松島屋ないまぜ帖
2025年05月
2025.05.31
六本木の枇杷
六本木の交差点の近くを歩いていたら
枇杷を見つけた。
高さは3mくらいか。
鮮やかな橙色の実は
鶏の玉子くらいの大きさで
遠くからでも一際目立つ↓
それにしても
なんでこんな所に枇杷の木?
誰かが
街路樹の植え込みに
種子を植えた?
それとも
カラスが
どこかで枇杷の実を食べて
ポイって種子を捨てた?
陽当たりが良く
水はけが良い所を好むという枇杷。
東京のド真ん中だけど
育つ環境がぴったり合ったんだね。
よかったよかった。
2025.05.30
メトロウェルネスラリー
このブログをご覧の皆さまは
ボクが乗り物を使った
“スタンプラリー好き”だと
既にご存じかと。
先日チャレンジしたのは
『メトロウェルネスラリー』
“ウェルネス”と
わざわざネーミングされており
白金台から西新宿まで
デジタルスタンプをゲットしながら
地下鉄&徒歩で
10km巡った。
「足跡マーク」が
スタンプがわり↓
道路の傍に
八重咲きの
どくだみを発見↓
車でツーっと通過すると気づかない
東京に出会える。
2025.05.29
酒呑童子ビギンズ
2025.05.28
シュウメイ
おかげさまで
音羽屋サンの襲名披露
團菊祭
五月大歌舞伎は
千穐楽を迎えました。
『弁天』では
この日だけのサプライズ演出!
親子三代が並び立つ場面があり
お客様からは
驚きと喜びの
大きな拍手が‼︎
歌舞伎座での襲名披露は
演目を変えて
来月まで行われます。
どうぞご期待くださいませ。
“襲名”つながりで
“シュウメイ飯”をいただきました。
銀座筑紫楼
『香港式シュウメイ飯』
ご飯の上に
ネギソースがかかった蒸し鶏&
厚切り焼豚がのっていて
ちょっと珍しかったです。
2025.05.27
NHK番組のご案内
今年3月歌舞伎座で上演の
『仮名手本忠臣蔵』の一部が
NHKに登場します。
5月30日(金)21:00〜21:30
NHKーEテレ『芸能きわみ堂』
忠臣蔵2回シリーズの第1回です。
サブタイトルは
『掘って探って!忠臣蔵①
〜史実と芝居のギャップ〜』
歴史好きな方も
芝居好きな方も
常識をアップデートしたい方も
忠臣蔵について深掘りしましょう♪
2025.05.26
フットルースのサントラ
1984年5月26日
ビルボード1位になったのは
デニース・ウィリアムスの
『レッツ・ヒア・ボーイ』
亀蔵シングルレコードコレクションより↓
映画『フットルース』の
名シーンの一つ!
リズムの取り方や
ステップを教える場面で流れていたのが
この曲。
亀蔵LPレコードコレクションより↓
当時この映画のサントラからは
ケニー・ロギンズの
『フットルース』
ボニー・タイラーの『ヒーロー』
シャラマーの『ダンシング・イン・ザ・シーツ』が
シングルカットされ
人気だった。
この映画で
ケヴィン・ベーコンが
スターの仲間入りを果たす。
映画の内容はさておき
曲がすこぶる良い。
2025.05.25
百回記念公演
新橋演舞場で開かれている『東をどり』は
本年が百回記念公演。
謹んでお祝い申し上げ奉る次第にございます。
まず『筋書』に驚いた。
真っ白な背景に朱色の文字で『一』。
『白』に『一』を足して『百』!
大胆かつ
ひねりの効いた粋な表紙↓
新しい『緞帳』もお目見え。
まるで新体操の
リボンのように見えるのは
歌舞伎役者・中村隼人サンの
舞の軌跡を
モーションキャプチャーを使って
記録したもの。
昔から新橋の芸者衆を表す言葉は
「芸の新橋」。
昔の「一人一芸」から
近年は立ち方サンが
お囃子の稽古もなさり
その芸を披露する場でもある。
さらに今回
全国の花街の皆サンが
“花”を添える形でご出演。
昨日は金沢と長崎の芸者サン達が
ご当地ならではの珍しい踊りを見せてくださり
沢山学ばせていただいた。
全出演者とスタッフの皆サンに
心から敬意を表したい。
以前書いたと思うが
新橋芸者だった山花は
父(先代カタイチ)の養母で義母。
腹違いの姉の実の祖母である。
関係者の一人として
百回目を迎えた『東をどり』を
誇らしく思う。
1日2回公演で
上演時間はサクッと2時間ほど。
今日は博多&新潟古町&宮川町
明日は向島&札幌&先斗町
千秋楽の27日は東京五花街の競演。
滅多にない機会
是非おすすめしたい。
2025.05.24
名作家具を体験できる美術展
六本木の国立新美術館で開催中の
『リビング・モダニティ』展へ。
この展覧会には
『住まいの実験1920sー1970s』
というサブタイトルがつけられていて
1階と2階でメゾネット形式となっている。
その2階部分はなんと入場無料。
名作家具の数々に座ったり
触ったりすることができる↓
ミース・ファン・デル・ローエの
未完プロジェクト『ロー・ハウス』も
原寸大で再現されており
設えられた椅子にどっかり座って
空間を楽しむことができる。
モデルルームのような
生活感がない家に憧れるけれど
実際に住んでみたらどうだろう。
落ち着かないかも・・・苦笑。
2025.05.23
桃組公演
『桃組公演』を
初めて体験。
浅草演芸ホールで行われる落語の定席で
出演者が全員女性。
落語も漫才も
マジックも音楽パフォーマンスも
次から次に女性ばかり。
心なしか客席にいる男性陣の
ウキウキ感が伝わってくる。
笑い声はいつもの1.3倍くらいか。
拍手も大きい。
演者サンは
新作落語が多かった。
なんだかとっても
新鮮だった。
2025.05.22
今月の筋書表紙
今月の歌舞伎座筋書=プログラムの
表紙が秀逸。
日本美術院理事長でいらっしゃる
田渕俊夫先生の
「大地悠久・雲海富士」は
この上なくすっきり
きっぱりとしている。
田渕先生が飛行機に乗られた時に
窓から眺めた景色を元にされたそうだ。
富士山には雪が積もっていないから
『夏富士』だろう。
日本画なのだが
和にも洋にもどちらにも合う仕様。
金の文字が
襲名披露の豪華さを醸し出している。
童謡『ふじの山』は
♪あたまを雲の上に出し
で始まり
♪富士は日本一の山
がサビ。
まさか
純子姉サンの芸名に肖った
洒落(笑)?
ご先祖様は
この絵のように
遥か空の上から地上を見下ろし
襲名披露を見守ってくれているに
違いない。
團菊祭五月大歌舞伎は
残すところ5日となった。
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