松島屋ないまぜ帖

2021.12.12

るい

  

軍医でもあり作家でもあった森鴎外。

実は「東京の地図」を作っていたことは

あまり知られていません。

「森林太郎立案」と書かれていて

復刻版が発売されています

 

その鴎外の一番下の子どもの名前は

「類」。

多才な姉たちに比べて地味な末っ子に

スポットをあてた小説が

昨年の芸術選奨文部科学大臣賞と

今年の柴田錬三郎賞をW受賞。

朝井まかて氏の『類』です。

  

明治の文豪を父に持ち

生まれた時から注目されているのは

歌舞伎役者の家と似ている一面も。

小説なので、創作とわかっていても

本当のところはどんな人物なのか

知りたくなりますよね。

  

「生誕110年、没後30年

森類  ペンを執った鴎外の末子」展

森鴎外記念館にて開催中。

今月27日まで。

  

貴重な遺品や資料もですが、

ここはかつて

森一家が住んでいて

作家たちのサロンでもあった観潮楼跡。

この敷石は玄関先にあったもので

馬の前で立っている鴎外の有名な写真は

まさにこの場所↓

 

森鴎外記念館では

モリキネカフェで

お庭を眺めながらの

コーヒータイムが

お気に入りです♪

  

 

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