松島屋ないまぜ帖
2020.11.23
国立劇場にて
1966年に開場した国立劇場にて
「勧進帳」の“上浚い”に参加。
簡単に言うと、
研修の成果を発表する会で、無観客。
お役は、常陸坊。
伝統歌舞伎保存会が、
研修事業の一環として行っている上浚い、
衣裳は着けず、稽古着のまま。
顔(化粧)もしないし、
鬘も着けない。
これを、歌舞伎用語で
「すず(づ)らすっぺ」。
「すず(づ)ら」は、素面。
「すっぺ」は、・・・・。
この二つの言葉は、多分、同義語。
「すっぺり」や「すっぴん」に
通じるのかも。