松島屋ないまぜ帖
2024.04.25
日光東照宮
昨日の続き。
東武日光駅からタクシーで5分ほど。
大谷川にかかる神橋は
昔は殿様でさえも
馬から降りて渡ったそうだ。
ここが
世界遺産の玄関口↓
日光東照宮は
皆様ご存知の通り
徳川家康公を
お祀りしている。
黒田長政公によって奉納された
石の鳥居の奥にあるのが
国宝の『陽明門』↓
聖人賢人など
500以上の彫刻が施されており
高さは11.1m
金が豪勢に使われていて
江戸の匠の技に圧倒される。
柱には昨日紹介した『グリ紋』が↓
門をくぐる時
天井を見上げたら
龍が描かれていた↓
龍といえば
薬師堂の『鳴き龍』も見事!
こちらは撮影できないので
是非とも現地で
体感して頂きたい。
『三猿』や『眠り猫』は
以前紹介したので
今回は割愛。
特別公開中だったのが
酒井忠勝公によって寄進された
『五重塔』↓
高さ36mで
心柱が“懸垂式”。
つまり地面から浮いている。
免震機能を携えた
珍しい工法で
なんと東京スカイツリーにも
応用されているそうだ。
江戸から平成へ。
匠の技が伝承されていることを知り
胸が熱くなった。