松島屋ないまぜ帖
2021.08.18
杉浦非水
明治・大正・昭和を生きた
モダンデザインのパイオニアで
『東洋唯一の地下鉄道 上野浅草間開通』↓の
作者といえば?
答えは、杉浦非水。
愛媛県松山市生まれで
東京藝術大学へ進学。
初めは日本画専攻だったのですが
洋画の黒田清輝に学んで
図案家に。
グラフィックデザイナーなんて言葉が
無かった時代をグイグイ牽引。
三越呉服店(日本橋三越)では
明治41年から昭和9年まで
嘱託の図案部初代主任として
PR誌やポスターを制作↓
三越呉服店 春の新柄陳列会(1914年 愛媛県美術館蔵)
また、たばこのパッケージデザインをしたり↓
ジャパン・ツーリスト・ビューローも↓
業種を問わず、仕事は幅広く。
1965年8月18日ご逝去。
往年の方には懐かしく、
Z世代の人たちには
レトロ感がかえって新しい!と
人気です。
9月11日から
墨田区の
『たばこと塩の博物館』で始まる特別展
今から楽しみです♪