松島屋ないまぜ帖
2025年07月
2025.07.18
幻のクッキー
差し入れとしてご当地の珍しいものを頂戴するたびに
スタッフのテンション爆上がり。
つい先日、老祥記の豚まんを頂いた。
神戸南京町で長〜い行列ができる
元祖豚饅頭店として有名。
小ぶりなのだが
その美味しさたるや!
役者もスタッフも大好物。
100個頂いたのだが
写真が撮れないくらい
あっという間に
さばけてしまった苦笑。
そしてこちらはクッキーローゼ↑
神戸の夙川という街にある
ミッシェルバッハというお店。
美味い、美味すぎる。
甘いものは基本苦手だが
これは別。
添加物が一切入ってなくて
優しい味。
開店前から長蛇の列で
しかも個数制限があるらしい。
東京に支店があるものの
「クッキーローゼは不定期販売!
幻のクッキーなんデスっ」
と鼻息が荒いスタッフ笑。
みんなが笑顔になる魔法がかかっている。
大阪松竹座公演は
千穐楽まで一週間となった。
くいだおれの街・大阪を満喫しつつ
頑張りたい。
2025.07.17
中之島美術館
大阪松竹座昼の部と夜の部の出番の合間に
中之島美術館へ。
今は国宝じゃないけど
国宝に匹敵する
もしくは将来
国宝に指定されるかも?な美術品が
展示されている。
いろいろ沢山あるので
遠方の方も万博ついでに見て欲しいのだが
イチオシは『生人形』↓
歌舞伎にも出てくる野見宿禰が
相撲の御前試合をする場面を
ぐるっと四方から
見ることができる。
浮き出た血管
筋肉のつき方
本当によくできていて
夜中になると動いているのでは?
と思わせる。
若冲好きには
こちらの屏風がおすすめ↓
実物は戦災で焼失したらしいが
最新のデジタル技術と
学術的知見の融合で
見事に復元!
細かすぎて恐ろしいほど。
真面目でコツコツ
しかも遊び心があるという
日本人の特性がギュッと詰まった
日本美術。
明日から
(金)(土)祝日の前日は
19時まで延長。
涼みがてら日本美術を愛でるなんて
文化度が高くていいなぁ。
2025.07.16
ベートーベン交響曲全曲演奏
世界でも珍しい演奏会のご案内です。
ベートーベンの交響曲を
丸一日かけて全曲演奏!
来月16日に
福岡市で開かれます。
実は、日本人による
ベートーベン交響曲第9番の初演は
福岡だと言われています。
そのベートーベンの聖地での
交響曲全曲演奏は
今年で6回目だそうで
これはもう
ギネスもの!
会場は東市民センターで
第1部11:00〜
交響曲1・2・3番
第2部14:00〜
交響曲4・5・6番
第3部16:40〜
交響曲7・8・9番
演奏は
以前このブログにご登場頂いた
木村厚太郎楽団を中心に
国内外で活躍する福岡出身や
福岡ゆかりのプロの音楽家です。
お子さまや乳幼児も
入場OK。
夏休みのオーケストラ体験
素敵ですね。
お近くの方は
お気軽にお出かけくださいませ。
2025.07.15
10月は名古屋御園座へ!
今年10月の御園座は
音羽屋サンの襲名披露興行です。
昨日、演目が発表されました。
亀蔵は
夜の部『鼠小僧次郎吉』に出演決定↓
『鼠小僧次郎吉』は河竹黙阿弥の作で
音羽屋さんゆかりの演目です。
そして昼の部は
八代目尾上菊五郎さんと
六代目尾上菊之助さんによる
『京鹿子娘二人道成寺』
映画『国宝』で
吉沢亮さんと横浜流星さんが
二人の白拍子花子を演じて
今、日本中で話題となっている
あのシーン!です。
映画をきっかけに
歌舞伎に興味を持たれた方や
皆さまの周りにいらっしゃる
歌舞伎初心者の方、
もちろん歌舞伎通の方にも
どしどしお運びいただきたく存じます。
東京や関西から
日帰り可能なので♪
名古屋御園座吉例顔見世は
初日が10月11日
千穐楽は10月26日
詳細はこちらをご高覧ください。
2025.07.14
明日早朝クライマックス
異例の早い梅雨明けで連日激暑の福岡から
博多祇園山笠の画像が届きましたので
紹介させていただきます。
博多駅前の飾り山は新作歌舞伎にもなった
『ワンピース』です↓
7月1日から始まった博多祇園山笠は
明日15日の早朝
それぞれの流れが櫛田神社を出発し
タイムを競う『追い山』が行われ
そのレースが終わると
山笠は解体されて
祭りは終わります。
なので各町内の飾り山も
一般公開は
今日まで。
そしてこちらは
山笠期間中だけ
市内の和菓子屋サンで販売される
『祇園饅頭』↓
小ぶりな薯蕷饅頭で小豆餡入り。
お味はあっさり上品です。
櫛田神社の紋が
胡瓜の切り口に似ていることから
山笠関係者は期間中
胡瓜を食べないのが
暗黙のルールですが
それも明日まで。
山笠が終わると
蝉の声が一段と大きくなります。
2025.07.13
万博グルメ@チェコ編
万博パビリオンに併設されているレストランは
どこの国でも基本、予約不要。
並んだ順に入れる。
あまりの暑さに
「ビールが飲みたいっ!」となり
前回はドイツのホフブロイハウスへ行ったので
今回はチェコ館へ。
チェコのビールは泡の量の違いで
ネーミングが変わる。
8割が泡なのが『ミルコ』(写真手前)
日本での通常のビールの注ぎ方は
『ハラディンカ』(写真奥)↓
「くう〜!」と
思わず声が出るほど
美味い。
因みに
泡とビール半分半分は
『シュニット』と呼ばれる。
アテに
『ポークと紫キャベツのパオ』を
セレクト。
ポークはスパイス強めで
これまた美味↓
冷たいものを飲み過ぎたので
食後にホットの
フルーツティーを頼んだら
ダルマイヤー!
ヨーロッパ公演を思い出した。
万博が現地を思い出すトリガーとなり
楽しい旅の記憶が蘇る。
2025.07.12
ISSの『きぼう』
ISS国際宇宙ステーションが
日本の上空を通過するとき
タイミングが合えば
見上げることにしている。
飛行機とも流れ星とも違う煌めき。
90分で地球を一周する。
時速は28,000キロ
=マッハ23!
日本の実験棟『きぼう』で頑張ってる人が
頭上に確かにいることを励みに思う。
そのISSの大西船長と
大阪関西万博会場を生中継する
というイベントに応募したら
当選した。
会場はシャインハット。
客席数は歌舞伎座とほぼ同じ。
ISSが大阪上空を通過する瞬間
『きぼう』のカメラが地表をライブで撮影し
その画像がシャインハットの
大型プロジェクターに
映し出される予定だった。
が
イベント直前に大雨が降り
辺り一面
雲、雲、雲。
この瞬間だけ奇跡的に雲が切れるかも!
なんて望みを抱いたが
『きぼう』から
大阪の灯りが見えることはなかった↓
ま、天気次第なんだから
仕方がない。
地上400kmからの貴重な生映像が見られただけで
ラッキーだった。
2025.07.11
ついに日本館へ
松竹座休演日の昨日は
万博会場の夢洲へ。
ようやく予約が取れた日本館へ。
テーマは『循環』
『藻』が循環に役立っていることがわかる展示で
世界的に人気のキャラクターである
ハローキティの藻バージョンが
“も”のすごく可愛かった↓
ドラえもんは
日本文化の循環の一つ
式年遷宮の説明に一役買っていた↓
南極観測隊が発見した
『火星の石』は
思っていたのより大きかった↓
なんやかんや言われているけど
万博ってやっぱり面白い!
他のパビリオンや食の情報は
また改めて。
2025.07.10
韓国版の人形焼
韓国版人形焼『ホドクァジャ』を
韓国での結婚披露宴のお土産に
いただきました↓
忠清南道の天安が
このお菓子の発祥地で
御新郎のお父様が
買ってきてくださったのです。
人形焼によく似ていて
日本では『胡桃まんじゅう』と
紹介されています。
ふわふわの生地は
カステラとスポンジの中間くらい。
胡桃が良いアクセントで
こし餡が上品な甘さです。
おばあちゃん(韓国ではハルモニと呼びます)
手作りの味で
行列ができるお店とのこと。
ゴルフボール程の大きさなのですが
作りたてがとにかく美味っ!
一人で5〜6個は
軽くペロリで
食べ過ぎ注意!
なのでした。
2025.07.09
韓国宮廷菓子
韓国の宮廷菓子で
ご先祖さまへのお供えなどにも使われる
『薬果』(ヤックァ)をご紹介↓
『薬果』の“薬”は『蜂蜜』
“果”は『果物』。
蜂蜜を生地に練り込んで
果物を模ったお菓子です。
高く積み上げるため
次第に平たくなり
お花のようなフォルムに。
今、韓国はレトロブームで
昔懐かしいお菓子が
百貨店だけでなく
コンビニにも並んで
手頃なおやつになっています。
シナモンの香りがうっすら付いていて
沖縄のサーターアンダギーと
油っぽいドーナツを足して2で割った
味です。
明日は『韓国版の人形焼』を
ご紹介します。
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