松島屋ないまぜ帖

昨年の東京オリンピックの記録映画が

公開されている。

SIDE:Aは

アスリートに

スポットを当てたもので、

SIDE:Bは

ボランティアや

大会関係者の記録。

因みに

前回の市川崑監督の時は、

興行収益が12億。

学校や公民館上映などを含めると

観客動員数は2350万人。

全国民の4人に1人が見た換算となり

この記録はいまだに破られていない。

亀蔵DVDコレクションより↓

当時の熱狂ぶりと今回とを

ストレートに比べるのは

河瀬監督が気の毒だ。

あまりにも環境が違いすぎる。

令和の今は

映画館へ足を運ばずとも

ネットも含め

ほぼ全ての競技を

リアルタイムで見られる時代。

映画館の椅子にポツンと座って

余裕のソーシャルディスタンスでの

鑑賞だった。

次の東京オリンピックの時

（いつかはわからないけど）

世の中は

どんな変化を

遂げているのだろう。

京都の珍しい和菓子を

頂戴しました。

下鴨・宝泉堂の『氷室開き』↓

今日は旧暦の6月1日。

古くから宮中で

「こほりの朔日」として

「氷室の節会」が行われた日です。

京都の下鴨神社では

戦時中に防空壕となっていた氷室を

今年、復活させました。

その氷室開きの御斎行に因んで

作られたのが

このお菓子。

本来常温で良いそうですが

あまりにも暑いから、と

冷蔵便で届きました。

そのお蔭でしょうか、

ほのかにシャリっとして

こほり感

でてます♪

梅雨入りと共に開幕した

シアターコクーン『パンドラの鐘』。

昨日が梅雨明けで

今日は千穐楽。

連日の酷暑にもかかわらず

遠方からもお客様が大勢！

ありがたい。

舞台も、熱くて、暑い。

出番の直前まで

スタッフさんが

小さな扇風機をあててくれるが

申し訳なくて

お断りしている。

で、嫁が心配する。

「保冷剤で手のひらを冷やすと

手っ取り早く体温が下がるよ。

衣裳の中に保冷剤、仕込めない？」

とかいろいろ・・・苦笑。

スタッフもキャストも

全員無事で

千穐楽の幕が降りますように。

そして大阪公演の初日が

開きますように。

韓国ドラマ好きな我が家。

『梨泰院クラス』の日本版

『六本木クラス』、

いったいどんな感じに

仕上がるのか

今から楽しみです。

韓国ドラマって

脇役の俳優陣が

ものすごく上手で

芝居に厚みが出ます。

『サンガプ屋台』や

『雲が描いた月明り』

『100日の郎君様』

『逆賊』などで名脇役の

イ・ジュニョクおじさんに

そっくりな絵画を

『ボテロ展』で発見↓

東京は昨日までの開催でしたが

巡回します。

名古屋は7月16日〜9月25日

京都は10月8日〜12月11日。

ぽっちゃりワールド全開です♪

シアターコクーン『パンドラの鐘』

実際に舞台をご覧になった方は

鐘の大きさ

インパクトの強さにびっくりなさいます。

高さは上まで含めて4m

重さは400kg。

とにかく、おっきい！

のです。

実際のところ

関東で一番おっきい鐘はどこかしら？

と、調べたところ

案外近くにありました。

芝の増上寺です↓

こちらは高さ3m。

徳川四代将軍家綱公のご意向で

奥方が簪まで供出し

7回の鋳造を経て完成した

東日本最大級の大きさです。

江戸時代は庶民に親しまれ

「西国の 果てまで響く 芝の鐘」と

川柳で詠まれたとか。

話は『パンドラの鐘』に戻ります。

舞台美術の金井勇一郎氏によりますと

「1945年8月9日

長崎に投下された原子爆弾

ファットマンと

道成寺の鐘を

重ね合わせた演出コンセプトが

舞台装置のイメージ」

だそうです。

ああ、だから・・・。

『パンドラの鐘』

アーカイブ配信は

本日23：59まで。

東京公演は明後日28日が千穐楽。

大阪公演は7月2日〜5日です。

1981年5月から

『ベティ・デイビスの瞳』が

5週連続でビルボードトップの座を

キープしていたが

6月20日の週だけ

首位を明け渡した。

『ショッキング・ビートルズ45』

（亀蔵レコードコレクションより）

歌と演奏は

オランダのトップミュージシャンたち。

なんと“そっくりサン”による

大ヒット曲のメドレー。

正式なグループ名が無い。

これもある意味ショッキング！

「スターズ・オン」または

「スター・サウンド」と呼ばれた。

業界のエポックメイキングであり

この後、

ビーチボーイズやアバなど

同様のパターンが流行する。

シアターコクーンの休演日は下北へ。

よっ！本多劇場、久しぶりっ！

元気だった？

今年2月

コクーン歌舞伎でご一緒した

小松和重さんが出演されている

『ドライブイン カリフォルニア』

を拝見。

ほんとは悲しい話なんだけど

爆笑、爆笑、大爆笑。

再再演だそうだ。

小松っちゃん、大活躍♪

いいな〜！

出たいな〜。

と言いつつ古典歌舞伎もやりたいっ！

贅沢な悩みだ〜。

昨日は泣きました。

頭が痛くなるほど。

『パンドラの鐘』の生配信

ご覧になりました？

ヒメ女とミズヲのラストシーン、

舞台の空気感を思い出しながら

とめどなく流れる涙。

抗うことができませんでした。

客席からは見られない

レアなカット。

表情や仕草がよくわかる

アップ。

そして・・・

生きていくって

こういうこと。

歌舞伎テイストの入った現代劇には

演出の杉原邦生先生の優しさが

溢れていて

見なきゃ、勿体ないです。

今月26日23：59まで

何度でも

ご覧いただけます↓

BunkamuraSTREAMING

劇場でも、おうちでも

＃パンドラの鐘

弾丸ツアーで京都迎賓館へ

行ってまいりました。

公式サイトに詳細が出ていますので

私はサイトに無い情報を。

和舟を撮ろうとカメラを向け

偶然発見しました。

屋根の上をご覧ください↓

一瞬、鶴？

かと思ったのですが

んな訳ナイ。

鷺だわ。

動いていたので連写しました。

羽が曇り空と同化するような

ブルーグレー。

どうやらアオサギの若鳥のようで・・・↓

アオサギの英名はgrey heron。

かの小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）は、

「ヘルンさん」と呼ばれていて

着物に鷺の紋をつけていたそうです。

見た人に幸運が訪れるという

ラッキーバードのアオサギ。

このブログをご覧になった方

吉兆ですよ〜♪

今、Bunkamuraの

公式Twitterでは

『パンドラの鐘』

ライブ＆アーカイブ配信に向けて

毎日カウントダウン中。

此方が昨日の

Bunkamura公式Twitter↓

しかも演出の杉原邦生さんが

「チラシできてます」とか

「台本できました」とか

稽古の様子とかを

結構細かく

呟いていらっしゃることを

今頃知った。

『パンドラの鐘』舞台裏。

日記みたいで

相当面白い。

下をタップしてみてください。

5月29日のTwitterには

嬉しいお言葉が！

是非、遡ってご高覧を。

尚、本日のブログは

お試しで

TwitterやLINEなど対応可と

させていただきました。