松島屋ないまぜ帖
2024年11月
2024.11.25
『俊寛』NHKプラス配信中
昨夜NHK•Eテレで放送された
三島村歌舞伎『俊寛』
ご覧になりましたか?
見逃した方
もう一度ご覧になりたい方には
NHKプラスで
配信中です。
十八世中村勘三郎十三回忌追善として
鹿児島県三島村(硫黄島)での
1回限りの公演は
俊寛僧都を
中村勘九郎サンが初役で挑みました。
因みに
中村七之助サン
中村勘太郎サンも初役で
亀蔵はいつもの瀬尾太郎でした。
本番前
現地では
通し稽古が一度もできなかったのですが
人力で動かすご赦免船の動きを
何度も確認していました↓
中村勘三郎サン名舞台集も
一緒にお楽しみいただける
NHKプラス
『古典芸能への招待』
配信は
1週間です。
2024.11.24
食物月
11月は『霜月』ですが
一説によると
『食物(をしもの)月』が語源とも。
昨日は『新嘗祭』
新穀を神様に捧げて
五穀豊穣を感謝する日でした。
実りの秋は
食物が美味しい季節です。
インフルエンザや風邪の
予防策として
亀蔵は毎日
果物パワーをいただいて
免疫力を上げています。
新橋演舞場【朧の森に棲む鬼】
初日まで一週間を切りました。
皆さまもご自愛の上
劇場へお運びくださいませ。
2024.11.23
国立劇場カレンダー2025
国立劇場カレンダーが復活しました。
令和4年10月から
令和5年10月に
国立劇場で上演された
歌舞伎と文楽公演の中から
選りすぐりのショットを掲載している
2025年(令和7年)版。
初代国立劇場の舞台写真が
カレンダーになるのは
何と今回が最後だそうです。
ということは
この表紙は
見納め?
記録として
永久保存したくなりますね。
片岡亀蔵は
9月に登場しています。
¥1,500(税込)
国立劇場主催公演会場のほか
発売中です。
2024.11.22
ブルーノート東京
昨日は『朧』の稽古場から
南青山のブルーノートへ直行。
ニューヨークに本店を持つ
ジャズの殿堂ブルーノートが
東京に上陸したのは1988年11月。
以降、日本のジャズシーンを
牽引してきた。
エントランスの階段を降りると
胸が高鳴ってくる。
昨日は
ギターのリー・リトナー氏と
ピアノのデイヴ・グルージン氏の
老舗コンビが登場。
亀蔵コレクションの中に
LPレコードがある
リー・リトナー氏は
80年代
自由でメロウなギタープレイで
頭角を表した。
Jポップ界でプロデュース経験があり
有名シンガーと婚約したことも。
熟練サンならではの
落ち着いた音色が心地良く
洒落たアドリブ合戦が愉しかった。
ワインを飲みながら
音楽とトーク(もちろん日本語じゃない)に集中すると
普段とは違う脳を使っているな
と実感。
『朧』では
現代楽器の生演奏が入る。
ギターの岡崎さんと
リー・リトナー話をするのが
楽しみ♪
2024.11.21
Xにて亀蔵メッセージ配信中
歌舞伎NEXT『朧の森に棲む鬼』
開幕まで十日となった昨日
X(=Twitter)公式サイトで
亀蔵のカウントダウンメッセージ動画
21秒を配信↓
https://x.com/kabukiNEXT_obr/status/1859115291214836068
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リポストなど
拡散よろしくお願いします♪
Wキャストのため
稽古は全てのシーンで
2回づつ行われています。
劇団⭐︎新感線の伝説の舞台が
歌舞伎で蘇る!
ご期待ください。
2024.11.20
谷川俊太郎先生を偲んで
今年6月の博多座公演の時
隣にある福岡アジア美術館で
谷川俊太郎先生の展覧会が開かれており
このブログで6月4日に紹介した。
覚えていらっしゃいますか?
その谷川先生が
92歳で逝去されたと
訃報が入った。
本棚から
『もこ もこもこ』と
『わたし』を出して
クリスマスコーナーに飾る。
リズミカルでシンプルな言葉が
心に直球で届く。
ページをめくる度に
気持ちが
穏やかになる。
アニメ『鉄腕アトム』の主題歌も
谷川先生の作であることは有名。
勇気と希望と
優しさに溢れている。
空をこえて
ラララ
星のかなた
ご冥福をお祈りします。
2024.11.19
野田版 愛陀姫
TV番組のご案内です。
今月末
BS松竹東急にて
『野田版 愛陀姫(あいだひめ)』が
オンエアされます。
オペラの名作『アイーダ』を元に
設定を日本の戦国時代に置き換え
尾張と美濃の争い
政略結婚
男女の愛憎を
歌舞伎バージョンにしたのは
演出家・野田秀樹氏。
『野田版 研辰の討たれ』
『野田版 鼠小僧』に続く第3弾で
2008年8月
歌舞伎座での上演です。
©︎松竹
11月30日(土)
12:00〜14:30
BS松竹東急にて
『棒しばり』と同時放送。
BS契約なさっているお宅では
無料でご高覧いただけます。
2024.11.18
ハローキティ50th
ハローキティ50回目の誕生日に
東京国立博物館で始まった
ハローキティ展へ。
表慶館の2階でのお迎えは
なかなかの存在感↓
男兄弟で育ったため
あまり身近な存在ではなかったが
クラスの女子が
小さな人形を持っていたり
絵入りの文房具を使っていたり。
今回は史上最大量の
グッズ展示だそうだ。
コラボ作品や
貴重な展示もある
日本を代表するキャラクターの一人
ハローキティ。
きっとこの先
100年経っても
世界で愛されるキャラクターだと思う。
東京会場は2月24日まで。
その後
沖縄、京都へ巡回。
2024.11.17
海上保安庁音楽隊
『即位の礼』や『大喪の礼』などでの
奏楽実績を持つのが
海上保安庁音楽隊です。
その第30回定期演奏会が
上野の東京文化会館で開かれ
スタッフ研修として参加しました。
この日は演奏だけでなく
『海の事故に遭遇した時の心得』を
鈴木隊長自ら
教示してくださいました。
スマホや携帯などは
“防水袋”に入れて
海へ持って行くこと。
海の事故に遭遇したときは
“118番”へ連絡すること。
普段の海上保安庁の業務と兼務しての
音楽活動&PR活動に
頭が下がる思いです。
心地良い音楽と
学びのひとときでした。
2024.11.16
この秋おすすめの本
この秋おすすめの本を
2冊紹介したい。
サクッと読みたい方には
『婚活マエストロ』
僕の好きな『成瀬〜』シリーズの
宮島未奈先生の最新刊。
『婚活』ってこんな感じなんだーと
本を通じて
新しい世界の扉が開いた。
琵琶湖のミシガンクルーズが
ちらっと出てくるのは
『成瀬〜』へのオマージュか。
1〜2時間で読めるのは
忙しい人にとってありがたいし
ティーンエイジャーから御老体まで
幅広い層にオススメ。
文藝春秋発行。
もう一冊は
来年の大河ドラマの予習。
『蔦屋重三郎
江戸のメディア王と
世を変えたはみだし者たち』
NHK『べらぼう』時代考証
山村竜也先生が監修なさっている。
蔦重だけでなく
同時代を生きた人たち
将軍や老中も含め
当時の様子がわかりやすいと評判。
宝島社新書。
何かと気忙しくなる師走の前に
落ち着いて読書できる
嬉しい季節。
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