松島屋ないまぜ帖
2024.12.08
三味線で夏目漱石
新橋演舞場1回公演の日は
夕方5時からフリーとなる。
映画を観たり
買い物したりが常だが
12月6日は
常磐津英寿先生の三回忌追善演奏会へ。
「三味線の弾けない人にでもわかり
親しめる音楽を私は作りたいものです」と
380曲以上の作品を遺された
英寿先生。
満席の紀尾井ホールで
選りすぐりの5曲が
文字兵衛君はじめ
ご家族によって演奏された。
中でも『吾輩は猫である』が
楽しくて仕方なかった。
夏目漱石の本をちゃんと読んだから
物語がバッチリ頭に入っている。
浄瑠璃の作詞は
英寿先生の奥方。
猫の鳴き声「にゃあ にゃあ」は
なんと胡弓!
面白かったぁ♪
充実のフリータイムとなった。