松島屋ないまぜ帖

2021.08.19

縄文土器をイメージ

昨日から

『大樋陶冶斎の仕事

〜つづく者たちへの絆〜』展

が開かれています。

  

金沢の『大樋焼』といえば

茶道を学ぶ方で知らない人はいない

と言っても過言ではないと思います。

  

代々受け継ぐ大樋長左衛門の名前を

5年前にご子息・年雄サンへ譲られましたが

まだまだ現役!

93歳での展覧会です。

ご本人が“負けん気”と仰る“創作意欲”が

長生きでお元気な秘訣かも〜と

頭が下がります。


今回の展覧会は

ご子息の年雄サン(1958年生まれ)

お孫さんの奈良祐希サン(1989年生まれ)

と、三代揃いました。

 

特に、驚いたのは

お孫さんです。

  

『大樋焼』というと

私の中では

“飴色”や“黒”のイメージでした。

ところが奈良祐希サンの作品は

“白”かつ

インパクトのある造形。

どうやってお作りになったの?と

創作過程にも興味が湧く

モダンでアバンギャルドな作品。

縄文土器をイメージなさったと

お母様の洋子サンから伺いました↓

(パンフレット)より

火焔型土器ですね!

照明の当て方でも

きっと表情が変わるはず。

和にも洋にも調和する作風は

建築家だからなのかも・・・などなど

想像は膨らむばかり♪

 

親子三代それぞれに作風が楽しめて

時間を忘れそうになりました。

今月23日まで日本橋三越本店です。

  

        

  


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