松島屋ないまぜ帖

2025年06月

2025.06.16

和菓子の日

今日は和菓子を食べて

厄除けや無病息災を願う

『和菓子の日』です。

  

東京新橋にある

奈良の物産館で出会ったのが

『きみごろも』↓

  

  

一見

卵焼きや厚揚げ

はたまた

フレンチトーストのようにも見えますが  

メレンゲに砂糖、寒天、蜂蜜を加えて固め

卵の黄身に潜らせて焼いたもので

その作り方は一子相伝、門外不出。

なんと長谷寺の御用達だとか。

賞味期限が3日と短いのは

余計なものが入ってない証拠です。

  

因みに奈良まほろば館では

毎週金曜日に入荷します。

*夏場は販売休止

  

和菓子で感じる季節と伝統。

今の時季

水無月や若鮎、水ようかんなど

どれにしようか迷うのも

ちょっぴり嬉しいひとときです。

2025.06.15

浮世絵現代展

今月のスタッフ研修は

東京国立博物館

特別展『蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児』

と『浮世絵現代展』でした。

  

『蔦重』の方は先月

亀蔵が感想をアップしましたので

今回は『浮世絵現代展』を

ピックアップいたします。

  

トーハクの表慶館には

画家や漫画家

イラストレーターなど

80人の現代アーティストが

伝統の木版画にチャレンジした

浮世絵作品が展示されています。

  

わかりやすい

5作品を挙げてみますので

作家サンを当ててみてください。

  

   

   

  

  

  

答えは

上から順に

池田理代子氏『道行八景 おすかるとあんどれ』

里中満智子氏『各時代美人画』

山藤章二氏『古今亭志ん生』

山口晃氏『東海道中 日本橋 改』

大トリは

草間彌生氏

『命の限り愛してきた私の富士山のすべて』で

製作過程の紹介も↓

  

  

会場には

貴重な版木なども展示されていて

今どきのポップな感覚も垣間見られる

素敵な展覧会でした。

2025.06.14

雨が似合う花

「紫陽花が美しい季節を迎えました」

と九州から弊所宛に

写真付きのメールが届きました↓

   

  

日本では

本州と九州と四国に自生する

紫陽花の原種と言われる

ヤマアジサイ。

  

色によって

花言葉が違っていて

赤いのは

「強い愛情」「元気な女性」だとか。

雨が似合って

長く咲くから、でしょうか。

    

梅雨のない北海道と

既に梅雨明けした沖縄を除いて

全国的に雨の週末。

東北地方の梅雨入りも

まもなくかと。

  

どうぞお健やかに

お過ごしくださいませ。

2025.06.13

リロ&スティッチ

ディズニーの新作映画

『リロ&スティッチ』へ。

  

その前に東京メトロ

スタンプラリー↓

 

  

京橋

新宿三丁目

明治神宮前

押上<スカイツリー前>

そして木場を回って

達成賞クリアファイルを貰った。

  

『リロ&スティッチ』は

ディズニーが最近得意としている

アニメ映画の実写版。

  

「キモかわ」よりやや可愛めの

スティッチ。

モフモフ感や

鼻の頭の濡れた感じなどから

時間とお金をかけた作品なんだろうな

と思う。

  

同日公開の『国宝』より

観客動員数が多いのは

ファミリー映画だからか。

    

ファミリーはハワイ語で

「オハナ」だから

「オハナムービー」って言うのかな?

2025.06.12

シャレた交番

#美術展ナビ#亀蔵meetsの取材で千葉市へ。

千葉駅前の交番が可愛い↓

 

  

ビル群を“森”に見立て

『森の守り神』

『森の哲学者』として親しまれている

フクロウをイメージ。

駅前のこの場所に新設されたのは

平成8年だと

警察の公式サイトに出ている。

   

夜になると“目が光る”

という情報も。

  

街の安全に目を光らせている交番。

日本独自のシステムだそうだ。

2025.06.11

屋号の由来

文京区千駄木団子坂の上

浄土宗榮松院にお墓があるのは

初代松本幸四郎

今日6月11日がご命日。

 

   

入り口に建てられた

文京区教育委員会の説明板で

ここに眠っていらっしゃることを知った。

    

以前

日本橋髙島屋で開催された

『高麗屋展』の

浮世絵パネルで見かけた

初代さん↓

  

  

初代さんの屋号が

「大和屋」だとは

知らなかった。

  

役者になる前は

「高麗屋」という名前の

小間物屋に奉公していたと

誰かから聞いた。

  

だから今の屋号が

「高麗屋」?

あーちゃん(=当代の幸四郎サン)に

聞いてみたい。

2025.06.10

国宝

昨日は歌舞伎座終演後

6月6日公開の映画『国宝』を拝見。

  

吉田修一先生の原作は

出版されてすぐに読んだから

タイムラグがありすぎて

ストーリーをかなり忘れていた。

  

主演の吉沢亮サン

頑張ってた!

この作品を観て

歌舞伎に興味を持たれた方が

いらっしゃるはず。

ありがたい、ありがたい。

  

吉沢サン

何かのインタビューで

「1年半の撮影期間中

演れば演るほど

稽古が足りないって

気付いて・・・

と仰っていた。

  

歌舞伎興行の稽古期間は

通常4〜5日だけど

それは

“出演者全員で合わせる”稽古であって

ゼロからやっているわけではない。

    

各自がそれぞれ先輩に習いに行き

自主稽古をしっかりしている。

  

イレギュラーなことが生じても

物心ついた時から

いろいろな基礎を叩き込まれているので

割とすぐに対応できる。

  

因みに昨日は

涎くり役・精四郎君の誕生日。

  

本番で突然

「坊、幾つになった?」と

アドリブを入れてみたら

「シジュウハチっ!」

とリアル年齢が返ってきて

爆笑だった。

  

ご観劇の方から

「アドリブは今回

襲名披露興行ということで

各幕で各種出ていて驚きます。

こんなにか〜って!

大サービスですね‼︎」

という感想も届いている。

  

さて映画の話に戻るが

プログラムを買おうとしたら

早くも売り切れ!

今年の話題作の一つとなりそうだ。

 

 

2025.06.09

何度でも

♫『何度でも』といえば

Jポップでは

ドリカムさんを思い浮かべるのだが

ビルボードでは

シンディ・ローパーの

♫『タイム・アフター・タイム』

  

1984年6月9日に1位となった。

亀蔵レコードコレクションより↓

  



   

この曲は

デビューアルバム

『N.Y.ダンステリア』

She's So Unusualから

『ハイ・スクールはダンステリア』に次ぐ

セカンド・カット。

  

失恋ソングなのだが

辛気臭さを感じさせない。

  

それまでの不遇な時代を

払拭するかのように

この年のグラミー賞

最優秀新人賞に輝いた。

  

先々月

6年ぶりの来日公演を行ったシンディは

もうすぐ72歳の誕生日を迎える。

  

きっと

ハリウッドスマイルで

みんなを笑わせてくれるだろう。

2025.06.08

ミスタープロ野球を偲ぶ

昨日は歌舞伎座終演後

東京ドームへ。

  

   

正面出入口22ゲートの三塁側にある

『長嶋ゲート』では

階段にグラフィックアートが施され

レリーフ横に「ありがとう」の垂れ幕が↓ 

 

 

開設されたばかりの記帳所には

老若男女がひっきりなしに

訪れていた↓

  

  

楽天との試合は

増田選手と丸選手がホームラン!

巨人は長嶋茂雄終身名誉監督逝去後

初の白星。

  

永久欠番のユニフォームで

冥福を祈った。

  

 

2025.06.07

熱海五郎一座

昨日は歌舞伎座の出番のあと

新橋演舞場へ向かった。

  

『熱海五郎一座

黄昏のリストランテ』を拝見。

笑いの勉強をさせていただいた。

  

  

昭和っぽい感じがいい。

内容はネタバレになるので

控えさせていただく。

  

強いて言えば

開演5分前の着席と

終演後すぐに離席しないことを

お勧めする。

  

開演前は小ネタの披露で

SETの世界へと誘ってくれる。

  

終演後には

アフタートークがたっぷりついていて

コント赤信号のリーダーが

恒例の○○○早飲みを

見せてくれる。

  

お土産はテッパンの

『謹製 一座観劇饅頭』で決まり↓

 

 

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