松島屋ないまぜ帖
2024.03.17
月影摺り
桜の開花が待たれる季節になりました。
東京の桜は
蕾が少しづつ
膨らんできているようです。
亀蔵を応援してくださるお客様には
一足早く桜を楽しんで頂いています。
と申しますのは
お礼状に使っている便箋が
こちら↓
『月影摺り』と呼ばれ
日本橋・榛原さんに
江戸時代から伝わる
“木版の手摺り”です。
便箋ですから
文字の邪魔にならないよう
ごくごく淡い墨色。
時間をかけて抽出された
上澄みの墨だけが
使われているそうです。
ところで
毎月17日は
『国民的SDGsの日』。
弊所もちょこっとだけ↓
月影摺りの便箋の表紙が
割としっかりした和紙なので
捨てるのがしのびなく
写真サイズに切り抜いて
リメイクしてみました。
触ってみるとほんの少しですが
凹凸が感じられ
職人さん手作りの
あたたかみが
伝わってきます。