松島屋ないまぜ帖

2024年04月

2024.04.30

BEAT IT

1983年のアメリカ音楽シーン

  

『ビリー・ジーン』の7週連続1位から

僅か1週だけトップの座を譲り

4月30日

再びビルボードNo.1に返り咲いた

マイケル・ジャクソン。

  

『今夜はビート・イット』

  

亀蔵レコードコレクションより↓

  

特別ゲストとして

ヴァン・ヘイレンのギタリスト

エディ・ヴァン・ヘイレンが参加。

  

間奏には

ギターのソロもあり

聴きどころ多し。

  

ミュージックビデオは

映画のワンシーンのような演出で

クール。

  

マイケルの後ろで踊っている

白い服の人が

ダンスの師匠だそうだ。

2024.04.29

常磐の松

「亀蔵さんは

舞台がお休みの時

歌舞伎のお稽古は

どうなさっているのですか?」

  

いい質問!

 

このブログでは

美術館や旅行

スタンプラリーの話題が多いから

「亀蔵、遊び呆けてるな」

と思っていらっしゃる方も

多いかもしれない。

  

歌舞伎役者が

歌舞伎の稽古をするのは当たり前。

わざわざ「やってますよ」と

主張するのは・・・

と思っているが

主に

「常磐津と台本の読み解き」

に取り組んでいる。

  

今月は常磐津の稽古を

週に1回

計4回つけてもらった。

  

師匠は

常磐津文字兵衛先生。

  

  

演目は

『恩愛瞶關守』

おんあいひとめのせきもり

通称『宗清』。

  

初演は文政11年市村座

宗清:三世坂東三津五郎

常磐:岩井粂三郎

  

雪の中

常磐御前が

幼児を抱えつつ

伏見の関を越える場面。

  

歌川国芳『常盤御前』↓

  

警固の宗清は

「松を手折って松を助く」の

高札の意味を諭し

常磐御前はついに

敵方の清盛のもとへ。

  

常磐津の稽古は

舞台用の声を出すため

30分もすると

汗だくになる。

  

それにしても

常磐=松という

暗示が妙。

  

*「常盤」御前が一般的だが

文中は教本に書かれている

「常磐」表記とした

2024.04.28

ネモフィラの丘

ゴールデンウィーク

いかがお過ごしですか?

  

国営ひたち海浜公園から

画像が届きました。

  

みはらしの丘のネモフィラです↓

  

  

5弁の丸い花びらは

小さくて可愛らしく

花言葉は

「可憐」「成功」。

今が見頃だそうです。

  

素敵な画像を

ありがとうございました。

2024.04.27

亀戸天神藤まつり

「早く行かないと終わってしまうっ」

慌てて出かけたのは

亀戸天神藤まつり。

  

大混雑が得意ではないため

ぐずついた空模様の日を狙って行った。

  

  

藤はとっくに見頃を迎えていた。

こじんまりと楽しむには

藤の美しさ

境内の広さ

混み具合から鑑みて

ベストと言える。

  

 

船橋屋サンの

くず餅も外せない。

本店イートイン限定

「藤のおしるこ」と一緒に↓

 

  

藤は古来より

フジ

フシ

不死

に繋がるとされ

歌舞伎の家でも

家紋に使われている所が多い。

  

ボクの師匠である

二代目松緑のおじさんや

辰之助さんは

藤間流だから

身の回りの品々に

藤の模様が多かったのを思い出す。

2024.04.26

SL大樹

さらに昨日の続き。

  

日光東照宮からの帰り道

東武日光の2つ隣の

下今市駅へちょこっと寄り道。

  

ここには

『SL展示館 転車台広場』というのがあり

山口県長門市から移築された

現役の『転車台』がある。

  

『転車台』とは

方向転換するための設備のこと↓

   

  

実は

『機関車トーマス』でしか

見たことが無くて

本物は初めて!

  

ちょうどSL大樹が

下今市駅に到着↓

  

  

これから格納庫の1番に入るため

転車台を使うという↓

 

  

♪回る〜回るよ

大樹は回る〜♪

 

SL機関車の大きな汽笛

(『銀河鉄道999』みたいな音だった!)

に驚いたし

石炭を動力にしているから

煙がモクモクするし。

  

そして

鋼鉄の車体は立派だった。

  

プチ鉄っちゃんの血が騒いだ笑。

今度はSL大樹に

乗ってみたい。

  

2024.04.25

日光東照宮

昨日の続き。

  

東武日光駅からタクシーで5分ほど。

  

大谷川にかかる神橋は

昔は殿様でさえも

馬から降りて渡ったそうだ。

  

ここが

世界遺産の玄関口↓

  

  

日光東照宮は

皆様ご存知の通り

徳川家康公を

お祀りしている。

  

黒田長政公によって奉納された

石の鳥居の奥にあるのが

国宝の『陽明門』↓

  

  

聖人賢人など

500以上の彫刻が施されており

高さは11.1m

金が豪勢に使われていて

江戸の匠の技に圧倒される。

柱には昨日紹介した『グリ紋』が↓

  

 

門をくぐる時

天井を見上げたら

龍が描かれていた↓

  

  

龍といえば

薬師堂の『鳴き龍』も見事!

こちらは撮影できないので

是非とも現地で

体感して頂きたい。

  

『三猿』や『眠り猫』は

以前紹介したので

今回は割愛。

  

特別公開中だったのが

酒井忠勝公によって寄進された

『五重塔』↓

 

  

高さ36mで

心柱が“懸垂式”。

つまり地面から浮いている。

免震機能を携えた

珍しい工法で

なんと東京スカイツリーにも

応用されているそうだ。

  

江戸から平成へ。

匠の技が伝承されていることを知り

胸が熱くなった。

2024.04.24

スペーシアX

“プチ鉄っちゃん”だから

ときどき鉄道の旅へ。

  

今回は浅草から

東武鉄道の『スペーシアX』に

乗ってみた。

    

  

普通料金に500円プラスし

カフェカウンターのある

ラウンジを指定。

  

車内の様子は

これまで結構な頻度で

紹介されているから

あえてマニアックな所を

ピックアップ。

  

日光東照宮陽明門に見られる

『グリ紋』が照明に使われ

江戸の意匠が

活かされている↓

  

クラフトビールなど

日光ならではの

「食」も楽しみの一つ。

朝イチで『湯葉の味噌汁』

お腹に優しくて嬉しい↓

  

  

その名も

「コックピットラウンジ」なだけあって

運転席がしっかり見られる↓

 

  

まるで旅館の女将さんみたいな

車掌サンのご挨拶も。

  

記念撮影用プレートご持参の

村石サンとパチリ↓

  

 

そうこうしているうちに

1時間47分で

東武日光着。

  

日光東照宮の様子は

明日、ご紹介。

2024.04.23

カモン・アイリーン

ボクが若かった頃の趣味の一つが

アメリカビルボードの

トップになったシングルレコードを

蒐集することだった。

  

何百枚あるのか

実はよくわかっていないのだが笑

時々このブログで

紹介している。

  

1983年4月23日の1位は

『カモン・アイリーン』

デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ

  

  

アルバム『女の泪はワザモンだ‼︎』

からの

シングルカット。

  

前年にイギリスで

最大のヒットとなり

その波が全米に押し寄せた形。

  

メンバー全員が

オーバーオール姿で

バイオリンやギターを演奏するという

ミュージックビデオだった。

  

車のCMで使われていたから

覚えていらっしゃる方も多いかと。

  

一言で表すと

「ダサくてクール」

不思議な曲。

2024.04.22

落語一之輔 春秋三夜

昨夜は

よみうり大手町ホールでの

春風亭一之輔師匠の独演会。

三夜連続の最終日でした。

  

オリジナル手拭い付き↓

いいですねぇ〜。

“春の宵”をイメージした色

ですよね?

師匠!

  

実は亀蔵

先月このブログで

浅草演芸ホールの事を

書かせて頂いたのです。

  

皆さま

『テルミン』のネタ

覚えていらっしゃいますか?

  

数日後、亀蔵は

一之輔師匠から

「ブログの『テルミン』読みましたよ!」

と連絡を頂き

「しまった!師匠の話芸に触れなかった」

と反省しきり。

  

なので今日は

あの時の分を取り戻すべく

書かせていただきます。

  

『百年目』

涙が溢れました。

一朝師匠とのリレーを聞いたばかりですから

ストーリーは完全に

頭に入っています。

脳裏に浮かぶ映像は

より鮮明になり

とめどなく流れる涙‼︎

どうする事もできませんでした。

  

人と人とのご縁っていいなぁ

と思うと同時に

落語って“あたりめ”みたい!

とも思います。

噛めば噛むほど!

なんです。

    

心があったかくなる素敵な時間を

有難うございました。

  

あ、一つだけ申し上げたいことが。

マクラの話ですが

九州の人は優しいんです。

騙されたフリをしてるだけ

ですよ、師匠♪

  

2024.04.21

草津よいとこ、一度はおいで〜♪

一泊二日で友人たちと

草津温泉へ。

  

pH値2.1という強い酸性のお湯。

  

湯畑』は

湯けむりが漂い

硫黄の臭いでむせかえるほど↓

 

  

7列ある湯樋は木製。

湯を冷ましたり

湯の花を取ったり。

  

『湯もみショー』も

見たかったが

大混雑だったため

退散。

  

みんなで相談して

『水陸両用バス』に

乗車することに。

  

  

八ツ場(やんば)ダムは

計画から68年の歳月をかけて

2020年に完成した。

  

右岸と左岸をつなぐ

八ツ場大橋が見えた↓

  

  

水陸両用バスは

陸ではタイヤ

水中では

スクリュープロペラが

頑張ってくれる↓

  

  

この年になって

人生初体験。

  

“八ツ場ブルー”が

印象に残った。

        

  


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