松島屋ないまぜ帖
2025.02.04
歌舞伎界の式年遷宮!
「まるで歌舞伎界の式年遷宮っ!」
3月の歌舞伎座
『仮名手本忠臣蔵』のことを
こう仰った方がいらっしゃいます。
松竹創業130周年を記念して
30年ぶりに三大歌舞伎一挙上演!
『仮名手本忠臣蔵』は
通しで上演されることが珍しい上
今回はAプロブラムとBプログラムがあって
ダブルキャストなのです。
歌舞伎役者にとってこの作品は
どの役でもすぐに代役ができるよう
所作や台詞など
身につけておかねばならない
基本中の基本。
物語をご存知ない方にもわかりやすいよう
工夫されているチラシが豪華♫
役者絵の復刻版仕様で
歴史と伝統を
ドド〜ンと前面に押し出しています。
実話では浅野内匠頭(浅野長矩)
=歌舞伎では塩冶判官が
辞世の句を残してこの世を去ったのは
元禄14年3月14日。
このタイミングでの上演は
偶然?
それとも
必然でしょうか?
ありがたいことに
昼の部も
夜の部も
Aプロも
Bプロも
全日程、出演させてもらえることになった
亀蔵です。
歌舞伎の式年遷宮ですから
是非ともご参集賜りますように。