企業名も入ってない。

この潔さ。

好きだなぁ。

  

そして嫁が自慢げに言う。

「これ、お取り寄せできないのよ〜。

店舗も限られてて。

北海道のお友達が箱で送ってくれたの〜」

  

こめ油で揚げただけの

シンプルな国産じゃがいも。

味付けは食塩のみ。

60gという小ぶりさもGOOD。

  

口を縛って、もうこれ以上は!

と決心しつつも

もうちょっと、もうちょっとと

何度も繰り返し・・・

結局全部食べた。

  

休みの前の日くらい

多少の甘えはお許しを(苦笑)。

2021.11.17

中銀カプセルタワービル

ほとんど築地よりの銀座8丁目に立つ

中銀カプセルタワービル↓

  

ブロックを積み上げたような

不思議な造形の建物は

建築家・黒川紀章先生の設計。

2022年解体予定と聞いた。

  

2013年の映画「ウルヴァリンSAMURAI」。

不死身のウルヴァリンに扮した

ヒュー・ジャックマン

VS真田広之さんが話題になった。

この作品の舞台は東京で

ここがロケ地の一つだったことを思い出す。

    

世界で初めて作られた

カプセル型の集合住宅は

築50年を経過し

老朽化には抗えなかった。

  

解体後に取り外したカプセルを

美術館や博物館などで

保存・再生するプロジェクトも

計画されている。

  

2021.11.16

黄葉

紅葉の季節を迎えた東京。

でもどちらかというと街路樹は銀杏が多く

紅葉より黄葉が楽しめる。

  

万葉時代の人々は

この黄葉を愛でたという。

  

本郷にある東京大学のメインストリートは

今、緑と黄色のグラデーションが美しい。

奥に見えるのは安田講堂の入り口↓

 

今はコロナ禍で

学校関係者以外立ち入り禁止。

門の外から眺めるだけ。

  

母校、青山学院の銀杏並木も

黄葉の名所。

今日は青学創立記念日。

  

  

2021.11.15

ついに出ました!大御所

1980年11月15日

ディスコサウンズ全盛期の中

突然、ビルボードの1位に躍り出たのは

日本でいうところの大御所

ヨッ!待ってましたっ!

ケニー・ロジャースの「レイディー」

亀蔵レコードコレクションより↓

  

カントリー歌手なのに

スローバラードときた。

例えるなら

演歌の森進一さんが

大瀧詠一さんの「冬のリヴィエラ」で

再ブレイクした時の

あの感じ。

  

この「レイディー」は

6週間トップを渡さなかった。

ライオネル・リッチーの作品で

リッチー本人が歌っても良さそうな

甘美な雰囲気の曲。

当時、リッチーは

まだコモドアーズにいて

翌年ソロになる。

  

2021.11.14

レコード週間

11月1日から今日11月14日まで

レコード週間。

「レコードは文化財」がキャッチフレーズで

文化の日を含めて2週間と制定された。

  

若い人たちの間で、ここ数年

アナログレコードが

人気になっている。

ひと手間かかったり

クリアすぎない音色が

かえってクールだと

見直されているらしい。

    

33回転はLP盤レコード。

45回転はドーナツ盤レコード。

そして78回転のSP盤レコードは

ドーナツ盤より大きくて

LPレコードより小さいサイズ。

  

我が家にあるSP盤レコードは

洒落で小唄の会を収録した?

と思われる

日本コロムビアレコードのレーベル

祖母である下谷のふく子が

同僚の下谷のおはんと

三味線演奏。

歌は

市川左團次と記されている。

  

このレコード、厚みがあって重い。

そもそも現代のレコードとは素材が違う。

ブツブツとノイズや音飛びも相当なもの。

だが歌声は、高島屋のおじさん。

レコードは文化財だ。

  

2021.11.13

偶然!必然!?

昨日、笑福亭鶴瓶師匠の独演会へ伺った。

トーク&「山名屋」「お直し」を拝聴。

  

師匠のトークは

可笑しくて可笑しくて

毎回、涙を堪えるのに苦労する。

事実は小説より奇(嬉)ナリ

を地で行く面白さ。

  

TVやラジオの数倍、いや数百倍、数千倍。

これはもう

ご自身で確かめてもらうしかない。

  

そして今、赤坂でも同時上演している

「山名屋」。

浦里花魁は当時、

横綱谷風、歌舞伎の團十郎と並ぶ

有名人だったと知る。

そして驚いたの何のって!

ネタバレになるから書けないのが残念だが

そうだ、師匠は・・・・・・、納得。

  

「笑福亭鶴瓶落語会」全国公演中。

東京は池袋サンシャイン劇場で11月17日まで。

福岡県立ももち文化センター11月19日

新潟市民芸術文化会館11月24日

富山県教育文化会館12月1日

道新ホール12月4日

是非お近くの劇場へ

ハンカチ握りしめてお運びを。

  

休憩時間には

僕が書かせて頂いた寄稿文も

お楽しみ頂けましたら幸いです。

  

「きゅうりのキューちゃん」を貰って

なんか幸せ。↓

2021.11.12

始まりました!赤坂大歌舞伎

赤坂大歌舞伎、開幕です。

  

ロビーでは赤坂の芸者衆がお出迎え♪

真ん中は育子姐サン↓

    

「廓噺山名屋浦里」

笑って、泣けて、いい話です。

タモリさんが吉原でお聞きになった実話を

笑福亭鶴瓶師匠が落語に。

なのでちょこっとネタバレですけど

「森田のお大尽さま」という台詞や

鶴瓶師匠の本名から「駿河屋」連呼など

リスペクトを込めて

盛り込まれています。

  

またTBSさんは

開局70周年記念という事もあって

あの日曜劇場の名台詞も!

これはご覧になった方だけの

お楽しみって事で〜。

今年一番笑いました。

  

「越後獅子」は勘太郎君の踊りが、見事!

「宵赤坂俄廓景色」では

平成20年からの赤坂歌舞伎を振り返り

「あら、亀蔵、皆勤賞だわ!」

と改めて思った次第です。

    

この後、赤坂ACTシアターは

改修工事に入り

来年夏から

ハリーポッターの舞台が始まります。

これもヒントです♪

  

2021.11.11

亥の子の祝い

今日は旧暦10月の最初の亥の日です。

  

炬燵に火を入れたり

ストーブを焚いたり

この日から暖房器具を使い始めると

火事にならない、という言い伝えがあります。

  

亥は火に強いから、と

亥の子どもに似せたお餅を頂いて

「亥の子の祝い」をします↓

    

この造形、素晴らしいですよね〜。

和菓子屋サンによって

ウリ坊はいろいろなので

食べ比べも良いかもデス。

  

もともと平安時代に

中国から伝わった

宮中行事ですが

次第に一般庶民の間にも広まったそうです。

  

「亥の月、亥の日、亥の刻(夜9〜11時頃)」

に亥の子餅で無病息災を祈る、

美味しい冬支度です。

  

 

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