松島屋ないまぜ帖
2025.01.02
初夢枕札
正月二日の夜に見るのが『初夢』だと
一般的には言われている。
「長き夜の
遠の眠りの
皆目覚め
波乗り船の
音の佳き哉」と
廻文を三回唱え
七福神さまご乗船の宝船が描かれた
『枕札』を枕の下に敷いてから眠ると
吉夢が見られるという。
高島暦を求めた際の頂き物なのだが
巳年だからか
琵琶をお持ちになった弁財天さまが
ど〜んとセンターにおわします。
ところで万一
悪い夢を見てしまっても大丈夫。
それは『逆夢』で
ひっくり返して吉とすれば良い!との事。
『枕札』を川に流すのだそうだ。
昨年の夢は覚えていないが
これまで一度も流した事が無いから
毎年良い夢を見ているのだろう。
どうぞ皆さまも良い夢を。