松島屋ないまぜ帖
2025.02.03
大覚寺展
東京国立博物館で開催されている
特別展 旧嵯峨御所『大覚寺』へ。
京都の大覚寺サンといえば
以前このブログでお伝えした事を
覚えていらっしゃいますでしょうか?
関西でのスタッフ研修の折に
これまで何度か
『写経』をさせてもらっています。
大沢池に面した五大堂(本堂)で
お灯明の中にお姿が見える五大明王様から
10メートルほど離れてのお写経です。
なので今回
スポットライトに
煌々と照らされたお姿を
真正面からだけでなく
側面からも拝見できるなんて
畏れ多い!と思いつつ
またとない機会に
心が躍りました。
大覚寺の中でも
普段は非公開の
正寝殿御冠の間=天皇執務室が
再現されたり
女御御所の襖絵
100点余りがずらりと並んで
狩野山楽の世界が圧巻!
時の経つのを忘れるくらいです。
今回は大覚寺所蔵の
名物太刀『薄緑(膝丸)』と
北野天満宮の名物太刀
『鬼切丸(髭切)』の
兄弟刀が並んで展示されています。
特に『鬼切丸』は
こちらも以前ブログでご紹介した通り
歌舞伎にゆかりがございますので
必見です。
1150年の歴史の中で受け継がれた
貴重な品々を
東京にいながら拝見できるのは
3月16日まで。