松島屋ないまぜ帖

2024年10月

2024.10.21

狐花グッズ情報

只今オンラインでのみ

八月納涼歌舞伎『狐花』

オリジナルグッズの予約を受付けています。

  

 

新作歌舞伎『狐花』は

京極夏彦先生初の

歌舞伎用書き下ろしで

この夏の話題作となりました。

  

ガラスペンと小町紅は

数量限定。

  

トートバッグと便箋封筒は

受注生産です。

  

松竹ストア内

松竹歌舞伎屋本舗にて受付中。

  

〆切は今月27日まで。

2024.10.20

シネマ歌舞伎情報

シネマ歌舞伎のご案内です。

  

インフォメーションで既に

お気付きかと存じますが

東銀座の東劇では只今

『め組の喧嘩』上映延長中です。

  

そして全国の映画館では

11月1日から7日まで

『人情噺 文七元結』

アンコール上映↓

  

  

円朝師匠の落語を歌舞伎にした

『文七元結』を

山田洋次監督が演出。

  

2007年新橋演舞場での上演作品を

シネマ歌舞伎にしたものです。

  

亀蔵は

山田監督から

「出てくるだけで

江戸の匂いがプンとする役者」

とお褒めの言葉を頂戴した

頭のお役です。

  

是非とも

お近くの映画館をチェックなさって

お出ましの予定をお立てください。

  

上映期間は僅か一週間!

お見逃しなきように。

2024.10.19

そらいろのたね

子どもが小さかった頃

絵本を読むボランティアを

何度かさせてもらったことがある。

  

子どもたちに囲まれて絵本を読むのは

舞台とはまた違った

緊張感と達成感があって楽しい。

  

ボランティアは

絵本選びから始まる。

20冊くらい買ってきて

アレコレ悩んだのを覚えている。

  

その中の一冊がこちら

中川李枝子・文

大村百合子・絵

そらいろのたね』↓

 

  

ほんわかしたストーリーなのだが

ブラックユーモアがちらり。

結構好き。

     

今月14日

中川李枝子先生が逝去された。

89歳だったそうだ。

  

先に天国へ旅立った

妹サン

=大村(山脇)百合子先生と一緒に

今頃きっと

新しい絵本の構想を

練っていらっしゃることだろう。

2024.10.18

坂本繁二郎

先日、所用で

福岡県第三の都市と言われる

久留米市へ。

  

九州新幹線と在来線が乗り入れる

JR久留米駅前には

坂本繁二郎の代表作が

大きな陶板で飾られています↓

   

  

1882年

久留米市で生まれた坂本繁二郎は

39歳でフランスへ渡り

洋画を学んだ後

1924年

生まれ故郷へ戻ってきました。

  

東京ではなく

福岡県の八女に

アトリエを構え

生涯、創作活動をしました。

  

  

そのアトリエが

久留米市美術館がある

石橋文化センターの小高い場所に

移築されています。

  

  

自然光が差し込むガラス窓のそばには

大きなイーゼルが残っていて

往年を偲ばせます。

  

  

梅原龍三郎

安井曾太郎と並んで

“洋画の巨匠”と称された

坂本繁二郎。

  

代表作の『放牧三馬』は

アトリエの近くで放牧されていた馬を

描いたものだそうです。

2024.10.17

ソバの花見頃@福岡

福岡県朝倉市で今

ソバの花が満開です↓

 

  

花言葉は

日本では

「懐かしい思い出」「幸福」

お隣の国、韓国では

「恋人」「愛の約束」

  

白い花は

直径5mmほどで小さく清楚で可憐

守ってあげたくなるそうな

可愛らしさ。

  

そして葉っぱは

ハート型をしています。

このあたりが

花言葉の由来のようです。

  

花が終わって実がなると

“新そば”のシーズン到来です♪

 

2024.10.16

日本で3頭のみ!

  

  

福岡市の博多埠頭から

市営渡船で20分

マリンワールド海の中道へ。

    

この水族館には

日本に3頭しかいないラッコの

1頭がいます

  

  

名前はリロ。

ラッコ年齢は17歳で

人間に換算すると70歳くらいの

おじいちゃんです。

  

30年前

日本では

122頭のラッコが

飼育されていたのですが

何故だか繁殖がうまくいかず

激減。

  

ちなみに

あとの2頭は

三重県の鳥羽水族館にいます。

  

他にも

見事に訓練されたイルカのショーや

幅24m、深さ7mの

パノラマ大水槽が見所です。

  

  

国内唯一の雄ラッコに会える水族館。

行楽の秋

のんびり過ごすのに

オススメです。

2024.10.15

ザ・カブキ

モーリス・ベジャール氏による振付で

東京バレエ団でしか上演できない作品

『ザ・カブキ』を東京文化会館で拝見。

  

  

1986年初演で

ストーリーは

仮名手本忠臣蔵が主軸。

  

「兜改め」「山崎街道」「討入り」など

馴染みのシーンが次々に出てきた。

    

「七段目」

手紙を読む所は

台が出てきて

よく工夫された演出。

  

歌舞伎と違って

生の演奏ではないのだが

ツケや柝はリアルだったし

定式幕もちゃんとあった。

  

斧九太夫が出ない代わりに

伴内が大活躍。

なるほどそう来たか!

見ていて楽しかった。

  

  

6年ぶりの日本上演ということで

客席は、ほぼ満員。

  

音楽は黛敏郎氏によるもので

これまで

日本での公演より

海外での上演の方が多いとのこと。

 

昼の部は歌舞伎で

夜の部はバレエといった風に

両方見比べる公演が実現したら

きっと面白いに違いない。

2024.10.14

竹内まりやサン作詞作曲『駅』を

中森明菜サンが歌った

アルバムがある。

ジャケットは

あの渡辺達生先生撮影↓

  

亀蔵レコードコレクションより

CRIMSON(1986年)

   

楽曲提供後

竹内まりやサン本人も

『駅』をセルフカバー。

  

歌う人によって

こんなに雰囲気が変わるのかと

衝撃が走ったのを覚えている。

  

因みにイメージとしては

東急東横線沿線だそうだ。

  

駅とは切っても切れない

鉄道。

  

日本で初めて鉄道が開業したのは

明治5年10月14日

新橋〜横浜間。

  

だから今日は『鉄道の日』。 

2024.10.13

くるめかすりと松枝家

福岡市で

『久留米絣と松枝家』展が始まりました。

  

  

久留米絣は江戸時代後期

福岡県の久留米を中心に

筑後地方で発達した

綿織物です。

   

中でも

明治初期から七代続く松枝家は

これまで数々の賞を受賞。

自然の美しさを表現した“絵絣”や

“光”をテーマにした着物は

情緒豊かです。

  

会場には

代々使われている藍甕や機織り機

図案などの貴重な資料を含め

100点あまりが展示されていて

慈愛に満ちた手仕事の尊さを

感じさせます。

  

会期は12月1日まで

福岡市天神の

福岡県立美術館にて。

2024.10.12

モネに浸る

雨の日ならば少しは空いているのでは?

と上野の国立西洋美術館

『モネ 睡蓮のとき』展へ。

  

  

だがしかし

予想に反して混んでいた。

いや、予想通りか(苦笑)。

  

国立西洋美術館の所蔵品だけでなく

マルモッタン・モネ美術館などからも借用した

67点が見られるとあって

最前列に並ぶ人たちは

熱量が凄い。

    

一部撮影OKだから

そりゃ、進みが遅くなって当然。

  

5つのブロックに分かれており

エピローグは

さかさまの世界。

水に映った雲や草を見ていると

いろいろな思いが浮かんでくる↓

  

 

モネって

何故こんなに人気なんだろう。

  

日本人と印象派の

相性の良さを

つくづく思う。

  

会期は

2025年2月11日まで。

 

カレンダー

«10月»
  1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31   
ページトップへ