松島屋ないまぜ帖
2021.03.10
初稽古
今日から稽古が始まります。
茶道裏千家に学んで
30年あまりが経ちました。
例年ですと「初釜」が一年の幕開けですが、
コロナ禍で、ここ数ヶ月
お休みだったのです。
さあて、今日の初稽古、
悩ましいのは着物です。
「初釜」でしたら、たいてい
既婚者は訪問着か色無地、
未婚者はお振袖か訪問着というのが
定番です。
「普段稽古」でしたら
小紋、紬、絣といったところ。
では今回は?
「ん〜どうでしょう〜」
(↑ここは長嶋茂雄サン風に笑)
結局、先週、国立劇場初日着用の
紺鼠の色無地にしました。
地紋は蝶。
塩瀬の帯は、ギリシア語で
「風」を意味するアネモネ柄。
道行は、菊之助サン座頭公演中なので
菊文様。
今年もご縁に導かれ
学びの時が始まります。