松島屋ないまぜ帖

2020年12月

2020.12.12

今年の漢字

  

12月12日は漢字の日。

京都・清水寺での“一文字”が有名ですが、

今年は14日に披露されるそうです。

  

僕なりの今年の漢字を、

清水寺よりひと足早く

したためました。

  

まずは

一年の振り返りから。

1月、例年通り国立劇場の初芝居。

2月、歌舞伎座で先の松嶋屋のおじさんの

追善興行でした。

  

そして3月。。。

新型コロナウィルスの影響で

明治座の幕を開けることができませんでした。

4月〜7月も

歌舞伎興行は一切行われませんでした。

  

8月、ついに歌舞伎座、開幕。

4部制で、客席は市松模様に。

9月はお休み。

10月は国立劇場で二役。

11月はお休み。

そして今月の歌舞伎座出演です。

  

ということで、お待たせしました。

想いを込めて、一筆で。

    

 “学び” の一年でした。

皆さまに幸多かれ!と

祈念いたしております。

     

2020.12.11

サザエさん

  

「もしかして、片岡さん?」

世田谷区桜新町の

長谷川町子美術館での事。

2階の展示室で、

突然、係員サンに呼び止められた。

  

「私、高校の時の・・・」

40年ぶりに会った同級生だった。

びっくりした。

  

アニメ サザエさんのTV放映スタートは

1969年10月。

僕の片岡亀蔵襲名は

1969年11月。

勝手にご縁を感じている所へもって、

同級生のアルバイト先だった。

  

しかも学芸部長サンの解説によると

サザエさん家の隣の伊佐坂先生は、

若い頃に歌舞伎の女形を目指すも断念、

小説家に転向したとのこと。

知らなかったぁ〜。

  

さらに長谷川先生、

かぶきの漫画を週刊誌「週刊朝日」に

連載なさってた。

  ↓これは文庫本

  

ご縁とご縁が重なって重縁♪

 

今年は長谷川町子先生の生誕百年で、

分館の記念館が夏にオープンしたらしく、

そちらも拝観。

ショップで、素敵な小皿を見つけて

親近感と嬉しさが倍増♪

   

   

2020.12.10

東京スカイツリーさんぽ

東京スカイツリータウンへ行ってみた。

ゆるキャラはクールジャパンだと思う。

大集合してる図、なんてインパクト大!

海外の方は驚くし喜ぶだろうなぁ〜

なんて考えながら、

ソラマチ5・6階にある

「すみだ水族館」へ。

  

ペンギンは屋内開放プールで

のんびりしてた。

手が届く位の距離!

柵が低くて見やすい。

ペンギンの身体の曲げ方、

次に何かの芝居をする時

役に立つかも?(笑)

  

帰りは、隅田川の上にできた

「すみだリバーウォーク」を歩いてみる。

とうきょうスカイツリー駅と浅草駅の間を走る

東武電車を、間近に見る事ができる。

鉄道ファン、嬉しいだろうなぁ。

天使の翼イルミネーションは3月まで。

 

  

 

2020.12.09

ベルナール・ビュフェ

  

渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムの

ベルナール・ビュフェ回顧展へ。

  

夕方6時まで開館しているので

仕事帰りに行くには、有難い。

  
人間をひょろひょろと独特のフォルムで

描くビュフェ。いいねぇ。

モディリアーニも好きだから、

そもそも僕は細長い人物像に

惹かれるようだ。

  

線が太くてハッキリしていたら尚更いい。

力強い輪郭線が好きなのかもしれない。

  

今回の展示には無かったけど、

ビュフェは歌舞伎を沢山描いている。

「暫」

「助六」

「車引」

「連獅子」などなど。

  

静岡にあるビュフェ美術館は

世界一のコレクションを誇り

2000点を有するらしい。

「ビュフェと歌舞伎」企画展、

発案しようかな。

  

  

2020.12.08

ペコちゃん

  

皆さまよくご存じ不二家のペコちゃんは、

昭和25年生まれなんですって。

  

「永遠の6歳」だから

古希とは言わないところがステキ♪

  

護国寺近くにあるオトワフジヤは

不二家の本社。

店員サン姿のペコちゃんが

出迎えてくれます。

  

  
今は4席のカフェコーナーもあるのですが

あえてのテイクアウト。

  

今日は歌舞伎座休演日なので

店舗限定販売の「窯だしカントリーマアム」で

ほっこりタイムの亀蔵です♫

  

2020.12.07

宇宙ミュージアム「テンキュー」

  

はやぶさ2、ミッション成功

おめでとうございます!

YouTubeに釘付けでした。

カプセルの火球、流れ星みたいで

綺麗でしたね〜。

まかり間違って東京でも見えないものかと

夜中の二時半にバルコニーへ出た私を

亀蔵は冷ややかに見ていました(苦笑)。

  

NASAの10分の1の予算で

世界初の偉業を次々に達成するJAXA。

立派です。日本、凄い!

  

記者会見で、100点満点の何点か聞かれた

プロマネの津田サンが

「10000点」と答えた時、

思わずガッツポーズしました。

  

ISSの野口さんも目視できたそうで、

よかったよかった♪

  

宇宙気分が盛り上がり、

東京ドーム横の

宇宙ミュージアム「テンキュー」へ

行ってみました。

   

定番のレトルトカレーや

鶏肉のクリーム煮、

ようかんをお土産に。

我が家は、“はやぶさ祭り”です♪

  

2020.12.06

はなぶさ

  

毎年、この時季に静岡から届けて頂く

英(はなぶさ)みかん。

温州みかんの一種です。

  

そもそも温州みかんは、

歌舞伎が始まった頃、

中国から鹿児島へ伝わった柑橘の種から

偶然できたと言われています。

  

その温州みかんとイタリアのみかんを

掛け合わせたものが

はなぶさみかん。

  

小ぶりで種がなく、

甘くて濃くて。

果物好きな我が家では、

一人でぺろりと5〜6個

いっきに食べてビタミン補給。

  

おかげで今日も亀蔵は、

元気に舞台に立てるというもの。

感謝です。

  

2020.12.05

  

昨日の仕事帰り、星空に包まれた。

東京、しかも有楽町マリオンで。

  

もう、お分かりですよね?

はい、プラネタリムです。

幾つかあるプログラムから

スタッフさんがセレクトしてくれたのは

Starry Globe 世界をめぐる星の旅。

  

上映時間40分。 

久し振りに満天の星を仰ぐ。

あ、この感じ。どこかで・・・。

  

そうだ!「俊寛」!

鹿児島の硫黄島で見上げたあの空!

2011年10月の三島村歌舞伎。

星が空から溢れて

落ちてくるんじゃないか?

いやいや、ジャンプしたら掴めるんじゃないか?

と思うくらい物凄い数の星を見た。

  

東京では普通に見上げることは難しいけど

いつも、ちゃんと、

星は、ある。

2020.12.04

笑福亭鶴瓶落語会

  

昨日、TBS赤坂ACTシアターへ。

笑福亭鶴瓶師匠の落語会。

  

2013年、師匠が歌舞伎座で

「らくだ」をなさった時、

なんと桟敷席にご招待いただき、

恐縮した。

  

あれから7年。

師匠の「らくだ」は久し振りだ。

落語は歌舞伎とサゲが違う。

  

終演後、楽屋へご挨拶に。

満面の笑顔で迎えてくださる。

「ほんまもんの“らくだ”来たでぇ〜」って(苦笑)。

   

2020.12.03

KAKI

 

「富有柿」

どなたが名付けたのでしょう。

福々しくて、縁起の良い

素敵な響き。

  

手元にある果物専門店 丸留さんの

栞によりますと、

岐阜県瑞穂市が原産で、

東北・北海道を除く各地で

栽培されているそうです。

  

ニュージーランド、イタリア、

フランス、イギリスなどでも

栽培されるようになり

世界中で「KAKI」として

愛されている、と。

 

日本の誇り!です。

  

        

  


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