松島屋ないまぜ帖
2025.01.09
デジタル北斎
初台・新国立劇場
出番の合間に
お隣の東京オペラシティタワーへ。
NTTインターコミュニケーション・センター
通称ICCでは
最新技術を駆使した
北斎の展覧会が開かれており
お馴染みの錦絵や肉筆画などから
その生涯をサクッと辿れる
構成になっている。
中でも
北斎が長野県の小布施に残した
生涯唯一の祭屋台の天井絵
4枚の原画は
高精細複製画での再現で
細かい部分まで眺めることができる↓
『真正の画工 創造と革新の道』
というタイトルは
北斎最期の言葉
「天我をして五年の命を保たしめは
真正の画工となるを得へし」から。
幕府や藩のお抱え「絵師」ではなく
あくまでも民間の「画工」として
自由に描きたいという
強い意志が感じられる。
こちらは
岩松院本堂天井絵『鳳凰図』
1/12縮小版↓
同じく1/2縮小版の高精細複製画が
NTT東日本・初台本社ビル
1階ロビーに展示されており
そちらは平日のみ見ることができる。