松島屋ないまぜ帖
2021年06月
2021.06.20
るろうに剣心
シリーズもので
毎回楽しみにしている映画
「るろうに剣心」。
「最終章
The Final/The Beginning」
先週、2本続けて鑑賞。
この映画、僕にとって最大の魅力は
「殺陣」。
時代劇の立ち回り
+現代のCG
+ワイヤーアクション
=その和洋折衷具合が気持ちいい。
主演の佐藤健サンの身体能力に
スタッフ陣の熱量が加わり
原作漫画がより立体的に!
細部への徹底したこだわりが
日本映画の良さでもある。
その世界観を
大きなスクリーンで味わえる幸せ。
2021.06.19
日本だけとは!
七月大歌舞伎の事務仕事
最盛期です。
プラごみ削減のため
我が家ではクリアファイルの代わりに
紙ファイルに片岡亀蔵千社札を貼って
お客様へチラシや書類をお送りしています↓
作業はレコードを聴きながら。
「次はこれを〜♪」と
いろいろなジャンルのLPをかけ
片面20分ほどが
あっという間。
しょっちゅうレコードを
ひっくり返しています(笑)。
こちらはスタッフ私物の
BTSダイナマイト↓
昨年9月に発注して
今年3月に届いたそうですが
なんとアメリカから!の輸入盤。
シングルレコード¥1,029
送料¥1,599
「外袋も内袋もな〜んにも無くて・・・笑」と。
エ〜ッ!?
最近の世界スタンダードは
レコード剥き出し〜?(驚)。
U字型ポリの内袋が無いと
レコードにキズがついてしまうし、
透明外袋が無いと
ジャケットが汚れてしまう。。。
レコードをカバーしたいって思うのは
日本だけ?
それに内袋から出す時の
もどかしさというか
焦ったさが、これまたイイっ♪
のですが・・・(苦笑)
地球環境保護のため、
内袋は紙製にするという手も。
いろんなシーンでSDGsを考える
今日この頃です。
2021.06.18
日本絵画の名品展
「本展は撮影可能です」
入り口で係の方が仰いました。
その太っ腹な展覧会は
六本木・サントリー美術館で開催中の
「日本絵画の名品展」。
ミネアポリス美術館所蔵の
水墨画や狩野派、やまと絵、浮世絵など
室町から近代の日本絵画を
サクッと見て回れます。
ここであえて紹介したいのは
「阿国歌舞伎図屏風」↓
この体裁で描かれた似たような作品は
沢山残っていて、
太刀を持って舞台に立つ女性が
「阿国」だか「采女」だか
区別がつきにくいところですが、
幕に描かれた紋は「剣花菱」
=出雲大社を表している!
(チケットホルダーより↓)
やっぱり出雲の巫女出身(多分)
阿国です♪
チラシをよく拝見すると
「サントリー美術館 開館60周年記念展」
と小さな文字で冠が付いてました。
ああ、そうでしたぁ、
今はミッドタウンですが
私が学生の頃は赤坂見附の弁慶橋の
近くにありました。
還暦なんですね〜。
近い内にお祝いの気持ちを込めて
赤い服?赤い靴?赤いバッグ?
何か身につけて来なきゃ♪
おめでとうございます。
2021.06.17
松本公演初日
今日から「夏祭浪花鑑」
松本公演が始まる。
一昨日、松本入りし
まず松本城へ。
いつもは『お練り』があって
松本城が最終地点と決まっている。
お城を背景に
ご当地の皆さまへ
ご挨拶させてもらうが
今回は新型コロナ感染拡大予防のため
中止。
でも、毎回のルーティーンなので
やっぱり登城したい。
昭和27年、新しい文化財保護法で
国宝指定を受けた
松本城天守。
公式ホームページによると
文禄2〜3年説が有力だから
歌舞伎より10歳年上ってことになる。
日本で天守が残っているのは12カ所。
五重六階の木造天守として一番古い。
天守閣の梯子段、勾配がキツい。
てっぺんで市内を一望。
空の面積が広い。
空気が澄んでいて、遠くまで見渡せる↓
信州・まつもと大歌舞伎
22日の千穐楽まで
お客様もスタッフも僕らも
全員無事でありますように。
2021.06.16
大ゴジラ特撮王国
ハリウッド映画「ゴジラvsコング」の
予習のため、週末
散歩がてら東京ドームへ。
「大ゴジラ特撮王国」展へ行って来た。
割とおとなしめな雰囲気の
1954年に誕生した初代ゴジラ↓から
最新ゴジラまで
歴代のオールゴジラが
一挙に見られる。
映画ポスターやメカニックの造形物、
資料など、
その長い歴史を感じさせる。
ジオラマコーナー、頑張ってた↓
独りだから噛み付かれる体ができないけど(苦笑)
こちらはフォトプレイス↓
新型コロナの影響で
公開延期になっている新作が
ますます楽しみになってきた♪
2021.06.15
茅の輪と水無月
今日は一粒万倍日と天赦日が重なる
超ポジティブデー。
W幸運日は、今年最後デス。
雑誌をパラパラめくると
今年後半の占い特集が組まれてました。
あっという間に
一年の折り返し点
6月30日が近づいてます。
お若い方はご存知無いかもしれませんが
6月30日は「夏越の祓」。
半年間の穢れを祓い
心身共に健康に過ごせますように、と
茅の輪をくぐる
昔ながらの風習です。
その茅の輪、
東京・根津神社では
今日、設置予定です。
このブログをご覧になっている皆さまの
ご健康とご多幸を
お祈りしてまいりますね。
そして
「夏越の祓」に欠かせないのが
生菓子「水無月」↓
平安朝の頃から
氷室の「氷」を食べて
暑気あたりを防ぐという
慣習があったそうで、
三角形をしているのは
その氷をかたどったため。
食べるだけでできる厄払い、
美味しくて簡単♪
きっと何度も厄払いすると思います(笑)。
2021.06.14
ウルトラQ
毎週楽しみなTVが増えた。
「ウルトラQ」
1966年放送
円谷プロのあの名作!
今、NHKーBSプレミアムで
再再再・・・放送中。
亀蔵ライターコレクションより↓
想像力を掻き立てる
モノクロの良さ
ここにあり。
中でも「悪魔ッ子」は、
いまだに時々、夢にみてうなされる。
もはやトラウマ化している(苦笑)。
この回だけは見ない!と
心に誓っているのだが
嫁に見せてやりたいし・・・
どうしたもんか。。。
オープニングの音楽が
これまた、おどろおどろしい。
映画「007」のテーマ曲と
コード進行がほぼ同じだとわかったのは
最近のこと。
2021.06.13
芸術は爆発だっ‼︎
川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアムから
川崎市岡本太郎美術館へハシゴすると
なんと2割引!
これは行くでしょ(笑)。
因みに逆コースは割引きナシ。
大阪の万博公園や表参道の美術館には
何度も行ってるのに
ここは初めて。
常設展入口のライティング見事!
画像を待ち受けに。
“体験型美術館”だから
実際にオブジェに座って触れて。
この椅子、
色遣いが「ザ・岡本太郎」って感じ↓
帰り際に、うっかり見過ごしそうになった
シンボルモニュメント「母の塔」。
壮大で、大仏さまを見上げている気分に。
思わず手を合わせそうになった。
2021.06.12
藤子・F・不二雄ミュージアム
片岡亀蔵公式サイト新企画の話し合いで
川崎市へ。
会議は午前中で終了し
午後からフリータイム。
1月に書いた通り
僕はQちゃん好き。
まずは藤子・F・不二雄ミュージアムへ。
向ヶ丘遊園駅から向かう途中
オブジェが出迎えてくれる。
そしてミュージアムの屋上庭園では
藤子先生の世界が広がっていた♪♪♪
2021.06.11
上野鈴本演芸場
昨日は上野鈴本演芸場へ。
六月上席の主任(トリ)は
義兄弟の春風亭一朝兄。
今、寄席は「昼の部」だけ再開している。
客席最前列は封鎖され、
2列目から市松模様だ。
ふと頭をよぎる。
落語が聴きやすい席
高座を見やすい席ってどこだろう。
この春、お父上からの代替わりで
席亭になられた鈴木敦社長に聞いてみた所
「僕のおすすめは“通路横”。
全体的には歌舞伎と同じで
“とちり席”が見易いですね〜」との事。
飲み物を買いに行ったり
(今はソフトドリンクのみ)、
お弁当やおやつ・おつまみを買いに行ったり
(今は販売中止)、
トイレに立ったりするのに
便利がいいから、と。
噺家は、顔を右や左に振って
登場人物を使い分けるので
真正面よりややハスの席に座ると
噺家サンと視線があい
直接話しかけられているように錯覚(笑)、
より楽しめる。
何が何でも最前列!とか
一番後ろでしょ〜とか
こればっかりは好みだけれど、
実は、一番前の席って
表情が事細かにわかって嬉しい反面
ずっと見上げる形になる為
首が痛くなってもいい!という覚悟も必要。
これは歌舞伎も同じ。
今回、粋な取り計らいで
高座から客席を見せてもらった。
一番後ろのお客様まで
しっかり見える↓
鈴本演芸場様&春風亭一朝兄
ありがとうございました。
この様子は、
近日、動画公開(予定デス)♪