松島屋ないまぜ帖
2024年05月
2024.05.21
デビッド・ボウイー
1983年5月21日
デビッド・ボウイーが
ビルボードのトップに。
アルバム『レッツ・ダンス』からの
シングルカットで
『レッツ・ダンス』
亀蔵レコードコレクションより↓
当時1,000万ドルと言われた契約金で
EMIアメリカへ移籍。
その第一弾だから
コケる訳にはいかなかった。
ナイル・ロジャース
プロデュースによる
ディスコ・ビート。
車のCMに使われていたから
懐かしい!と思われる方も
多いはず。
そして
一週間後の5月28日
大島渚監督作品
『戦場のメリークリスマス』が
公開され
日本においても
俳優デビッド・ボウイーの名が
知れ渡った。
ミュージシャンとアクターの
二刀流。
歌舞伎好きだったという。
2024.05.20
水なすの日
今日は『水なすの日』。
水分たっぷり
ぷっくりしたフォルムが可愛い
水なすは
大阪泉州地方の特産品です。
昔は農家の方が
畑の隅に植えておいて
夏場に喉を潤していたのだそうで。
毎年大阪から水なすの浅漬けが
糠付きのまま到来するため
糠は二次利用!
小ぶりな茄子や
胡瓜を漬け込みます。
毎日、糠と塩を足して
さっくりかきまぜて。
半月ほど楽しめる
この時季だけの自然の恵みです。
2024.05.19
三代豊国
天明6年5月19日
江戸本所の材木問屋に生まれた
歌川国貞。
のちの三代豊国である。
浮世絵というと
絵師と彫師と摺師による
共同製作で
和紙のものというイメージだが
絹本の肉筆画も残っている。
こちらは東京国立博物館所蔵
『八代目市川團十郎の助六』↓
説明書きによると
1844年
八代目が助六を初役した時の
姿だそうだ。
この八代目の俳名が
「白猿」だったとか。
役者絵が得意だった三代豊国。
画材も上質だったとみえ
180年経った今でも
鮮やかな色彩で
上品さと力強さを
併せ持っている。
2024.05.18
ライオンズのユニフォーム
2024年本屋大賞受賞作
『成瀬は天下を取りにいく』が面白い!
宮島未奈先生は
このデビュー作で
いろんな賞を14冠!
発行部数が電子書籍もあわせると
75万部を越えたとのこと。
ネタバレになるから詳しくは言えないが
成瀬は主人公の名前。
表紙の女子中学生↓
人からどう見られるかではなく
自分がどうしたいか
発想&行動力が
オンリーワン。
西武ライオンズのユニフォームを
こんなに眩しく思ったことが
かつてあっただろうか。
そうそう!
今年7月6日のみ限定で
西武のベルーナドーム来場者は
NEW YORKERの
タータンユニフォームが
無料でもらえる。
NEW YORKER
秋&冬コレクション2024で
披露されていた↓
西武ライオンズのユニフォーム
今、大注目。
2024.05.17
NEW YORKER
まだ夏が来る前だが
ファッション界では早くも
秋冬シーズン到来!
昨日は
#美術展ナビで
衣装協力して頂いている
NEW YORKERサンへ。
本社で開催中の
『秋&冬コレクション2024』に
お邪魔させてもらった↓
ニューヨークの
夜の煌めきをイメージし
生地の軽さや
着心地の良さ
手入れのしやすさなどを追求した
秋冬ものは
ディテールへのこだわりと
トラディショナルな品の良さが抜群!
流石、60周年!
老舗のプライドと
クオリティを感じさせる。
#美術展ナビ #亀蔵meets
次回の衣装も
NEW YORKERサンの。
是非とも注目して頂きたい。
2024.05.16
船乗り込み告知
来月は博多座出演。
2週間後5月30日(金)には
船乗り込み。
こちらは昨年の様子↓
「おかえりぃ〜!」
「待っとったよぉ!」
ご当地の皆さまの
温かい掛け声は
励みになる。
スケジュール詳細は
博多座公式サイトで
ご覧いただきたい。
今年も
博多人形師中村信喬さんの
描き下ろし『手拭い』を購入すると
船乗り込み式典に
参加できる↓
手拭いがチケット代わりとは
お土産にもなって
洒落てるなぁと
毎回思う。
今、インターネットで販売中。
2024.05.15
戸隠五社
2000年余りの歴史を刻む
戸隠神社の五社参拝。
パワスポ巡り
昨日の続き。
『中社』には
天岩戸にお籠もりになられた
天照大神に
出てきてもらう方法を考えた
天八意思兼命
(あめのやごころおもいかねのみこと)が
祀られている。
学業成就・商売繁盛の守り神。
その天八意思兼命の御子
天表春命
(あめのうわはるのみこと)が
祀られているのが『宝光社』で
女性と子どもの守り神。
そしてこちらは『火之御子社』↑
岩戸の前で舞を舞ったことで知られる
天鈿女命
(あめのうずめのみこと)が
御祭神。
芸能の神様として有名。
「戸隠」と聞いて
歌舞伎の「紅葉狩」を
思い出された方も
中にはいらっしゃると思うが
「そば」を連想される方が
大半かと。
宿坊が営むそば処では
神主サンが蕎麦を打ってくれると聞き
有り難みが増した↓
2024.05.14
パワースポット巡り
週末
長野県の北部にある戸隠へ
友人たちと旅行した。
目的地は
戸隠山麓に建てられた戸隠神社。
天岩戸伝説ゆかりの神々や
地主神が祀られている
五つのお社を総称して
『戸隠神社』と呼ぶ。
奥社参道にあるのは
樹齢400年と言われる杉並木。
かつて修験者や忍者が
修行したとも伝わっており
荘厳な雰囲気に包まれている。
歩いているうちに
世俗の塵が祓われるかのよう。
戸隠神社の本社が『奥社』。
『天岩戸』を渾身の力で開けた
天手力雄命
(あめのたぢからおのみこと)が
放り投げた岩戸が
ここまで飛んだと言われ
開運、心願成就、スポーツ必勝などに
御神徳があるそうだ。
奥社の隣は『九頭龍社』
九つの頭と龍の尻尾を持つ鬼を封じた
という伝説もあり
鎮座の年がわからないほど
古くから祀られている。
水を司る神様で
虫歯の神様も兼任とのこと。
明日は残り三社をご紹介。
乞うご期待。
2024.05.13
誕生樹
黄色のジャスミン?
スタッフ研修で訪れた
小石川植物園には
「キソケイ」と
片仮名で表記された樹木が↓
「木曽系?」
かと思いきや
調べてみると
「黄素聲」または
「木素聲」と書くそうで
「素聲」はジャスミンの中国名。
美女の名に由来するそうです。
枝が細く
風に揺れる姿はしなやかで
なるほど美人さん♪
ゴールデンウィーク頃から
咲き始める花は
直径2〜3センチほどで
ヒマヤラ原産。
明治時代に
日本へ渡来したと言われる
キソケイは
今日5月13日の『誕生樹』です。
初夏に相応しい
爽やかな風情を感じさせます。
2024.05.12
まるで油絵!?
都内にあって
ゆったり美術鑑賞でき
尚且つ
事前予約が要らない穴場の一つが
泉屋博古館東京です。
5月12日の最終日を前に
スタッフ研修で出かけたのは
『ライトアップ 木島櫻谷』
大正時代
住友家本邸に飾られていた屏風が
一挙公開!
『四季連作屏風』です。
「雪中梅花」
「柳桜図」
「燕子花図」↓
「菊花図」
「竹林白鶴」
6曲1双の屏風は
いずれも金が沢山で
眩いほど!
顔料を厚く盛り上げ
まるで油絵のような作品たちに
ただただ圧倒されます。
以前、このブログで紹介しました
会席料理用の揃いの漆器類を
覚えていらっしゃいますか?
器といい
屏風といい
どんな暮らしぶりだったのだろうと
スノッブな話で
盛り上がりました笑。