松島屋ないまぜ帖

2020.11.29

め組の喧嘩の・・・

  

  

先週、東京・芝の大神宮へ。

江戸時代、ここで繰り広げられた

鳶(火消し)と力士のいざこざを

元にした芝居が、

「神明恵和合取組」

(かみかけてわごうのとりくみ)、

通称「め組の喧嘩」。

  

12月4日から

全国の映画館で上映されるので

おまいりに。

僕は九竜山という相撲取りの役。

  

  

あの時、洒落で

平成中村座は大相撲五月場所に

懸賞を出した。

懸賞旗は中村座の定式幕だったから

気づいた方も多かったと思う。

  

当時僕は、歌舞伎界の相撲部長(笑)。

どの取り組みに懸賞を出すか

15日間、毎日考えた。

締め切りは前日の夕方。

  

楽屋はいつも

相撲の話で盛り上がっていたし、

役者で揃って相撲総見もした。

両国国技館に響き渡った

「平成中村座 五月大歌舞伎」の

アナウンスが、

今も耳の奥に残っている。

  

  

        

  


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