松島屋ないまぜ帖
2021.09.01
淡交九月号
只今発売中の月刊茶道誌
『淡交九月号』(淡交社)に
私の講演会活動の様子が
掲載されています↓
梅雨の真っ只中
千葉県の成田ビューホテルに
関東の中学・高校で
茶道部を指導なさっている先生方が
集まってくださいました。
テーマは『歌舞伎と茶道』。
両方の共通点や
茶会の時の取り合わせなどを
講演させて頂き、
先生方は
指導のヒントに!と
全集中で聴いてくださいました。
驚いたのは、控室です。
お時候の花を活けてくださり
まず出されたお煎茶が美味しい♪
伺ったところ
「静岡のお茶に、ご出身の福岡のお茶を
ブレンドしてみました」と。
続いて頂いたお抹茶のお茶碗がこれまた素敵!
数寄屋袋を作ってくださったり
その細やかなお心配りに感動しました。
私が茶道を好きな理由はまさにここ。
相手の事を思いやる。
言葉が無くても思いが伝わる。
この公式サイトのテーマ
「文化は、人を、世界を、つなぐ」に
繋がっています。
『淡交』をパラパラとめくってみると
文字のフォントが変わったり、
全体的には縦書きなのに
突如横書きになったり。
フォントが違う所は落合陽一氏の稽古録で
横書きはロバート・キャンベル氏の後記です。
四角四面で難しいと思われがちな茶道ですが
イヤイヤ、実は個性を尊重する姿勢が
こんな所にも垣間見られます。
内容ぎっしりで読み応えある『淡交』は
私の大好きな雑誌ベストテンの
常連さんです♪