松島屋ないまぜ帖
2023年03月
2023.03.31
くにャよし栞
本屋さんにぷらっと入るのが好きだ。
インターネットで本を買うのと違った
面白さがある。
店内の設えとか
推しとか
オリジナルカバーとか
栞とか。
東京駅の近くへ行ったら
丸善サンと紀伊國屋書店サン。
三菱一号館美術館
『芳幾・芳年展』とコラボの
オリジナル栞が秀逸。
芳・芳の師匠である
歌川国芳が転生?
漫画家・東直輝先生
描き下ろしの猫
くにャよし。
茶の羽織に紺の袴姿。
栞は2枚
続き絵になっている事に気づいた。
浮世絵みたいだ。
ちょっと嬉しくなって
飾ってみた。
くにャよし
良き。
2023.03.30
重要文化財の秘密
高橋由一の『鮭』を初めて見たのは
こんぴら歌舞伎で訪れた四国の琴平。
金刀比羅宮の一角に高橋由一館があり
『鮭』と遭遇した。
展示されていた場所が
ほの暗い事もあって
魚の臭いがしてきそう!と
思ったのを記憶している。
そして昨日、東京竹橋の
東京国立近代美術館で
『鮭』と対面。
こちらは
東京藝術大学所蔵の作品で
1967年
重要文化財に指定されたもの。
高橋由一の代表作であり
油絵としては
初めての重要文化財である。
因みに明治以降の重要文化財は
わずか68点!
その68点の重要文化財のうち
51点が展示されるのが
国立近代美術館70周年記念展
『重要文化財の秘密』
圧倒的なオーラを放つ
長さ約40mの
横山大観『生々流転』や
インパクトがあって夢に出てきそうな
原田直次郎『騎龍観音』は
「いつか国宝になるんじゃないか」
と思えてくるし
「あ〜コレ、切手で見たわ」
な作品が多くて楽しい。
(亀蔵コレクションより↓)
会期は5月14日まで。
何度も展示替えがあるため
もう1、2回訪れたい。
2023.03.29
休日は皇居で
おかげさまで国立劇場三月歌舞伎は
千穐楽を迎えた。
ご来場の皆さまに
心から御礼申し上げたい。
昨日は丸っと一日お休み。
ずっと行きたかった皇居へ。
今、乾通りが一般開放されていて
桜の通り抜けができる。
厳選5枚ご覧ください。
皇居前広場はこんな感じ↓
坂下門から入るとあちこちに案内板がある↓
石垣と桜、似合います↓
満開です↓
太田道灌が掘ったお濠ですね↓
昨日はたまたまなのか
ゆっくり過ごせた。
外国からいらした方も
多かった。
入場料0円。
待ち時間0分。
皇居、オススメです。
2023.03.28
姫路城ライトアップ
世界遺産姫路城が
30年ぶりに照明設備を一新。
LEDを使った
こだわりのライトアップが始まりました。
白鷺城とも呼ばれる姫路城が
一番美しく見えるようにと
日没から日付が変わる24時まで
白色ライトが基調です↓
(姫路城公式サイトより)
さらに
毎晩20時と21時からの15分間
季節に合わせた
特別ライトアップも。
平成中村座公演の5月は
淡いグリーンから
淡いイエローを
メインカラーにして
アクセントカラーの
バイオレットが
煌めくそうです↓
(姫路城公式サイトより)
設計・監修は
歌舞伎座でもお馴染みの
照明デザイナー石井幹子氏。
国宝姫路城と
平成中村座
益々楽しみになってきました。
2023.03.27
植木等忌
2007年の今日
人生の師匠と勝手に仰いでいた
植木等サンがあの世へと旅立たれた。
当時の新聞スクラップ↓
ボクが植木サンを
リスペクトしてることを
知った恩人が
貴重な品々を
譲って下さった。
スタートの春。
ともすれば肩に力が入りがち。
スイスイスーダララッタ
スラスラスイスイスイ〜っと
さぁ〜皆さま
明るく陽気にまいりましょー!
2023.03.26
五家宝
国立劇場の『熊谷桜』の話を
先日このブログに書いた。
源平合戦の一ノ谷の戦いで先陣を切った
熊谷次郎直実の領地だった熊谷市から
寄贈された桜である。
それをご覧になられた方から
「花より団子。
熊谷の伝承菓子をひと口どうぞ」と
此方を頂戴した↓
『五家宝』
「ごかほう」ではなく
「ごかぼう」と読むことを
初めて知る。
硬そうに見えるかもしれないが
大阪おこしの柔らかバージョン
きな粉まぶしといったところ。
文政年間に
『五嘉棒』で
売り出されたらしく
『五荷棒』とか
『五箇棒』とか
いろいろな変遷を経て
『五家宝』に収まったとか。
五穀は家の宝。
五穀って
稲、麦、粟、稗と
あと一つは?
調べたら
いろんな説があって面白かった。
日本書紀によると豆。
だからきな粉!
妙に納得。
熊谷次郎直実の勢いにあやかって
頑張りたい。
明日27日、千穐楽。
2023.03.25
アイ・ラヴ・ロックン・ロール
1982年3月20日から
7週連続でビルボード1位を
キープしたのは
ジョーン・ジェット&ブラック・ハーツ
『アイ・ラヴ・ロックン・ロール』
(亀蔵コレクションより↓)
ジョーン・ジェットは
映画にもなった女性だけのロックグループ
ランナウェイズで
人気沸騰のギタリストだった。
グループ解散後
ソロデビュー1作目のこの曲で
ゴールド・ディスク獲得。
40年たった今でもパンチの効いた曲。
カッコいい。
CMや映画の挿入歌に使われている。
2023.03.24
五代目江戸家猫八襲名興行
上野広小路の鈴本演芸場
3月下席夜の部で行われている
『五代目江戸家猫八襲名披露興行』
動物の鳴き声の真似を
代々受け継いでおられる家柄。
ロビーにはスタンド花がずらりと並び
高座の脇に提灯が↓
落語も漫才も
お祝いムードに溢れている。
寄席の襲名披露口上は
爆笑に次ぐ爆笑。
「落語協会会長の市馬が
“歌謡ショーの営業”で欠席デス!」と
副会長の正蔵師匠が笑いを取り
客席みんなで手締めをする。
ほのぼのしている。
鈴本演芸場は今月30日まで。
その後
新宿末廣亭
浅草演芸ホール
池袋演芸場
国立演芸場と
襲名披露興行は続く。
お席に余裕がある日も。
是非ともおすすめしたい。
2023.03.23
夢かなう!
おめでとう!世界一‼︎
侍ジャパンが
14年ぶりに頂点へ!
WBC
ワールド・ベースボール・クラシック
現在は4年に一度の大会で
見事王座を奪還した日本代表選手。
TV画面を見ながら手が震えたのは
久しぶりだった。
国立劇場の開演時間は正午。
化粧して
衣裳をつけて
花道スタンバイの
ギリギリまで観戦した。
そして『亀吉』役で解説する中で
優勝報告。
お客さまは大喜び。
昨日はアドリブがいつもより多くなった。
選手もだけど
スタッフも
家族も
応援した国民も
みんなで掴んだ世界一。
夢かなう。
シャンパンで祝杯をあげた。
2023.03.22
アニメーションミュージアム
『美術展ナビ』デビューから
十日あまり。
『亀蔵meets』
記念すべき1回目の『芳幾・芳年展』は
その1からその3まで
全てアップされている。
まだご覧になって無い方
是非どうぞ〜!
さて先日
東京工芸大学
杉並アニメーションミュージアムへ。
荻窪駅から徒歩20分の所にある。
日本で初めて
日本のアニメーションを体系づけて
学び
体験し
楽しむ
というコンセプトで作られた
アニメーションの総合ミュージアム。
平成17年
杉並会館の中に
併設された。
パンフレットの表紙をご覧あれ。
懐かしい作品がいっぱい↓
入場無料の企画展は
映画『ドラえもん展』。
これまでの
41作品全てを紹介。
映画の製作資料や
名場面コーナーも。
現在、全国の映画館では
42作品目の
映画「のび太と空の理想郷」が
公開されている。
ソッコーで観に行き
全員プレゼントを貰った↓
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