松島屋ないまぜ帖

六本木の森アーツセンターギャラリー

『さくらももこ展』へ。

1965年

静岡生まれのさくらももこ氏。

なんと言っても代表作は

『ちびまる子ちゃん』。

今も日曜の夕方

TVアニメ放送中。

会場には

およそ300点の原画や

直筆原稿が展示されており

昭和30年代から40年代生まれには

ドンピシャな

「あるあるネタ」満載。

古き良き昭和を懐かしむ世代と

それが新鮮でエモい若い女性層で

来場者多し。

「抜け感」のある独特な世界観。

一所懸命なんだけど

完璧じゃない

小さな日常が

愛おしくなる。

2018年に永眠された

さくらももこ氏は

「描く」ことと

「書く」ことで

日々是好日を体現した

作家サンなのだと

改めて思う。

不覚にも

エッセイをまだ読んだ事がない。

読書の秋

必読書リストに

『もものかんづめ』を

ピックアップ。

今年の夏

立川のPLAY!MUSEUM

『オバケ？』展で

春風亭一之輔師匠が

『オバケ落語』なるものを披露。

せなけいこ氏の

『ねないこ だれだ』

生ではなく収録画像で

オバケと一之輔師匠が

うまい具合に

ミックスされていた。

包装紙を使った貼り絵で

誰もが見覚えのある

おばけ絵本

『ねないこ だれだ』の生みの親

せなけいこ氏が

先週お亡くなりに。

92歳だったそうだ。

きっと今頃

可愛いおばけたちと

遊んでいらっしゃるだろう。

ご冥福をお祈りします。

1983年10月29日

ビルボード1位に輝いたのは

ケニー・ロジャース＆ドリー・パートン

『アイランド・イン・ザ・ストリーム』

亀蔵レコードコレクションより↓

プロデュースがバリー・ギブで

ベテランの三つ巴！

売れない訳がない。

この年、唯一の

プラチナヒット曲。

曲調はもちろん

ザ・カントリー。

文句ナシの安定感で

聴いていて心地良い。

先日

このブログで『駅』の話を書いた。

中森明菜サンの。

で、本家本元

作詞作曲者である竹内まりやサンの

『駅』を聴きたくなり

亀蔵コレクションから

CD『Expressions』を出してみた↓

マイナーコードの『駅』だが

リクエスト投票1位！

まりやサンが歌うと

伸びやかさがあって

ドロドロしてない。

2008年10月発売の

コンプリートアルバムで

CMやドラマと

タイアップしている曲が多く

どの世代も馴染みやすい。

’95ケンタッキーのクリスマスソング

『今夜はHearty Party』

前奏に入った途端

スタッフの一人が

「巻き戻して！」と声を上げ

スピーカーの前に

張り付いた。

いやCDだから

“巻き戻し”はナイナイ！

と苦笑していると

別のスタッフが

「え？木村クン？」と

これまた素っ頓狂な声を上げた。

曲が始まる直前

耳元で囁くように

「ねぇ、パーティにおいでよ」

という台詞の主は

紛れも無く

木村拓哉サン。

女子の耳にだけ

スッと聞こえる周波数なのか

言われるまで

全く気づかなかった。

コーラスでカウントを取ったり

「パーティ、やろうぜ」

「元気出しなよ」

「愛してるよ」と

少なくとも4箇所に

台詞が入っていた。

このCD

ほかの楽曲で

ギターの佐橋サンや

たか子ちゃんも参加していて

結構お気に入り。

現代アートのヤノベケンジ先生が

お忙しい中

＃美術展ナビ＃亀蔵meetsの

取材を受けてくださった↓

岡本太郎記念館でのインタビュー

楽しいっ！

しかもこの部屋

岡本太郎先生が

実際に使っていらっしゃったそうで

当時のまま

いろんなオブジェが置かれている。

こちらは普段

非公開。

貴重っ‼︎

ヤノベケンジ先生との対談内容は

＃美術展ナビ＃亀蔵meetsで

ご覧頂きたい。

この場を借りて

ヤノベケンジ先生

本当にありがとうございました。

新橋演舞場で来月30日に開幕する

『朧の森に棲む鬼』の

新しいチラシA3サイズが完成しました↓

ちなみに前のチラシはこちら↓

こうやって見比べると

“凄み”が増していますよね。

裏面はオールキャスト↓

歌舞伎NEXTに関しては

スチール撮影の時だけ

メイクさんがバチっと

化粧してくださいます。

（本舞台は自分で）

台本は先週

手元に届きまして

いよいよ

稽古開始です。

どうぞ

ご期待くださいませ。

僕の大好きな「太陽の塔」。

あの大きさ

あのデザイン

一度見たら絶対に忘れられないインパクト！

先日

＃美術展ナビの取材で

青山にある

岡本太郎記念館へ。

今

「ヤノベケンジ ：太郎と猫と太陽と」展

開催中。

ヤノベケンジ先生の作品は

これまで

大阪中之島美術館のオブジェや

GINZA SIXのインスタレーションを

拝見していたが

猫が宇宙服を着ている理由に納得

そして感動！

まずは

＃美術展ナビ＃亀蔵meetsの最新版を

ご高覧いただきたい。

こちらをタップ

３回シリーズで

１０月２４日２６日２８日に

無料配信。

きっと誰かに話したくなるに

違いない。

『俊寛』で三度目の硫黄島。

スポーツ報知より↑

鹿児島市の港から

船で3時間以上かかる三島村の硫黄島は

鬼界カルデラ（外輪山）の一部だと

今回初めて知った。

薩南地方の活火山島で

船のデッキに乗っていると

硫黄の匂いがわかるほど。

公演日の翌朝

座頭が“秘湯”へ誘ってくれたので

数名で出かけた。

その名は『東温泉』

地元の方から

「顔は洗わないで」と教えてもらった。

全国で2番目に強い

酸性度を誇るそうで

目に入ると沁みるとのこと。

湯船は三つあって

湯温はそれぞれ

50℃、40℃、30℃くらいか。

大海原を眺めながら

絶景かな

絶景かな。

中村勘三郎サン追善の

三島村歌舞伎『俊寛』

会場の硫黄島の海辺には

日本全国からお客様が

遠路お出ましくださった。

三島村

（＝竹島、硫黄島、黒島）の

全ての小中学校の子どもたちや

地元の皆さんも

観に来てくれた。

実は

公演日の前日

鹿児島市内から硫黄島へ

渡れなかった。

風が強すぎて船が欠航。

鹿児島市内の有名なバレエ教室の

レッスン場で稽古した。

当日朝、鹿児島市内は雨。

出航する時も

船旅の途中も降っていた。

が、お昼過ぎに硫黄島へ着くと

雨はあがった。

俊寛堂へおまいりして

舞台稽古していると

太陽が顔を出し

午後7時

『俊寛』が始まる頃には

満点の星空！

劇的に晴れたっ‼︎

細かいことは抜きにして

本当に嬉しく

有難い一日となった。

主催の三島村様

お客様

スタッフ関係者

全ての方に

ありがとうございました！

一日限りの特別公演

十八世中村勘三郎サンの十三回忌追善

三島村歌舞伎『俊寛』を記念した

村営焼酎蔵の芋焼酎が限定発売されます。

みしま村焼酎プロジェクト公式サイトより↑

鹿児島県の離島

三島村の農家＆地域の方々生産の

さつま芋「ベニオトメ」を使用した

３年以上長期貯蔵の古酒です。

素朴な甘みと

古酒のふくよかな味わいを

お楽しみ頂けます。

1800ml入りは11,000円

720ml入りは5,500円

一般発売は

三島村オンラインサイトで

三島村歌舞伎『俊寛』終演後

20：30頃から

受付予定です。

数量限定なので

ご希望の方はどうぞお早めに。