松島屋ないまぜ帖

2022年04月

2022.04.30

THE GREATS

ゴールデンウィーク初日は

東京都美術館へ。

  

ラファエロ

エル・グレコ

レンブラントなど

ルネサンスから19世紀の

美の巨匠たちの作品が見られるとあって

土砂降りの雨の中

上野へ急いだ。

  

  

スコットランドにある

三つの国立美術館の所蔵品の中から

選りすぐった絵画90点が展示。

  

こちらは日本初公開↓

ディエゴ・ベラスケス

「卵を料理する老婆」

  

光の魔術師の異名を持つ

ベラスケスだけに、

まるでスポットライトを

当てたかのような老婆に

身震いがした。

  

スプーンを持つ指先のテカリや

筋張った手首、

料理中の卵の生煮えの感じ。

“生”への渇望を

表しているように思えた。

  

生きることそのものが

THE GREATSである。

2022.04.29

巨人軍御用達

只今

Bunkamura『パンドラの鐘』

稽古中。

  

ところが昨日は突然

稽古が休みに。

 

そこでアレコレ用事をこなし、

後楽園にある

中華料理店サンへ

飛び込んでみた。

  

壁にはサイン色紙が沢山。

東京ドームに近いため

読売ジャイアンツ歴代監督のも。

  

王貞治監督

原辰徳監督

堀内恒夫監督

三人並び↓

  

堀内監督オススメは

「餃子」と「もやしそば」。

あっさりしていて

いくらでも食べられる!

  

昔は球場へ出前してたんだそう。

巨人軍の選手を

食でサポートしてたんだな。

  

現在、巨人はセ・リーグ1位。

  

2022.04.28

良い庭の日

今日、4月28日は

4(よ)2(に)8(わ)

の語呂合わせで

良い庭の日。

  

此方は京都御所のお庭です↓

   

新緑のグラデーションに

躑躅の朱色がワンポイント。

池の水面が鏡のようで

映り込んだ景色には

これまた風情があって。

  

どれだけ眺めていても飽きさせず

どこを切り取っても絵になるのが

日本庭園の素晴らしさ!

  

明日から始まる

ゴールデンウィーク。

密にならない

美しいお庭を

の〜んびり

巡ってみたいです。


2022.04.27

梳かさないブラッシング

人生の折り返し地点を

迎えた頃から

身体の衰えを否応なく

感じるようになりました。

  

「マッサージ」や「整体」は

必要不可欠なメンテナンス

という認識です。

  

だからと言って

そうそう頻繁に通える

財力も時間もございません。

  

そこで朝晩

「小マッサージ」に

取り組んでいます。

  

「髪を梳かさないブラッシング」

頭がスッキリしておすすめです。

頭皮にブラシの先を密着させ

小さな円を描くように

グルグルグルグル

少しずつ移動させていきます。

敢えて梳かしません。

  

後頭部

側頭部

頭頂部

前頭部

つまり頭全体を

気持ち良い強さで1分間。

 

頭の血流が巡ってきた!

と感じた時点で

止めても大丈夫です。

お試しくださいませ。

2022.04.26

すかんぽの咲く頃

自称、さんぽニストです。

数日前

皇居のお堀端で

春の草花を見つけました。

    

  

中央の白い花は

「ハルジオン」。

もしかしたら

「ヒメジョオン」

かもしれません。

この二つは似ているのです。

蕾のついた茎が

シナシナ下がり気味なので

「春」の方かなぁ〜と。

  

その奥にシュッと伸びている

朱色の花穂の草は、

北原白秋作詞

「すかんぽの咲く頃」

に出てくる

「すかんぽ」

だと思われます。

  

小学校の帰り道、

遠回りをしては

すかんぽの茎を折って

遊んでいました。

  

思い出すのは

川の土手や

田舎の畦道。

一瞬、

鼻の奥が

くすぐったくなりました。

2022.04.25

小冊子「劇評」創刊号

歌舞伎座のすぐ近く

文明堂の並びにある

木挽堂書店は

歌舞伎を中心とした

古書店だ。

  

そこで取り扱っているのが

創刊されたばかりの小冊子

「劇評」。

創刊号は500部限定。

1冊税込み500円↓

  

今年4月号で休刊した

歌舞伎専門誌「演劇界」の

劇評部分だけが

月に1回発行されることに。

  

ちょっと入りにくい佇まいの

木挽堂書店。

入ってみると

本や筋書きやらが山積みで

お店の人の姿は見えず。

  

「スミマセ〜ン!

劇評、どこにありますか〜?」と

声を張り上げてみたところ、

「そこです」と

顔は見えないまま

指さす手だけが上から出てきた。

  

その声の主だと思われる

木挽堂書店

小林順一氏が発起人。

  

この小冊子「劇評」のことは

雑誌が復刊するまでの

“つなぎ”だと

取材に答えている。

2022.04.24

明治時代の東京の風景

明治の終わり頃

京橋木挽町に住んでいらしたのが

日本画の巨匠

鏑木清方先生。

こちらは伊東深水先生が描いた鏑木先生↓

  

今、没後50年鏑木清方展が

東京竹橋の国立近代美術館で

開かれています。

  

  

数ある作品の中で

印象深いのは

「雛市」

人形屋の前の

一瞬の風景です。

  

「お母様、あのお雛さま、買ってぇ」

「どれどれ?」と

母親の手を引っ張る娘は

立派な振袖に桃割れ姿。

別珍の朱色のストールが

贅沢な暮らしぶりを表しています。

そんな二人越しに人形を見ているのは

同じ年頃の娘さん。

頭に手拭いを被り

裸足です。

桃の花を売り歩いているのか

どこかのお屋敷へ運んでいるのか。

  

残酷なまでの対比ですが

救いは

桃売りの娘さんが

粗末ながらも

継ぎ当てのない

こざっぱりとした姿で

足が汚れていないこと。

  

鏑木先生曰く

明治時代は

貧しい暮らしであっても

裏道までキッチリ掃除が行き届き

鍋釜もピカピカに磨かれていた、と。

  

お金のある無しとは違う尺度で測る

人間の幸せ。

鏑木先生の人間愛を感じます。

  

2022.04.23

突然、エヴァンゲリオン

神保町の本屋さんを

ぶらぶら見て回るのが

好きです。

   

売れ筋の本を探すというより

個性的なラインナップを楽しみたくて

ふら〜っと本屋さんへ入っては

何とな〜く書棚を眺めています。

  

ネット注文は

確かに早くて便利です。

but紙の質や表紙など

装丁を楽しんだり

意外な本に出会ったりする楽しみは

断然本屋さんの方に

軍配が上がります。

  

昨日

突然、目に飛び込んできたのは

エヴァンゲリオン!

  

書泉グランデで

イラスト展開催中。

  

ちゃんとフォトスポットがあって

今風です。

 

残酷な天使のテーゼ〜♪

心の中で歌いました。

  

2022.04.22

アイリス ジャポニカ

上野公園の

東京都美術館近くに

「シャガの小径」があります。

  

私が勝手に名づけました。

旧奏楽堂の横から

100mほど群生しています。

  

シャガはアヤメ科アヤメ属。

今の時期

アヤメよりもひと回り小さい

薄い紫色の花です↓

 

 

学名はIris japonica

てっきり日本生まれかと思いきや

原産地は中国でした。

かなり古い時代に

日本にもたらされ

すっかり帰化した植物なんだとか。

  

種が出来ないので

人が増やしていく植物。

日本のシャガは

全て同じ遺伝子を持つそうです。

み〜んな親戚って事ですね。

日本全国に親戚いっぱい。

  

2022.04.21

上野のパンダ

パンダ観覧

ようやく当選!

  

上野動物園

正門から東園に入る。

  

最初は、

シャンシャンに面会。

前回はコロナ前で

まだ小さく、

木の上で

干物のような状態の

「干しシャン」だったが、

今は「でかくなったなぁ〜」と

感慨深いものが。

撮影できる列は60分待ちなので

シャンシャンの画像は諦めた。

  

次は、いそっぷ橋を渡り

西園のパンダのもりへ。

双子パンダは1匹しか見えず、

丸まっている為

背中の線が確認できないが

多分レイレイ。

爆睡中でピクリともしない↓

  

次は

ママパンダ

シンシンの所へ。

ちょうどランチタイム。

一心不乱に竹を貪る姿が豪快。

観覧時間、わずか1分。

  

さあ、ここでクイズ!

世界の動物園で見られる

パンダの数は

全部で

およそ何頭でしょう。

  

A・・・7頭

B・・・70頭

C・・・700頭

  

答えは

Bの70頭。

  

ちょ、待てよ

その内5頭が上野にいて

和歌山にはもっといるぞ!

日本って

実は

パンダ王国?

  

シンシンのランチ風景は

トップページで

動画アップ中(期間限定)。

        

  


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