松島屋ないまぜ帖
2025.02.20
なんしよーと
博多弁で「なんしよーと?」は
「何をしているの?」の意味で
地元では
軽い挨拶がわりにも使われます。
毎月1回
福岡の老舗カフェ
ブラジレイロで開かれている
“例会なんしよーと”は
各界著名人による講演会です。
その133回目は
サンクトペテルブルクチャイコフスキーシンフォニーオーケストラで
首席客演指揮者経験があり
国内外で活躍中の木村厚太郎氏と
木村厚太郎楽団のメンバーによる
生演奏&軽妙なトークでした。
木村氏によりますと
「機械を通した音ではない
“生の音”は
人間の鼓膜から脳と腸に響いて
セロトニンやドーパミンを出すと
脳科学の研究成果として発表され
脳の発達や認知症の予防などに
影響を与えることが
明らかになっている」
とのこと。
なるほど!
だから歌舞伎は
マイクを使わない役者の生の声
そして生演奏の音楽だから
聴いていて心地良くなるのか〜
と腑に落ちました。
「電子音より生の音!
それを子ども達に届けたい」
という木村氏の思いは
亀蔵と同じです。