松島屋ないまぜ帖
2023.08.24
河井寛次郎
1890(明治23)年8月24日
島根県安来生まれの陶芸家
故・河井寛次郎先生。
以前、大きな臼を
ひっくり返して
テーブル代わりに
使っていらっしゃったのを
このブログで
紹介しました。
それを覚えていらっしゃった方から
河井寛次郎記念館の
絵葉書が届きました↓
郷里である安来の知人たちから
“燈籠”寄贈の申し出があったのを
あえて
“丸石”にしてもらい
あちこち動かした後
最終的に中庭に定めた河井先生。
子どものように
感動する心を失わず
ありとあらゆる物と事の中から
喜びを見出すお姿
茶目っけたっぷりです。
「何かの美
何かの感動
何かの驚き
何かのやすらぎを覚えて下されば
無上の喜びでございます」と
絵葉書に添えられた栞に
書かれていました。