松島屋ないまぜ帖

2025年10月

2025.10.31

ユトリロ展

#美術展ナビ#亀蔵meets最新版

新宿SOMPO美術館

『モーリス・ユトリロ展』の配信が始まった↓

 

  

今回の展覧会で

初めてユトリロの生い立ちを知った。

  

お母さんがシングルマザーで

モデル(=愛人)兼、画家だった

    

②幼少期、おばあちゃんに育てられていた頃から

絵を描き始め

独学だった

  

③10代でアルコール中毒になり

病院を転々とした

  

④晩年に結婚し

長生きした

  

ドラマティックな生涯で

人生の後半になって

ドンドン幸せになっていく

パターン。

  

絵の方は不遇な時代の方が

評価が高いそうだ。

  

絵そのものについては

#美術展ナビを読んで欲しい。

  

芸術の秋 

3回シリーズできっと

ユトリロを語れる人になれる。

2025.10.30

早見和真ワールド

毎晩、就寝前の小一時間は

本を読むと決めている。

雑誌も入れたら

月に10〜15冊くらいだろうか。

ハードカバーからライトノベルズまで

幅広く読んでいるつもり。

今は早見和真先生がお気に入り。

  

入門は『店長がバカすぎて』だった。

2020年本屋大賞ノミネート作。

僕の愛してやまない本屋さんが

舞台という事で親近感もあるだろうが

『新!店長がバカすぎて』

『さらば!店長がバカすぎて』は

タッチが軽妙。

読書が苦手な方でも

きっとあっという間に読める。

  

早見先生の

初の受賞作は

『イノセント・デイズ』

2015年日本推理作家協会賞に輝いた。

死刑囚となった女性が主人公で

慟哭の長編ミステリー。

    

『アルプス席の母』は

2025年本屋大賞にノミネート。

「全ての母に捧ぐ」

とでも言うべき高校野球小説で

心温まる作品。

  

今期TBS日曜劇場の

『ザ・ロイヤルファミリー』も

競馬好きとしてはたまらない。

こちらは山本周五郎受賞作。

   

と、ここまでで

オヤ?と思われた方も多いだろう。

そう、作風が毎回

全然違うのである。

  

読書の秋。

本で繋がるいろんな世界。

楽しくて仕方ない。

  

2025.10.29

東京国際映画祭2025

東京国際映画祭2025、開幕。

東京ミッドタウン日比谷では

レッドカーペットが華やかに行われ

1階のアトリウムでは

フォトスポットが設けられている。

  

   

オープニング作品

『てっぺんの向こうにあなたがいる』は

世界最高峰のエベレストに

女性として初登頂した田部井淳子サンの

実話&エッセイが

元となっている映画。

  

主演の吉永さゆりサンは

特別功労賞を受賞。

124本目の映画だそうだ。

  

山田洋次監督最新作

『TOKYOタクシー』からは

主演の倍賞千恵子サン・木村拓哉サンが

実際にロケで使ったタクシーが

展示されている↓

    

  

ナンバープレートが

思いっきり映画公開日で

洒落っ気たっぷり笑。

  

海外からの招聘作品も多く

こういう機会じゃないと

日本では見られないものも。

  

11月5日までの期間中

日比谷・有楽町・銀座・丸の内は

映画祭り。

2025.10.28

祝!NHK新人落語大賞

快挙!

我らが一朝一門の花っ!

一花サンが見事

NHK新人落語大賞を受賞♪

 

生放送の時はちょうど御園座出演中で

出番の合間にTVで拝聴。

  

一花さんは

夫婦間の女心

その機微を巧みに表現。

落ち着きプラス

おきゃんな感じプラス

間合い=絶妙!

  

2010年の大賞は一之輔師匠だったし

一朝一門は今

落語界で最大の人数を抱え

破竹の勢い

嬉しい限り。

お義兄サン

本当におめでとうございます。

一朝一門万歳!!!

  

今、NHKプラス

(NHK ONEに変わったんだっけ?)で

無料配信中。

11月1日(土)17:58まで。

 

  

生放送を見逃した方

是非ともご高覧を。

2025.10.27

ドドド

おかげさまで昨日

名古屋御園座興行は無事千穐楽。

ありがとうございました。

  

応援してくださった方

支えてくださった方

全ての関係者に

心から感謝しつつ

東京へ戻ってきた。

  

劇場が新しくなってからは

初めての出演だったことを除けば

勝手知ったる名古屋。

  

道路が広くて

人が少なくて

歩きやすいから

散歩が楽しい街。

タクシーも大渋滞とかがないから

乗ってて楽しい。

  

そうそう!

2500台ある名鉄タクシーの中で

7台だけ

シートカバーに“ドアラ”が付いている↓

  

  

更に2500台ある名鉄タクシーの中で

たった1台だけ

車体に「ドドド」と書かれている!と

タクシー運転手さんから聞いた。

  

あまりにも嬉しかったので

運転手さんに許可を取って

撮影させてもらった↓

 

  

2500分の1ですよ〜。

それも一ヶ月の滞在で!

我ながらラッキー♪

2025.10.26

尾張徳川家の至宝

御園座からタクシーでおよそ15分の所にあるのが

『徳川美術館』と『徳川園』です。

  

『徳川美術館』では

特別展『尾張徳川家 名品のすべて』が

11月9日まで開かれています。

  

     

此方は重要文化財

黒織部筒茶碗

銘『冬枯』↓

  

  

重要文化財

唐物茶壺

銘『松花』↓

  

 

数々の茶道具や能装束など

大名物を一目見ようと

全国から訪れる人が絶えないとのこと。

  

  

そして『徳川園』は

徳川御三家筆頭

尾張藩二代藩主・光朝公が

元禄時代に隠居所として

移り住んだことが起源です。

  

  

当時の敷地面積は

44ヘクタールだったそうですが

昭和6年

十九代御当主様から

名古屋市へ寄付され

今は2.3ヘクタールの

池泉式回遊庭園として整備

入場料150円で

一般開放されています。

  

これからの季節はきっと

紅葉が美しくなるに違いありません。

実は穴場かも?

秋が深まった頃に

もう一度訪れたい場所です。

2025.10.25

大須観音

今回の御園座顔見世興行

成功祈願として

護摩木を焚いて祈祷していただいたのが

大須観音。

御園座から車で5分という近さ。

  

  

大須観音略縁起によると

もとは尾張国長岡庄大須郷

=岐阜県羽島市大須に

能信上人が開いたお寺で

徳川家康公が名古屋を建設経営するにあたり

慶長17年に

この地へ移したとある。

  

そして今日10月25日は開山祭。

御開山・能信上人のご命日で

そのご遺徳を偲んで

開山を祝うのだとか。

  

大須観音の正式名称は

北野山真福寺寶生院。

北野天満宮の流れを引いている。

ああ、だから御紋が

天神様っぽいんだ。

  

  

観音様のお慈悲と

天神様のお智慧の

両方をいただけるとあって

これからの季節

受験生がこぞって訪れる

名古屋名所の一つである。

2025.10.24

NHK古典芸能への招待

NHK-Eテレのご案内です。

  

『古典芸能への招待』

歌舞伎座にて上演『仮名手本忠臣蔵』

七段目・十一段目をオンエア↓

   

  

10月26日(日)21:00〜

初回放送です。

亀蔵は斧九太夫で出演しております。

  

  

その忠臣蔵を

2回シリーズで掘り下げる番組

『芸能きわみ堂』の再放送も

ございます。

  

1回目は本日10月24日(金)

2回目は10月31日(金)で

放送時間はどちらも

13:10〜

どうぞお見逃しなく。

2025.10.23

名古屋めし<コンパル>

 

名古屋の喫茶店で

まるで“家の”みたいな

アイスコーヒーを出してくれるのが

大須万松寺通り近くの『コンパル』。

  

 

「アイスコーヒー」と注文すると

グラスいっぱいの『氷』と

デミカップ入りの『濃いホットコーヒー』が

別々に供される。

東京ではまず見かけたことがない↓

  

  

このホットコーヒーを

ドバッとグラスへ注ぐと

ちょうどいい塩梅のアイスコーヒーが

出来上がる。

  

ここでは是非とも

『エビフライサンド』を

注文して欲しい。

  

  

エビフライ3本と

溢れんばかりのキャベツの千切りと

卵のサンドイッチ。

その三つを繋ぐソースが絶妙。

 

お腹も心も満たされる。

名古屋めし

やっぱり好きだぁ。

2025.10.22

名古屋めし<スパゲッティ>

『名古屋めし』がブームになって久しい。

名古屋市文化交流局の調査によると

名古屋の主要な観光資源トップ3は

 

1位:名古屋城

2位:名古屋めし

3位:熱田神宮

だそう。

  

今日紹介するのは

名古屋めしから

スパゲッティ。

  

まずはヨコイの

あんかけスパゲッティ

『ミラカン』↓

 

  

「あんかけ」と言っても

「餡子のあん」ではないし

「醤油ベースのあん」でもない。

  

トマトベースの

ミートソースの具が溶けるまで煮込んで

とろみをつけたもの。

  

横井博さんが独自に開発し

1963年

スパゲッティハウスヨコイを開店。

  

今や地元の喫茶店だけでなく

同業他社が乱立し

名古屋市内のスーパーには

レトルト各種が並んで

家でも食べられている。

  

もう一つ有名なスパゲッティがある。

それが『鉄板スパゲッティ』

通称『鉄ナポ』とも呼ばれているのが

此方↓

  

  

矢場町駅近くの喫茶店

『やば珈琲』で撮影したもの。

  

ケチャップ味のスパゲッティが

鉄板皿にのっていて

とき卵がアクセント。

鉄板の熱で

すぐに薄焼きが出来上がる。 

昔ながらの赤いウインナーが特徴。

  

これはやっぱり「パスタ」ではなく

「スパゲッティ」と呼びたい

懐かしい味。

  

B級だとか味が濃いとか

なんやかんや言う人がいるが

名古屋めし

好き。

 

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