松島屋ないまぜ帖

2022年02月

2022.02.18

パンドラの鐘、親子リレー

20世紀最後のアノ伝説の舞台が

再演決定。

『パンドラの鐘』に

亀蔵出演と発表されて

1週間が経ちました。

その反響の大きさに

もの凄い作品なのね〜と

改めて実感しています。

  

1999年シアターコクーンの

総合舞台監督に就任された

蜷川幸雄先生が

ご自身も演出された作品。

野田秀樹監督バージョンもあって

2パターンの芝居が楽しめる

という事でも話題だったようです。

    

スタッフ・キャストの

顔合わせに先立って、

チラシやプログラムの

スチール撮影が始まります。

カメラは蜷川実花先生。

  

昨年の秋、

上野の森美術館で開催された

展覧会へまいりました。

これでもか、と咲き乱れた花々に

吸い込まれるような感覚に。

まるで自分が蝶か蜂にでも

なったよう。

花から花へ飛び移って行くような

気分になりました↓

  

今回、どう撮ってくださるのか。

蜷川先生親子でバトンリレーされた

『パンドラの鐘』。

  

まずはチラシから

お楽しみくださいませ。

  

舞台は、

6月渋谷・シアターコクーン

7月大阪・森ノ宮ピロティホールです。

  

  

2022.02.17

SDGsのグッズ

今月は渋谷が職場。

仕事の前にデパートへ寄ったり

喫茶店でコーヒーを飲みながら

街の人たちのファッションを観察したり。

  

渋谷ロフトが好きで

しょっちゅう回遊している。

鞄に一目惚れし、

即、購入。

  

ヒントはMIKASA。

生地をアップでご覧ください。

見覚えありませんか?

 

答えは

バスケットボール。

手に吸い付くようなボールのアノ感じ。

  

この間の雪の日

へっちゃらだった。

いいぞ〜!

  

これもSDGsグッズと言えそう。

毎月17日は

国民的SDGsの日。

  

2022.02.16

寒天の日

甘いものは苦手だが

噺家の小里ん師匠から

楽屋見舞いに頂戴した

浅草・梅むらサンの

豆かん(豆かんてん)が美味!

一説によると

豆かん発祥の店らしい。

  

一見、地味〜な豆かん。

子どもの頃は見向きもしなかったし、

どっちかと言うと

蜜柑や杏、白玉が乗った

「みつまめ」の方が

彩り豊かで見栄えが良いな〜と

思っていた。

  

が、一度豆かんを知ってしまうと

その潔さに、アッパレ!

と言いたくなる。

寒天と赤エンドウ豆と蜜だけで

勝負してるんだから、偉い。

  

浅草へすぐに買いに行ける訳ではないので

嫁が常備しているのは

『家庭画報』豆かん。

国産のテングサから作った寒天は

雑味がなく

弾力があって美味しい。

 

日本が誇るスウィーツ、

豆かん、万歳!

寒天作りは、今が最盛期。

2月16日は、寒天の日。

  

  

2022.02.15

ウエスト・サイド・ストーリー

映画「ウエスト・サイド・ストーリー」を

スピルバーグ監督がリメイク!

  

東京ミッドタウン日比谷の地下には

こんなPRスポットが↓

 

もとは1957年初演の

ブロードウェイ・ミュージカル。

それを1961年に

ロバート・ワイズ監督が映画化、

アカデミー賞10部門に輝きました。

  

物語は50年代

ニューヨークを舞台にした

非行少年グループの対立と

現代版ロミオ&ジュリエットが

軸になっています。

  

素敵な楽曲がたまりません!

「トゥナイト」「アメリカ」など

映画は知らなくても

聞いたことが無いって人はいないくらい

有名ですよね。

 

そして圧巻のダンスシーン!

今で言うところの

フラッシュモブの原点です。

  

日比谷には

バルコニーのシーンを再現した

フォトスポットが。

自撮りするには

心の準備と

メイクが間に合っておらず(苦笑)。

そもそも二人いないと成立しない・・・、

出直しマス。

 

   

  

2022.02.14

天日坊 最新情報

渋谷シアターコクーンで開幕中の

「天日坊」は

中日(なかび)を過ぎました。

  

松竹YouTubeに

ダイジェスト版が

アップされています。

此方をタップ

 

ご存じない方には

「これ、歌舞伎?」と思われるかも。

  

まず衣裳が違います。

アイスホッケーのプロテクターに

着物をかぶせたようなでっかさデス。

  

音楽も、三味線など和楽器は一切使わず

プロのミュージシャンによる

メロウでジャジーな生バンドが

とにかく良いっ!

  

そしてネット通販でのみ

ブロマイド発売中。

シアターコクーンのロビーでも

販売しておりません。

コロナ対策として密を防ぐためです。

詳しくは此方をタップ

 

  

お気に入りの写真を見つけて

お楽しみくださいませ。

  

以上、亀嫁から天日坊の最新情報でした。  

  

2022.02.13

♪虹の地平を 歩み出て♪

青白い炎がゆらめいているかのようでした。

どこまでも強く、熱い炎。

ノルディックスキー・ジャンプ男子個人

ノーマルヒルで金メダル

ラージヒルで銀メダルに輝いた

小林陵侑選手と、

スノボ男子ハーフパイプで

見事な逆転金!の

平野歩夢選手。

  

納得いかない

さまざまな事柄に

怒りをぶちまけるのではなく

黙って静かに闘志を燃やし

勝ちに行く。

  

オリンピアンって

偉いなぁ〜、

人間ができてるなぁ〜と

感心します。

  

理不尽なことに

しょっちゅうキレて、

でも正面向かって文句は言えず

亀蔵相手に

毒を吐いているだけの

私の未熟さったら・・・(苦笑)。

  

勝っても負けても

素晴らしい人間性と努力に

いかん、いかん、もっと頑張らねば!

と奮起します。

  

私が初めてオリンピックを意識したのは

今から40年ほど前。

クラスメイトと合唱した

「虹と雪のバラード」でした。

1972年札幌冬季オリンピックの

テーマ曲が音楽の教科書に。

歌っていたのはトワ・エ・モアさん。

覚えていらっしゃいますか?

 

当時はあまり意味を考えず

大声を張り上げるのみでしたが

人生の折り返し点を迎えた今

改めて良い曲だなぁ〜と

しみじみ。

  

札幌オリンピックの日本公式ウェアー↓

 

アーカイブ映像で

日本選手団の入場行進を

見た事がありますが

首のところまでキッチリと

ジッパーを上げていたので

中がこんな風になっていたとは。

スッキリしたデザインですね。

白いスキー帽が可愛いデス♪

 

50年前の今日は

札幌冬季オリンピック

閉会式でした。

  

今、札幌市の公式サイトに

フィギュアスケーターで

「札幌の恋人」とも

「銀盤の妖精」とも呼ばれた

ジャネット・リンさんのメッセージが

公開されています。(〜20日まで)

  

さあて、2030年

再びサッポロの地は

生まれ変わるのでしょうか。

♪君の名を呼ぶオリンピックと〜♪

  

  

  

2022.02.12

日本贔屓のミロ

今月の職場であるシアターコクーンの

真下にある

Bunkamuraザ・ミュージアムで

昨日開幕した

『ミロ展〜日本を夢みて〜』。

  

大規模な回顧展としては

実に20年ぶりらしい。

  

ピカソと並び称される

スペインの巨匠ミロは

親日家で有名。

  

友人の肖像画の背景に

実物の浮世絵を貼ってコラージュしたり

民藝調の陶器を作ったり

墨絵のような作品も。

  

初めての来日は1966年。

帝国劇場で行われていた

播磨屋サン襲名披露公演を観ていた。

  

二度目の来日は1969年。

大阪万博のガスパビリオンの仕事を

破格な額で請負い

長さ35mの白いスロープ壁面に

即興で絵を描いたという。

  

その時、使った道具は、

日本のタワシ。

その名も十亀タワシ。

親近感、倍増(笑)。

  

ミロの作品は

見ているだけで楽しくなる。

  

図録とチョコレート&

靴下をお土産に。

 

 

2022.02.11

フェルメール展

「どうせ行くんだったら早く行く」

雪が降っていたが

仕事の前に立ち寄った。

  

新型コロナの影響で日延べになっていた

東京都美術館

『フェルメールと

17世紀オランダ絵画展』が

昨日開幕。

  

今回の目玉は、

『窓辺で手紙を読む女』。

修復後、

ドレスデン国立古典絵画館から

初めて海外へ出た。

世界初公開。

  

修復前の複製画も

隣に並べられ、

その違いが

比べられるようになっている。

  

手紙を読む女性の後ろの壁に

フェルメールが描いた

幻の画中画

キューピッドが復活。

フェルメールの死後、

塗りつぶされていたらしい。

  

下手(しもて)に窓があり

そこから光が差し込むという

フェルメールの王道の構図。

そして手前のカーテンの煌めきは

まさしくフェルメール。

  

世界に30点余り存在する

フェルメールの作品を

全て実際にこの目で見る!

というのが夢。

今、22点。

    

2022.02.10

フットケア

乾燥でお肌に負担がかかる時期デス。

近年、美容界では“保湿”が謳われ

朝晩、お手入れをなさっている方が

多いと思います。

  

亀蔵も

なるべく天然成分の多い化粧品を選んで

(ここ数年はTHREE愛用中)

せっせとケアしています。

  

役者は仕事で裸足になることが多く

足のお手入れも欠かしません。

冬場でガザガザしてる私より

綺麗な踵の亀蔵デス(苦笑)。

  

今日は2月10日、フットケアの日。

糖尿病など病気の気配を足で察知するのが

本来の目的のようですが、

毎日体重を支えて頑張っている足を

労わってあげる日。

  

モデルさんに聞いたところ

「ボディクリームでも

ハンドクリームでも

クリームだったら何でもいいから

“毎日”お風呂上がりに

足先から心臓に向かって塗る事」が

ポイントだそうです。

  

 

最近、年齢と共に

膝のくすみが気になって

専用美容液を使っています。

1本使い終わる頃には

きっと若葉の季節です。


  

2022.02.09

27年ぶりの新作

六本木ヒルズ・東京シティビュー

『楳図かずお大美術展』へ。

  

恐怖漫画=楳図かずお先生

と言っても過言では無い。

  

 

『漂流教室』では小学館漫画賞受賞。

ホラー漫画の神様!とも。

『まことちゃん』は

ギャグ漫画だけど・・・。

  

メイン展示は

漫画『わたしは真悟』の続編で

時空を超えた並行世界。

4年がかりのアクリル絵画101作品。

独特の世界観。

  

中学生の頃に見た

東京12チャンネルの

TV紙芝居『猫目小僧』が好きだった。

もしかしたら

先生の影響で

ホラー映画に開眼したのかも。

 

そして、楳図かずお先生は

作詞家でもある。

郷ひろみサンの『寒い夜明け』

亀蔵レコードコレクションより↓

 

奇才の仕事って振り幅が凄すぎる。

  

 

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