松島屋ないまぜ帖

2023年01月

2023.01.21

赤いスイートピー

1982年1月21日

ソニーから発売されたシングルレコード

『赤いスイートピー』

言わずと知れた松田聖子サンの

代表曲の一つ。

  

亀蔵レコードコレクションより↓

  

  

作曲が

ペンネーム呉田軽穂の

ユーミン(あえて呼び捨て)。

編曲が

松任谷正隆氏だということも

かなり浸透している。

  

作詞はいつもの松本隆氏。

「煙草の匂いのシャツに

そっと寄り添うから」

  

昔は

煙草の“匂い”だったけど

今や

煙草の“臭い”だもんなぁ。

  

時代だなぁ。

 

2023.01.20

3月国立劇場で解説します

昨日発表された

国立劇場3月歌舞伎公演。

歌舞伎『一條大蔵譚』の前に

解説をさせて頂く。

  

史実を踏まえ

尚且つ

芝居がわかりやすくなるよう

これからスタッフさん達と

何度も打ち合わせを重ねていく。

  

一昨年の3月公演の時は

NHK大河ドラマの

オープニング曲を使って

花道すっぽんからせり上がった。

  

「おおっ〜」というどよめきと

クスクス笑いが混じって

我ながらツカミはOK!

な序幕だった笑。

  

大河主演の役者サンも

観に来てくださり

スポーツ紙を飾ったので

ご記憶の方もいらっしゃるかと。

  

3月は下旬になると

国立劇場前庭の桜が美しい。

建て替え前のラスト花見も兼ねて

是非ともお出ましいただきたい。

  

 

ところで三宅坂からお堀に沿って

桜田門の方へ下っていくと

皇居前に出る。

    

大芝生広場にある黒松は

環境省によると

2,000本!

数の多さに驚く。

  

そして大手門から皇居東御苑に入ると

梅林坂がある。

今、梅が咲いている。

  

桜に松に梅。

まるで『菅原伝授手習鑑』だが

三つ同時は無理かも。

    

今月と3月とで合わせ技!

ってことで

国立劇場と共に

お楽しみください♪

2023.01.19

マリー・クワント

渋谷のBunkamura

ザ・ミュージアムが好きで

足繁く通っている。

スタンプカードを作って欲しいくらい笑。

丸善ジュンク堂に立ち寄るのと

セットになっている。

  

今『マリー・クワント展』開催中。

日本で初めての回顧展。

花柄のロゴに見覚えあり。

    

1930年生まれの

イギリスのファッションデザイナー

マリー・クワント。

  

20代で

ロンドンのファッションシーンに登場し

ミニスカートを広めた。

  

36歳で大英帝国勲章を

もらった時には

自身が手がけた

ジャージ素材の服で

式典に臨んだらしい。

    

グッズ売り場で

ロゴ入りトートバッグと

イングリッシュティーを購入。

  

この黄色の缶↑

元はメイクアップの道具が

入っていたという。

何に使おう。

考えるのも楽しい。

  

余談だが

東急百貨店本店は

今月末で

一旦クローズ。

全館

絶賛セール中。

2023.01.18

歌会始め

今日、皇居では

歌会始めの儀が行われる。

御題は『友』。

  

皇居正殿松の間がテレビに映し出され

美しい短歌と共に

凛とした空気までも伝わってくる。

  

毎年楽しみにご覧になられている方も

多いのでは。

  

久留米絣の故・松枝哲哉サンが

紋付袴で参内なさった時

温泉宿のテレビで拝見したのを

今でも覚えている。

  

短歌は作れないので

せめて、と

毎年『御題香』を求める。

  

御題をイメージして

薫香元が各々に調合する

オリジナル線香である。

  

今年は山田松香本店サンの。

力強い香り。

強い絆を思う。

  

 

感性を総動員して楽しむ

日本文化の奥深さ。

      

2023.01.17

伝統菓子

珍しいフランスの伝統菓子を

いただきました。

  

名前は『ベラヴェッカ』↓

  

レーズン、プルーン、洋梨や杏など

沢山のフルーツやナッツ類を

これまた沢山のスパイスと一緒に

アルザスのさくらんぼのブランデーに

ひと月漬け込み熟成させた後

ほんの少しのパン種と合わせて

焼いたものです。

  

クリスマスシーズンに

薄く切って

ワインやコーヒーと一緒に味わうのが

アルザス地方の慣わしだとか。

  

ドイツのシュトーレンに

食べ方は似ていますが

よりフルーティーで

しっとり感があります。

  

元々は新年に

お年賀の手土産として

持参する風習があったそうです。

  

日本でも

地域によって

今の季節ならではのお菓子が

あるのかもしれませんね。

  

ご存じの方がいらしたら

是非ともご教示くださいませ。

2023.01.16

年に2回の休日


今日は『藪入り』

かつては奉公人や嫁が

実家に帰らせてもらえる日でした。

  

元々は閻魔大王様もお休みする

「地獄の釜の蓋が開く日」

だからだそうで。

  

京都の六道珍皇寺では

初閻魔特別拝観が行われています。

  

  

閻魔様の休日は

年にたったの2日!

  

(拝観券より↓)

 

ということは閻魔庁の

第二秘書だった

小野篁公も

閻魔様と同じくらい

働いていたことになりますね。

恐るべし。

  

(小野篁公立像↑院達作・江戸時代)

2023.01.15

遠山の金さんの屋敷は

国立劇場初春歌舞伎は本日

中日を迎えます。

  

このブログで何度も

ご紹介しております通り

『遠山の金さん』です。

  

その金さんが住んでいたのは

墨田区菊川と言われていますが

なんとかつて

ここには

鬼平こと

長谷川半蔵が住んでいたとか。

  

今、地下鉄菊川駅のすぐ近くに

モダンな感じの

モニュメントが

建てられています。

  

新大橋通りを挟んでお向かいにある

菊川郵便局の方から撮影してみました↓

  

記念碑によりますと

鬼平の孫の代に

屋敷替えとなって

金さんが引っ越ししてきたとのこと。

  

江戸の町を守ろう

という気概が受け継がれていて

両人共に現代でも人気者♪

不思議なご縁ですね。

2023.01.14

かがみの孤城

2018年本屋大賞の作品が

アニメ映画になった。

辻村深月サン原作

『かがみの孤城』。

  

   

ネタバレになるから

詳しくは言えないが

ストーリーがとことん面白い!

  

ありそうで

なさそうで

でも確実に無いとは

断言しにくい世界が広がる

ファンタジーミステリー。

  

ご覧になられる方に

これだけは言いたい。

  

エンドロールが始まると

やおら席を立って

帰ってしまう人がいるが

残念すぎる。

  

最後の最後に

大事なスケッチが出てくる。

それを見て欲しい。

2023.01.13

観覧無料の

毎月13日は

10(と)プラス3(さん)で

登山の日。

  

帽子をかぶり

リュックを背負った

ブロンズ像をご覧いただきたい↓

  

タイトルは

『殿下登山の像』↓

  

殿下とは

故・秩父宮雍仁親王様。

  

写真の奥に見えるのは

松に菊花の

秩父宮家の紋章。

  

登山やテニスなどがお好きで

ラグビーやスキーなど

スポーツ振興に尽力された

秩父宮様。

 

旧国立競技場の中にあった

秩父宮記念スポーツ博物館が

建替工事に伴い一時閉館。

  

ちょうど1年前

新しい国立競技場の中に

『秩父宮記念ギャラリー』として

リニューアルオープン。

  

宮様ご愛用の品々や

競技大会のカップ

写真やパネルなどが

展示されている。

  

『殿下登山の像』は

ギャラリーの

アイコン的存在で

1928年

日本のロダンと言われた

朝倉文夫氏によって

原型が造られた。

  

余談だが

歌舞伎座や国立劇場にある

役者のブロンズ像は

ほとんど朝倉文夫氏の作品。

  

胸元を緩めることなく

ネクタイ姿で登山をなさる

スポーツの宮様のお姿。

観覧料無料。

2023.01.12

アニメージュとジブリ展

昨日は国立劇場の休演日。

午後から銀座を散策、

松屋で開催中の

『アニメージュとジブリ展』へ。

  

『となりのトトロ』に出てくる

ネコバスがお出迎え↓

   

『アニメージュ』はご存じの通り

アニメ専門雑誌で

徳間書店から1978年に創刊された。

  

『アニメージュ』が出る以前は

ムック本しか無かった。

『宇宙戦艦ヤマト』など

作品ごとに買ってたなぁ。

  

会場に

『風の谷のナウシカ』の

コーナーがあった。

ディテールにこだわった造形で

撮影可能↓

  

    

オリジナルグッズ売り場を覗いたら

ナウシカがメーヴェに乗ってる図の

博多織コースターを発見。

アニメージュ表紙の

クリアファイルと一緒に

即買い↓

 

        

  


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