松島屋ないまぜ帖
2022.05.13
フーコーの振り子
亀蔵が上野の国立科学博物館の
「特別展」の話題で来るなら
私は「常設展」から。
日本館に
「フーコーの振り子」がある事を
ご存知ですか?
物理学者フーコーが
考え出した装置なので
フーコーの振り子と
呼ばれています↓
長さ19,5mのステンレス弦に
重さ49,6kgのステンレス錘、
目盛り盤は直径150cmで
振り子はず〜っと動いています。
赤外線センサーで
振動面の位置が表示され
ランプが点る仕組みです。
ランプの位置が
少しずつ移動していくので
地球の自転が一目瞭然。
実は私
日々の暮らしの中で
「え?有り得ないんだけど・・・」
という理不尽なコトが生じた時
決まってここへ来ます。
振り子が揺れるのをジッと見て
地球が動いているのを感じるのです。
地球が誕生して46億年。
一日も休まず
回っている地球。
78億人の人生を乗せて
回っている地球。
(地球規模で考えたら
たいした事じゃない)
振り子も、地球も、
毎日
黙って
動き続けているのですから。