松島屋ないまぜ帖
2023.06.21
梅雨の晴れ間にひと仕事
今日は夏至。
昼の長さを実感する。
しかも昨日の東京は
梅雨の晴れ間。
着物仕事に勤しんだ。
夏ものの黒紋付を
箪笥から出して
いつでも着られるよう
準備しておく。
お若い方は
ご存知ないかもしれないが
着物にはいくつかのルールがある。
夏の暑い時期は
通気性が良いよう
生地の織り方に工夫が。
これは
『絽』という反物で仕立てた
絹100%の夏ものの羽織。
向こうが透けて見えるのが
おわかりかと↓
映画『ふしぎな岬の物語』
出演を記念して
あつらえたもの。
主演の吉永さゆりサンから
「泥棒さん」と
優しく語りかけられたのを
思い出す。
因みに
昨年10月29日のブログで
羽二重の黒紋付の画像を出している。
生地がどれくらい違うのか
見比べてみるのも
面白いかも。