松島屋ないまぜ帖
2023年05月
2023.05.11
姫路城西御屋敷跡庭園
姫路城のすぐお隣に
九つの見事な庭園群があります。
その名は
『姫路城西御屋敷跡庭園 好古園』
姫路市制100周年を記念して
姫路城を借景とする
姫路藩主の下屋敷跡に
造営されたもので
広さはおよそ1万坪です。
『御屋敷の庭』↓
『竹の庭』↓
『流れの平庭』↓
『茶の庭』↓
茶室『双樹庵』は
裏千家千玄室大宗匠様の設計・監修で
お菓子とお薄が500円で頂けます↓
この日のお菓子は花菖蒲
『玉椿』で有名な
伊勢屋本店サンの御製でした。
平成中村座姫路城公演へ
お出ましの折には
ゆっくりと散策なさってくださいませ。
2023.05.10
千姫ゆかりの三の丸
平成中村座姫路城公演が始まって
ちょうど1週間。
中村座の建つ
姫路城三の丸広場には
恒例の長屋
(過去最大級の三十軒!)も出て
全国からお出ましのお客様で
連日大盛況。
心から御礼申し上げたい。
この三の丸
徳川家康公の孫娘千姫が再婚し
一男一女に恵まれ
幸せに暮らしたと言われる
屋敷の跡地だと
姫路城パンフレットに書かれていた。
『武蔵野御殿』と呼ばれ
池泉回遊式の庭園があり
夫婦で連歌を楽しんだとか。
土地の力を感じることが多々あるが
お客様の笑顔が満ち満ちていて
なるほどここは
幸せオーラ溢れる場所なのだと
実感している。
2023.05.09
ご当地シウマイ弁当
先月末、このブログで
姫路のソウルフード
『まねきのえきそば』の話を書いた。
元々まねき食品サンは
幕の内駅弁を始めた会社
ということも。
先週、「おっ♫」な弁当を
発見&即買い。
横浜の老舗・崎陽軒さんと
コラボ!
関西バージョン
『シウマイ弁当』↓
中身は、こんな感じ↓
通常版とどこが違うのか
比べてみたいですよね?
はい、
こちらが関東バージョン
『シウマイ弁当』↓
まず目を引くのが梅干しの色と
胡麻の色の違い。
干し杏と黒花豆が違うし
魚の種類も違う。
漬物も。
細かくチェックすると
筍の煮物の切り方が
拍子木切りになってたり
卵焼きが
出汁巻きになってたり
シウマイの具材が違ってたり。
面白くて
美味しくて
嬉しいコラボ♫
2023.05.08
ヴァンゲリス
1981年に公開された
映画『炎のランナー』
原題『チャリオッツ・オブ・ファイアー』は
パリ五輪の短距離走で火花を散らす
実在した二人のランナーの話。
サントラを担当したのは
ヴァンゲリス。
1982年5月8日
生涯で唯一の全米No.1
『チャリオッツ・オブ・ファイアー』↓
(亀蔵レコードコレクションより)
1位になるまでに
こんなに時間がかかった曲は
そうそう無い。
アカデミー賞作曲賞受賞。
インストでもトップになれる!
と示した
類い稀な曲。
今でも競争の
ゴールシーンなどに多用される。
何故か映像は
決まってスローモーション。
そしてヴァンゲリスは
昨年5月鬼籍に入った。
2023.05.07
がばいブラックモンブラン♪
仕事の打合せで伺う機会が多い
コメダ珈琲さん。
『シロノアール』が有名ですよね。
デニッシュ生地の上に
ソフトクリームが乗っている
デザートですが
今、限定品が出ています。
九州では半世紀以上親しまれている
『ブラックモンブラン』との
コラボです。
ご存知無い方のために
ちょこっと説明します。
『ブラックモンブラン』は
チョコレートがけ
バニラテイストの
棒アイス。
クランチがアクセントです。
この日
『シロノアール ブラックモンブラン』
完売。
残念!
代わりに
『クロネージュ ブラックモンブラン』
というスポンジ生地が
ココア風味のお品を
注文しました↓
チョコが甘〜い♫
ザックザクのクランチ
良い仕事してます♪
佐賀県のお菓子メーカー
竹下製菓サンが
『ブラックモンブラン』を
発売したのは
1969年5月7日。
なので今日は
『ブラックモンブランの日』です。
*「がばい」は佐賀の方言で
「とても」の意味です。
2023.05.06
細見美術館の名品
日本橋を歩いていて
ショーウインドーの前で
思わず立ち止まりました。
真正面からの金魚!
キモカワ!?↓
『京都 細見美術館の名品
琳派、若冲、ときめきの日本美術』
細見美術館
開館25周年記念展は
細見家三代による蒐集品がずらり。
日本美術の懐の深さを
象徴するようです。
アートには
点と点が線になる楽しみが
あります。
こちらは今年3月
国立劇場での亀蔵の解説に出てきた
京の五条橋!
に見立てた志野茶碗『弁慶』↓
葛飾北斎の珍しい肉筆画
『五美人図』↓
“奇想の画家”伊藤若冲
『雪中雄鶏図』↓
(画像はいずれも細見美術館蔵
プレスリリース素材より)
今、日本に大勢いらっしゃってる
外国の方にもご覧いただきたい♪
日本橋髙島屋にて
今月15日まで。
2023.05.05
かごつるべ
シネマ歌舞伎のお知らせです。
今日から全国の映画館で
『籠釣瓶花街酔醒』
(かごつるべさとのえいざめ)が
始まります↓
2010年2月歌舞伎座での作品を
シネマ歌舞伎にしたもので
再上演です。
注意して頂きたいのは
シネマ歌舞伎の上演期間
わずか1週間だけ!
(東京・東銀座の東劇のみ延長決定)
ご自分のスマホに
アプリをインストールなさると
スマホがそのまま
イヤホンガイド(有料)になる機能も。
ゴールデンウィークに
渋滞や大混雑が無い
安近短のシネマ歌舞伎。
なかなかオツです。
2023.05.04
まほろくん♪
今月の歌舞伎座『團菊祭』は
音羽屋サンの寺嶋眞秀くんが
初代 尾上眞秀として初舞台です。
(歌舞伎座ロビーのパネルより)
配信番組『紀尾井町家話』で
しのぶサンの膝に乗って甘える
眞秀くんをご覧になられた方も
多いと思いますが、
今月の昼の部
『音菊眞秀若武者』では
女童姿で愛らしい舞を披露したり
少年剣士として立廻りをしたり。
今、10歳。
これからが楽しみで
仕方ありません。
CHANELサポートで
しのぶサンが文字を書いた祝幕も
お見逃しなきよう。
千穐楽は今月27日です。
2023.05.03
姫路城公演初日
姫路城世界遺産登録
30周年記念イベントの一つ
平成中村座公演。
先日の「お練り」、
実は天気を心配していたが
無事に終わった。
沿道にいらしてくださった
およそ2万5,000人のお客様、
準備万端で支えてくれた
スタッフの皆様、
天守閣におわします富姫様に
心から御礼申し上げたい。
昨日の姫路城は
雲一つない青空に
真っ白に浮かび上がって
眩いばかり。
今日は平成中村座初日。
応援宜しくお願い申し上げます。
2023.05.02
鎌倉殿ゆかりの地
先週、所用で横浜市の金沢八景へ。
待ち合わせまでの時間を利用し
駅から徒歩5分の
琵琶島神社を散策しました。
入り口の鳥居前にあるのが
金沢四名石の一つです。
源頼朝公が衣服をかけ
海水で禊をしたので
『服石』とも
『福石』とも。
ここの前で物を拾うと
福を授かると言われていて
パワースポットだとか。
沢山“氣”を拾ってきましたので
画像を通してお福分け↓
この琵琶島神社は
源頼朝公の政子夫人が
琵琶湖の竹生島の弁天様を勧請し
海の中に島を築いて創建したと
伝えられています。
お堂の辺りは潮の香が。
目の前に広がっているのは
平潟湾↓
お土産は
地元の和菓子屋さんの
名物最中↓
金沢北条氏一門の菩提寺である
称名寺の『晩鐘』を
かたどったものです。
金沢八景
いつかご紹介できたら
と思います。