松島屋ないまぜ帖
2021.12.02
江戸落語を食べる
昨日のブログの続き。
歌舞伎座3階の食事処「花篭」で
定期的に開かれている
「江戸落語を食べる会」。
第76回の春風亭一朝兄は「柳田格之進」。
一朝兄の江戸言葉は絶品。
ありありと情景が浮かぶ。
そして演題に因んだ料理がこちら↓
蓋を開けてみると
なるほど!そうきたか!
左下の茶飯が碁盤になっている。
この噺は「碁」を打つシーンが発端。
「文七元結」と同じ展開だ〜。
ついのめり込んで大事なモノを
忘れてしまう(苦笑)。
そして左上は「亀戸大根釜の吹き寄せ」。
そもそも「亀戸大根」は、
亀戸香取神社周辺で栽培されていたもので
先端が尖っているのが特徴↓
明治時代は「おかめ大根」とも
「お多福大根」とも
呼ばれていたところを
大正時代に産地の名前の
「亀戸大根」になったそうだ。
落語を聴いて
料理を味わうというこの企画
いいねぇ〜!