松島屋ないまぜ帖
2024年01月
2024.01.11
東劇で声出しOK
全国の映画館で公開中の
シネマ歌舞伎
『唐茄子屋〜不思議国之若旦那〜』
ご覧になりましたか?
歌舞伎の上演につきものの
「中村屋っ!」とか
「待ってました!」とかの
掛け声の事を
『大向こう』と
呼ぶのですが
なんと東銀座の東劇では
映画の上映中に
『大向こう』をかけて良い
声出しOK回があります。
明日1月12日から1月18日までの
13:40からの上映回限定で
「拍手」
「手拍子」
「大向こう」
「うちわ」での応援が可能です。
亀蔵が人間の時は
「松島屋!」
蛙の時は
「ゲゲコ!」と
どんどん声出ししてください。
©️松竹
こんな楽しいイベント
滅多に無いです♪
詳細は
東劇の公式サイトにて。
2024.01.10
寒い季節の友
『歳寒三友』とは
寒い季節の友の意味です。
炬燵?湯湯婆?ストーブ?
いえいえ
答えは
松竹梅。
お正月を祝うのにふさわしい
おめでたいとされる植物です。
東京国立博物館本館の
正面階段には
真生流(しんせいりゅう)
山根由美お家元のいけばなが
展示されています↓
歳寒三友に加え
椿、南天桐、木瓜の花。
花器は鎌倉時代の須恵器です。
お正月らしく
華やかに
おおらかに。
花道は日本文化の一つ。
外国からのお客様が
バシバシ写真を撮っていて
日本人として誇らしく感じました。
松島屋ないまぜ帖では
亀蔵の動静だけでなく
「日本のいいな」を
今年も沢山
紹介してまいりたく存じます。
2024.01.09
今宮のえべっさん
「今宮のえべっさん言うたら福娘♪」
大阪・今宮戎神社の
十日戎では
福娘に選ばれたお嬢サンたちが
福笹に「吉兆」と呼ばれる
縁起物を付けてくれます。
毎年、揃いの訪問着が新調され
それを見るのも楽しみ
という方もいらっしゃるかと。
東京国立博物館に収蔵されている
安藤広重の浮世絵からも
参道の人々の
楽しい雰囲気が伝わってきます↓
今夜が宵えびす
明日が本えびす
明後日が残えびす
「商売繁盛で福持ってこ〜い!」
皆さまにも
福が訪れますように。
2024.01.08
初笑い
年明け早々の災害や事故で
心穏やかでない日々だったが
新宿武蔵野館で
今年初映画。
邦題は
ネトフリで大ブレイクした
『愛の不時着』をリスペクト?
『宝くじの不時着』↓
北朝鮮へ不時着するのは
美人社長ではなく
6億円当選の宝くじ。
馬鹿馬鹿しくて
おかしくて
鬱々とした気分が
すっかり消えた。
字幕監修が
松尾スズキさんというのも
なかなか♪
平和とは
会いたい人に
いつでも会える事。
そしてエンタメは
人と人の潤滑油。
2024.01.07
ターコイズブルー
国立劇場の初春歌舞伎
恒例の一つが
『手拭いまき』です。
初台の新国立劇場でも健在で
今年はターコイズがかった
かなり珍しい色合いです↓
今年は入手確率が
例年より1・5倍に
増えています。
舞台から客席へ降りて思いっきり投げる
役者もいて
劇場後方に座っていらっしゃるお客様にも
チャンスありです♪
2024.01.06
初台劇場リポート
昨日開幕しました
新国立劇場の初春歌舞伎
京王新線『初台駅』中央口直結で
アクセス良好!
正面玄関から真っ直ぐ階段を登って
2階へと進みます。
*東口だと
オペラシティの方へ出て
遠回りになりますので
お気をつけください。
舞台の下手
(*「しもて」と読みます。
決して「へた」ではありません)には
国立劇場の座紋入り『揚幕』があって
小さな小さな花道が
設えられています↓
役者が花道から登場する瞬間
お客様の方を向いているので
かなりレア!
ここ、見所の一つです。
ロビーには
写真撮影スポットが
あれこれ設えられていますので
記念にバシバシ撮ってください。
2024.01.05
全国の映画館で!
『唐茄子屋〜不思議国之若旦那〜』
歌舞伎座の周りに貼られている
ポスターを見ながら
お喋りされている
ご婦人方の声が聞こえました。
「あらぁ〜今度は歌舞伎座で
『唐茄子屋』をやるのね」
「浅草の平成中村座の
行きたかったのよねぇ」
などなど。
違いますよ〜。
歌舞伎座ではなく映画館です。
それも全国の!
『シネマ歌舞伎』というロゴが
入っているのですが
キャラクターのインパクトが強すぎて
視線が行かなかったのでしょう
納得。
『唐茄子屋〜不思議国之若旦那〜』は
古典歌舞伎にこだわってきた
平成中村座が
初めての新作歌舞伎として
2022年に上演した作品です。
作・演出は
宮藤官九郎サン。
正直に申し上げますと
生の舞台が一番だとは思いますが
シネマ歌舞伎は
全国の映画館でリーズナブルに
しかもいろんな角度から
観る事ができるという
メリットがございます。
エンディング曲は
野村卓史サンの
書き下ろし♪
平和な気持ちになれる
とっても素敵な作品です。
プログラムも
洒落てます↓
落語の『唐茄子屋政談』や
『鈴ふり』などが芝居の中に
散りばめられた
『唐茄子屋〜不思議国之若旦那〜』
映画の公開は
今日から
今月25日までです。
2024.01.04
青山サン
「(読売新聞)本社前にいますんで
TVに映ったら
間違いなくボクです笑」
#美術展ナビ#亀蔵meetsで
いつもお世話になっている
カメラマンの青山サンが
年末取材の時に仰った。
昨日の箱根駅伝
大手町ゴール前
見覚えある姿を発見!
「青山サンだっ!」
一瞬を逃すまいと
張り詰めた表情だった。
そして今朝の読売新聞の一面↓
名前は出て無いけど
きっと青山サンの写真だと思う。
この瞬間を
寒さの中
ジッと待ち続け
与えられた仕事を
きっちり成し遂げる。
これこそプロの仕事。
明日の初台・初春歌舞伎の
初日に向け
今日はこれから舞台稽古。
心して臨みたい。
2024.01.03
第100回箱根駅伝
正月恒例の箱根駅伝。
新春に相応しい
大学生の若さ弾ける走りが
眩しい。
毎年
国立劇場の楽屋で見続けてきたが
今年は初めて自宅観戦。
しかも第100回の記念すべき年。
やっぱり注目は
フレッシュグリーンのユニフォーム
青山学院。
往路は新記録で優勝♪
今日は復路で
大手町を目指す。
さあ、今年の総合優勝は
どうなるか。
大正9年に始まった
箱根駅伝。
戦争で5年間中断したが
毎年1回
着実に歴史を積み上げてきた。
これまでの全ての優勝校
プラス
今年の優勝校の名前が入った
特注のバスタオルを
発注済み。
3月には手元に届くそうだ。
2024.01.02
仕事納め&仕事始め
歌舞伎でも上演される『芝浜』を
春風亭一之輔師匠が口演されるという事で
弊社スタッフ研修として伺いました。
ご協力くださいました
春風亭一之輔後援会さまには
この場を借りて御礼申し上げます。
実は落語会ではなく
さだまさしサンの
カウントダウンライブ!
場所は寄席ではなく
両国国技館↓
いつもは土俵がある所に
ステージが組まれ
まるでシャコのようなスピーカーが
設置されているという
珍しい光景でした↓
お相撲サンと同じ導線で
ステージへ上がる師匠は
「ヒューヒューとか言われて
高座に出る事は
普段ないので・・・」
と苦笑されていましたが
そこはプロ!
9000人の観客は
しっかり年末の笑い納めでした。
さだまさしサンはこの日
NHK紅白歌合戦出場でしたので
国技館からの中継で
『秋桜』を熱唱。
弊社スタッフには
楽しい仕事納め&仕事始め
となりました。
令和6年も
お仕事頑張ってまいります。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。