松島屋ないまぜ帖
2021.02.27
アーノルド・ローベル展
さて昨日の続き
アーノルド・ローベル展です。
一番驚いたのは、
がまくんとかえるくんの組み合わせ。
最初は
“男男”ではなく
“男女”のカップルが
ラフ画にあったこと。
スカート? ドレス?
実際に声に出して読みながら
話のテンポなどを考えていた
というローベルさん。
マザーグースの挿絵での
舞台セットのような構図、
演劇好きだったと聞いて、納得。
原画「ロンドン橋が落っこちる」↓
また、舞台美術の仕事をなさっている
お嬢さんを
羨ましく思っていた!
というエピソードを
キュレーターさんから伺って
微笑ましくなりました。
そのお嬢さんから
誕生日プレゼントにもらったという
手作りゴリラの着ぐるみ。
昨日のブログ、展覧会入り口の写真です。
優しい笑顔のローベルさん、
そのお人柄が作品に滲み出ています。
「がまくんとかえるくん」を読み返して、
手紙が書きたくなりました。
“見せ方”も大事だということに
改めて気づかせてくれた
アーノルド・ローベル展は
3月28日まで。