松島屋ないまぜ帖

新橋演舞場『朧の森に棲む鬼』

開幕まで二十日となった。

皆さまのお手元へ

新しいチラシが届いているかと↓

スチール撮影では

カメラマンさんから

「悪どい感じで」と

声掛けアリ。

通常の歌舞伎と違って

メイクさんがつきっきり。

手の甲にも

化粧する様子を

スタッフが撮ってくれていた↓

筋書き＝プログラムの

インタビューも

無事終了。

一番困った質問は

主人公の役名『嘘』に

ちなんだもの。

みんな何て答えたのかな。

気になる(笑）。

配信による公開飲み会（笑）

『紀尾井町家話』におきまして

片岡亀蔵はアシスタントに

就任する事となりました。

ゲストは年に1回程度の出演ですが

アシスタントは数ヶ月に1回の登場で

頻度が高くなるそうです。

第155夜

11月14日（木）20：00から生配信

ゲストは中村鴈治郎サン

＆中村亀鶴サン

席亭は尾上松緑サンです。

配信番組中の

『チャットでの質問コーナー』に

是非ご参加ください。

こちらをタップしてくださると

イープラス画面へ

簡単にジャンプできます。

11月19日23：59まで

アーカイブございますので

ご多用な方も

もう一度ご覧になりたい方も

お楽しみくださいませ♪

令和7年1月の初春歌舞伎は

初台の新国立劇場

『彦山権現誓助剣』

ひこさんごんげんちかいのすけだちに

出演が決定しました。

「『毛谷村』しか観た事がナイ」

という方が大半だと思われますが

今回は珍しい

“通し狂言”です。

華やかな立ち回りに

定評がある

菊五郎劇団恒例の

初春歌舞伎。

亀蔵は２役させて頂きます。

詳細はこちらをタップ

初春は是非とも初台へ！

ご来場をお待ちしています。

暦の上では

今日から立冬です。

あちらこちらで冬支度が始まり

JR博多駅前では

クリスマスイルミネーションが

点灯しています↓

今年はちょうど

亥の月（旧暦10月）の

亥の日にあたります。

『亥の子餅』を食べて

無病息災や家内安全

子孫繁栄を祈るのも良いかも。

日が短くなって

これから寒さに向かいますので

皆さまご自愛くださいませ。

今月末に初日を迎える

『朧の森に棲む鬼』の稽古が

ちゃくちゃくと進んでいる。

ほぼ毎日

羽田空港近くへ出勤しており

空港関係者になった気分（笑）。

早めに着いたため

穴守稲荷サンへ行ってみた↓

羽田空港ができる前

ここは羽田穴守町と

呼ばれていて

穴守稲荷神社への参詣者で

賑わっていたとか。

ご祭神は

豊受姫命

（とようけひめのみこと）さま。

お伊勢サンの

外宮の神様でもいらっしゃる。

『朧』の成功を祈願して

お守り砂を頂いてきた↓

花鳥画の名手

上村淳之先生が

今月1日

逝去されました。

91歳でした。

美人画の上村松園

花鳥画の上村松篁と代々続く

日本画の名家に生まれ

親子三代で文化勲章をご受賞。

このブログをご覧の皆さまには

歌舞伎座の緞帳

『水辺の四季』を

覚えていらっしゃる方が多いかと↓

©︎松竹

鳥や植物の背景となる水辺の“水”を

あえて線で描き込まず

薄墨色のグラデーションで

余白の美を

表現されていました。

見る人によって

水にも空気にも見えるという

上品かつ洗練された『見立て』が

歌舞伎にも通じていたのが

懐かしく思い出されます。

謹んでご冥福をお祈り致します。

東京ディズニーランドでは

トイ・ストーリーのキャラクター

『バズ・ライトイヤーの

アストロブラスター』が

先月末をもってクローズしました↓

2004年にオープンした

この施設は

バズと一緒に

スペースレンジャーの一員となって

悪の帝王ザーグを倒す

シューティングアトラクション。

10月31日の最終日に

お出かけになられた方から

貴重な画像が届きましたので

紹介させて頂きました。

跡地は

2026年以降

『シュガーラッシュ』に

なるそうです。

日本橋で開催中の

『名探偵コナンランドラリー』へ。

スタンプラリーではあるが

そう単純ではない。

スタンプ台の前に

「名探偵コナン」に登場する

トリック問題があり

3択で答えを選ぶという

システム。

映画は観ているが

コミックは読んでいない。

ま、いっか。

ヒントの解説を参考にして

４つの問題をクリアし

オリジナルポストカードをGET。

ここに来て

『名探偵コナン検定』が

あることを知る。

むむ。

1969年11月

歌舞伎座顔見世興行にて

四代目片岡亀蔵を襲名。

成田屋のお兄サン（十二世市川團十郎）が

十代目市川海老蔵を襲名なさるのと

同時にさせて頂いた。

当時の写真

８歳の頃。

微妙な肩上げ(笑)↓

『襲名披露口上』

筋書には

市川海老蔵（十代目）

松本幸四郎（八代目）

尾上松緑（二代目）

尾上梅幸（七代目）

中村雀右衛門（四代目）

河原崎権十郎（三代目）

・・・・・・とあって

錚々たる先輩の方々が

お言葉をくださった。

『辨天娘女男白浪』では

先代の中村屋のおじさん

＝十八世中村勘三郎サンのお父さん

にお茶を出す丁稚の役。

こちらは

インフォメーションの画像を

ご覧頂きたい。

これまでどれだけ多くの

先輩に導かれて

この場にいるのか。

今、感謝しかない。

どうやったって

「恩返し」はできないから

最大限の「恩送り」を後輩たちにと

改めて思う。

そして

いつも温かく見守り

応援してくださるお客様には

引き続きの叱咤激励

ご指導ご鞭撻を

お願い申し上げる次第にございます。

おめでとう！世界一‼︎

大リーグ7年目にして

大谷選手の夢が叶った。

大谷選手の所属するドジャースは

ワールドシリーズでヤンキースと戦い

先に4勝して

世界一となった。

肩を亜脱臼しながらも

欠場することなく

最後まで戦い抜いた大谷選手。

肘には手術の痕もあり

そもそも今期は

リハビリ中だった。

その活躍ぶりは日本人として

誇らしい。

おかげで毎朝

楽しかった。

ありがとう！