松島屋ないまぜ帖

2024.12.16

彬子女王殿下の本

書店に特設コーナーができている

話題の本を紹介します。

  

著者は

三笠宮家の彬子女王さま。

『赤と青のガウン

オックスフォード留学記』が

30万部を越える大ヒット!という

日本のプリンセスです。

  

品のある物腰や

コロコロとよくお笑いになるチャーミングさ

新橋演舞場『朧の森に棲む鬼』をご観劇の際は

一般人と一緒にカーテンコールまで楽しまれる

柔軟さを併せ持つお人柄は

唯一無二の存在です。

  

そんな彬子女王さまが

「ただの観光地ではない京都の魅力。

ちょっと視点を変えての街歩きを

楽しんでいただけたら」

と書かれた

『京都ものがたりの道』

(毎日新聞出版から7月発行)

  

もう一冊は

先週発行されたばかり

『日本美のこころ』

(小学館文庫)

    

  

日本文化や伝統工芸というと

とっつきにくいとか

特別なものという

イメージを持つ方が

いらっしゃるかもしれませんが

彬子女王さまは

「生活の中にある身近なものの

美しさや巧みさ

職人さんの力を感じてもらいたい」

とおっしゃいます。

  

ひいては

「子どもたちに

職業の選択肢を増やしてもらえたら

いいですね」とも。

  

子どもたちに

いろんな気づきやきっかけを

という事ですが

日本を知らない大人

=私も同じです。

  

竹工芸

煎茶

日本磁器

和紙などなど。

歌舞伎の黒御簾の話は

目から鱗でした。

  

彬子女王さまの

好奇心に

広い交友関係が加わり

話し上手、聞き上手、書き上手さが

縦横斜めに文章を紡いでいきます。

  

1話が短く

ちょっとした隙間時間に読めるのも

嬉しいです。

 

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