松島屋ないまぜ帖

2020.11.10

フィボナッチ数列

   

「フィボナッチ数列」

という言葉を、初めて知りました。

50年も生きてきて、お恥ずかしい。。。

  

この言葉との出会いは、

友禅の人間国宝でいらっしゃる

森口邦彦先生の作品展です。

  

  

会場の京都国立近代美術館には、

森口先生の友禅の着物が展示されていて、

普段滅多に見る機会のないデザイン画も。

  

三越のショッピングバッグを

デザインなさった事でも有名な森口先生。

実は、私、今回初めて、紙袋の

表と裏でデザインが違っている事にも

気づきました。お恥ずかしい。。。

  

先生は、表面と裏面を組み合わせ、

それを大中小さまざま並べて、190個。

リズム感と立体的な動きを醸し出しています。

  

「フィボナッチ数列による実りの木」

  

上方から差し込む光の角度が微妙に変化し、

濃い影を落としたり、

風の流れを感じさせたり。

  

自然の美も味方につけた

三越のショッピングバッグは、

圧巻!でした。

     

今日から後期の展示が始まります。 

12月6日まで。

 

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