松島屋ないまぜ帖

2023.04.09

サタデーナイトフィーバーな仏サン

京都にある東福寺は

紅葉の名所として有名だが

それだけじゃない。

  

上野の東京国立博物館で開催中の

特別展『東福寺』へ↓

  

 

「円爾(えんに)」が開山と言われても

今ひとつピンとこなかったが

「聖一国師(しょういちこくし)」と聞いたら

ああ!博多祇園山笠の!となる。

中国で禅を学んだ高僧。

  

聖一国師の話は

6月に改めてさせていただくとして、

そもそも

「東大寺」と「興福寺」の

一文字ずつを取っての

「東福寺」だとは

知らなかった。

  

今回のメインは

伝説の絵仏師・明兆による

『五百羅漢図』全幅大公開。

但し、会期中展示替えがある。

そりゃ、そうだ。

全部お引っ越ししてきたら

本家本元がすっからかんになってしまう。

立派に修復されて

解説漫画も添えられて

ちょっと楽しい展示方法。

    

あまりフューチャーされていないようだが

一番印象深かったのは『二天像』。

「え?トラボルタ?

サタデーナイトフィーバー?」

と思った。

その大きさと力強さは圧巻!

  

撮影OKコーナーには

紅葉の景色や

大きな仏様の手などがあって

画像のお土産ができる↓

   

 

  

リアルお土産のテッパンは

『はなくそ』。

この御供を毎年受ける人は

長患いしないという

言い伝えがあるそうだ↓

  

  

京都の東福寺

今の時季は青もみじが美しい。

明兆の『大涅槃図』が修復されて

今月15日から東福寺法堂で

特別公開が始まる。

京都へ行かれる方

必見ですよ。

        

  


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