松島屋ないまぜ帖
2021.10.11
小岩井の味
昨日の『東洋文庫ミュージアム』の
続きです。
涙に濡れてインクが滲んだ筆跡は
フランス王妃マリー・アントワネットが
断頭台の露と消える日
妹に向けて書いたものだそうです↓
そのマリー・アントワネットの
蔵書だったと伝わる
『イエズス会士書簡集』を
お重箱に仕立てたものが!
東洋文庫ミュージアム併設
オリエント・カフェで頂けます。
1日限定10食
『文庫ランチ(マリーアントワネット)』↓
実は、このカフェ、
小岩井農場の運営で
岩手の食材を使っているのです。
そもそも
小野家、岩崎家、井上家の頭文字を
とってつけられた小岩井農場。
東洋文庫よりもっと古く
since1891年で、
三菱三代目の岩崎久彌社長が
農場主だった時代もあって
こんな洒落たコラボなんですね。
ミュージアムを通らず
直接カフェへ入る事もできますが
推しは『知恵の小径』。
ミュージアム棟からカフェへの空間が
まるで茶室へ向かう路地のよう、
気分を一新してくれます↓
右側の黒い壁に書かれている白い文字は
アジアの名言。
因みに右端はヒンディー語↑
「暴力は弱者の武器であり
非暴力は強者の武器である
(ガンディー)」
平和である事を祈り
感謝しつつ、
有名無名
さまざまな人たちからの
メッセージを
辿るひとときです。